【書評:1351冊目】メモの魔力(前田裕二)

【日常を可視化するメモの魔力】
SHOWROOM社長・前田裕二氏が、「記録するメモ」から「知的生産するメモ」への進化が生き方そのものを変えると提起し、その”メモの魔力”を余すところなく指南する一冊。

■この本の紹介文

メモ。
あなたにとって、どんな存在ですか?

 

本書は、すべてのヒントは日常にあると提起し、「記録するメモ」から「知的生産するメモ」へ進化させることで日常を可視化できるようになると指南する一冊。

 

ちょっとした情報を書き留めておく。
多くの人にとって、メモとはそういう存在だと思います。

 

著者は、これではメモの力をまったく引き出せておらず、勿体無いと指摘。
夢を持ち、熱を生み、人生を大きく動かせるようになるまでに、メモの使い方を昇華させることを提唱しています。

 

昇華させるとはすなわち、単に情報を記録するメモから知的生産するメモへと、メモの使い方を変えることです。
そのための方法が、余すところなく収録されています。

 

自分の中にあるメモの意味づけが変わる内容です。
そして、「メモを活用しよう」という”熱”が湧いてきます。

 

メモによって日常を知り自分を知る。
そこから生まれる力は、まさに魔力と呼ぶにふさわしい。

 

◆巻末の自己分析1000問は圧巻!

■本がわかる!15の要約ポイント

一見価値のなさそうな、普通の感覚では誰もがスルーしてしまう小さな事象でさえ、メモすることで、それはアイデアになる。
メモの魔力は、日常をアイデアに変えるのです。

 

「過去のファクトを思い出す」という余計なことに思考の時間を割かないために、メモをするわけです。

 

●メモによって鍛えられる5つのスキル
①アイデアを生み出せるようになる(「知的生産性の向上」)
②情報を「素通り」しなくなる(情報獲得の伝導率向上)
③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

 

僕のメモ術のエッセンスは、シンプルに3点です。
①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する。
この三つに尽きます。

 

メモを書くときにはできるだけ、「4色ボールペン」を使うようにしています。
その際、「黒」「緑」「青」「赤」という4色それぞれに、意味を持たせています。
色分けの軸としては、「主観or客観」と、「重要度」の二つがあります。

 

一番重要なのは、抽象化する際の「問い」です。
自分に、「What?」を投げかけるのか、「How?」を投げかけるのか、「Why?」を投げかけるのか。
シンプルですが、抽象化のコツをつかむ上で、これがとても重要です。

 

単純に「自分の感性に引っかかる言葉」を一つでも多く書き留めておくことをお勧めします。

 

抽象化能力を引き上げるに当たって、もう一つ、マストで身につけておくべきことがあります。
それは、「自分を一歩引いて客観視する癖」です。

 

今さら「自己分析」をすることはつらいかもしれません。
できれば目を背けたい、自分の嫌な部分が見えてくるかもしれません。
ただ「やらなければならないこと」が次第になくなっていくこの世界において、「自分が何者か」「何をやりたいのか」を見つけることは重要です。

 

「転用」は本当に大切です。
「人生をかけて、この分野で大きな挑戦がしたい」ということがわかったとしても、「じゃあ今この瞬間、それに向けて具体的に何をするの?」ということが決まらないと、何も前に進まないからです。

 

●「言語化」で夢は現実になる2つの理由
(1)マインドシェアの問題
(2)言霊の力

 

この工程を経ることで、夢に曖昧さがなくなり、逃げ道がなくなっていきます。
夢をかなえるに当たって、自分自身に、言い訳ができなくなるのです。
「こんなに努力しているのに夢がかなわない」ではなくて、「やるべきことが具体化できていないから夢がかなわない」ということに気づける。
これは、大きいです。

 

勝負は、書くか書かないか。
もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという、「生き方」の問題なのです。

 

あくまで自由に、まずは書いてみる。
間違ってもいいんだ、自分のやり方が正解なんだ、書くことが一番大事なんだ。
そう思って、肩の力を入れすぎないことも、習慣化するためのコツです。

 

あなたは、明日を強く生き抜くための「熱」を、持っているか。
「ペン」を、持っているか。
「メモ帳」を持っているか。
そして、この本を閉じたあとに、「メモ魔」になる心の準備は、できているか。
メモの魔力を手にしたメモ魔が、一人でも増えますように。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1351-1】「具体と抽象(細谷功・著)」を読む

【1351-2】引っかかった言葉をどんどん書き留める

【1351-3】本書を真似てメモを書く

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】メモの魔力
【著者名】前田裕二著者情報
出版社幻冬舎
【出版日】2018/12/24
オススメ度★★★★☆
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワード発想力情報整理自己対話
【頁 数】254ページ
【目 次】
第一章 メモで日常をアイデアに変える
第二章 メモで思考を深める
第三章 メモで自分を知る
第四章 メモで夢をかなえる
第五章 メモは生き方である

 

この本が、あなたを変える!

 

前田裕二さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:1351冊目】メモの魔力(前田裕二)
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