【書評：1348冊目】マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる本（藤井英雄）

【心をリセットする7つの言葉】
心のトリセツ研究所代表・藤井英雄氏が、マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる方法を、対話形式で解説する一冊。実践する度に、人生が楽しくなる！

■この本の紹介文

自分は今のままで大丈夫だ。
あなたは、こう思えますか？

本書は、マインドフルネスとアファメーションを組み合わせた「自己肯定感を強くする方法」を、対話形式で解説する一冊。

自己肯定感とは、
「あるがままの自分で大丈夫だと思える」感覚。

マインドフルネスとは、
「今、ここ」に生きることでネガティブ思考を客観視するスキル。

アファメーションとは、
肯定的な言葉を使って自分で自分に宣言すること。

この本では、マインドフルネスのスキルと7つのアファメーションを使って、自己肯定感を高めていきます。
高める目的はただ1つ、「人生をより幸せに生きるため」です。

とは言っても、高める方法をすぐに理解するのは難しいもの。
そこを、自己肯定感の低い主人公ハルカとカウンセラーの師匠との対話ストーリーをとった構成が、うまく助けてくれています。

興味があるけど難しそうと躊躇している方に、特にオススメな内容。
言葉にするとなかなか理解が難しいマインドフルネスの感覚を、わかりやすく掴ませてくれます。

不透明さや不確実性が増す昨今。
自分で「自己肯定感」を高め保つことの重要度も増しているのです。

自己肯定感は自分で高めていくことができます。
「今のままで大丈夫とは言えないな」と思うのなら、本書から高めていきましょう！

◆「今のままで大丈夫」と思える自分に。

マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる本

藤井英雄廣済堂出版 2018-12-19

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■本がわかる！１５の要約ポイント

感情は思考の結果である

自分のネガティブ思考に気づいたら、その思考に”自己嫌悪””嫉妬””うらみ”などと名前をつける、つまりラベルをつける。

「やろうとすれば必ずできるけど、心理的抵抗があり、していなかったもの」を見つけてチャレンジするといい。

思考や感情に気づいておけば、イヤな気持ちが小さくなる効果のほかに、なぜイヤなのかの洞察やこだわりからの解放が得られる。
そんな中で、自然と湧いてくる「洞察」がポジティブ思考の進化した形なのだ。

気づければ「課題」、気づけなければ「難題」になってしまう。

役にたつものだけに自分の都合で感謝するのではなく、目にするもの、耳にするもの、さわるもの、考えること、出会った人、すべてに学びがあると考えて感謝するほうがいい

自分が出会ったネガティブなことにはすべて何か意味があると考えてみると、その存在を肯定できる。

「自分を愛する」とは、「あるがままの自分を客観視して理解する」ということ

自分が何に執着しているのか、何を恐れているのかに注目して生活する

話をじっくりと聞くことは、とても強力に愛を伝える方法

イヤイヤ引き受けるぐらいなら、いっそ早く断ってしまったほうがいい。

すべての行為は自分で行った選択の結果だと覚悟を決めること

頼まれごとを引き受けるときは、自分の意思で主体的に引き受ける。

今、ここに生きて
今、目の前にある課題に集中し、
自分自身を愛することが幸せの秘訣。
そして、それがすでにできる人を演じていけば、いつか本物になる

アファメーションを唱え、感じているネガティブな感情にラベルをつけてみる。
そして、そのときの心の状態を実況中継してみる

■これをやろう！３つの実践ポイント

【1348-1】ネガティブ思考に、ラベリングをする習慣をつける

【1348-2】イヤな感情があるなら、誘いは早めに断ると決める

【1348-3】すべては自分が選択した結果と覚悟を決める

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】マインドフルネスと7つの言葉だけで自己肯定感が高い人になる本
【著者名】藤井英雄・著者情報
【出版社】廣済堂出版
【出版日】2018/12/19
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】メンタル、自己対話、引き寄せ
【頁　数】215ページ
【目　次】
ホームルーム自己肯定感を強めればすべてがうまくいく!
1時限目マインドフルネスは自己肯定感を強化する
2時限目トラブルや不運はわたしが変わる種
3時限目すべてに感謝すると新しい人生が始まる
4時限目自分自身を愛する究極の方法
5時限目人を愛せるわたしになる
6時限目ワクワクするだけで人生が動き出す
7時限目今こそ本当の幸せを手に入れる