【書評:1290冊目】職場のアホを撃退できる! 都合のよすぎる方法(イェンツ・ヴァイドナー)

【損をしないキレ方のススメ】
犯罪学教授・イェンツ・ヴァイドナー氏が、人間関係で悩まないために、いい人と攻撃性のバランスを整えることを提唱する一冊。職場のアホを撃退できる都合のよすぎる方法とは?

■この本の紹介文

面倒になりたくないから争いは避ける。
このように思ったことはありますか?

 

本書は、ただ避けるだけでは問題の根本解決にならないと指摘し、通すところはきちんと通す「ポジティブな攻撃性」を整えることを提唱する一冊。

 

面倒になりたくないから、逃げたり流したりする。
すると、さらに面倒な絡みをしてくるようになり対処に困る。

 

このような状況になってしまった経験があると思います。
本当にイライラしますよね。

 

もちろん、相手が問題を抱えていることは事実です。
ですが、自分が相手の攻撃にきちんと対応しないことで傷口を広げているのも事実であると、著者は指摘します。

 

そう、波風を立てずに「いい人」でいるだけではダメなのです。
通すところはきちんと意見を通す「攻撃性」ももっているべきなのです。

 

この点を「ポジティブな攻撃性」という言葉で説いていきます。
読むにつれて、ただ「いい人」でいることの無意味さが浮き彫りになっていきます。

 

・溜め込んで溜め込んだ末に発狂的にキレてしまい、取り返しのつかない事件を起こす
・突如キレるので、何に対してキレているのか相手に理解されず、逆に悪者扱いされる
・「いい人」を演じながら、SNSの裏アカウントで暴言を吐き出す

 

ときに、ニュースに発展するこうしたことも、「ポジティブな攻撃性」を使えていないひとつの証なのかもしれないと感じます。
と同時に、「空気を読む」「忖度する」など周りを気にする日本人こそ、「ポジティブな攻撃性」は学んでおくべきだと強く思いました。

 

まずは、P.105〜の「ペペロニテスト」をやってみましょう。
あなたの現在の「攻撃性」を知ることができますよ!

 

◆自分の中の攻撃性を否定しない。

■本がわかる!15の要約ポイント

攻撃性は、否定したり完全に抑圧したり、ましてや捨てたりできるものではありません。
人間が基本的に持ち合わせているもので、生き残りのための重要な機能を担っています。

 

言いたいことを我慢せず、「嫌だ」と言うことを学習すれば、人から今よりきちんと扱われます。
譲歩しすぎて傷つくことも減るので、健康にも良いのです。

 

●キャリアをダメにする5つの攻撃性
①衝動的攻撃性
②欲求不満による攻撃性
③過去への復讐
④劣等感の埋め合わせ
⑤自己攻撃

 

「失敗は許されるが、挑戦しないことは許されない」というのが行動原則です。

 

●ポジティブな攻撃性を発動する8つの行動
その1:力で自分を押し通すほどの目標なのかを再確認する
その2:勝率が50%ない場合は戦わず、味方になってもらう
その3:先手必勝!早いうちから、自分の考えを人前で話す
その4:不平家、負け犬、心配性とは距離を置く
その5:攻撃を受けた先には、大きな報酬が待っていることを楽しみにする
その6:防御の言葉を用意しておく
その7:自分に関する悪いうわさには即座に対応する
その8:敵の分析は定期的に行う

 

生き残りや自己主張のために、多くの経営幹部が攻撃性という手段を選びます。
攻撃性は、競争の中で、自分の力が弱まっていくと予想される時に表面化します。

 

・洗練された態度を取りましょう。紳士になりましょう
・申し合わせは守り、分かりやすく行動しましょう
これだけです。
これを守りさえすれば、あなたを戦略的パートナーに選んだことを後悔する女性はまずいないでしょう。

 

まず「ペペロニテスト」をやってみましょう。(P.105)
あなたの辛さ、すなわち攻撃性や闘志を測定します。
辛さのレベルに応じて、唐辛子にたとえながらあなたを分析していきます。

 

自分の弱みを知ることは、他人の弱点を見る目も養います。

 

自分が置かれている立場の分析が必要なのです。
これは、あなたにとって最も強硬な敵は誰か、一番大事な支援者は誰かを知る上でも大切です。
役割がどのように分担されているかを知って初めて、ポジティブな攻撃性は効果を発揮するのです。

 

立場の弱い人の提案を(たとえそれが良いものでも)絶対に支持してはいけません。
自分までパワーゲームで弱い立場にあると思われてしまいます。

 

すべての防衛レトリックは、まず「ノー」と言うところから始まります。
ただし「ノー」と言う時に、その理由を言ってはいけません。
言いがかりをつけてくる相手は、あなたの「ノー」を骨抜きにするための十分な反論も用意しているはずですから。
理由の代わりに言うべき言葉は、ただ一言。
「なぜだめなのか、自分でよく考えてみてください」。
そうすると、どれだけの人が本当にいろいろ思いをめぐらし始めるか、きっと驚きますよ。

 

「人は、人生で必ず二度は会う」と心得ましょう。
自分が引き起こした小さな嫌がらせでも、大きな卑劣行為でも、ブーメランのように自分のところへ戻ってくるということで。
ですから、恥知らずな行為はやめておきましょう。

 

人に攻撃の隙を与えてはいけません。

 

ペペロニ戦略が目指すのは、あなたの中に自然に宿る力、あなたのすばらしいアイデアや計画を逆風に負けずに実現させるための、ポジティブで戦略的で建設的な攻撃性を目覚めさせることなのです!

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1290-1】気乗りしない誘いをまずは1回断ってみる

【1290-2】P.105のペペロニテストを定期的にやる

【1290-3】人の悪口は言わない

 

■ひと言まとめ

守るために、攻めよ!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】気が小さくても立場を悪くせずとも職場のアホを撃退できる! 都合のよすぎる方法
【著者名】イェンツ・ヴァイドナー
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2018/8/22
オススメ度★★★☆☆
こんな時に人に疲れてしまったときに
キーワード職場環境人間関係メンタル
【頁 数】224ページ
【目 次】
序章 いい人をやめる必要はない。ちょっと変わればいいだけ。
第1章 ストレスは無理して抑えるな。
第2章 攻撃性のうち9割は、発動させてはならないもの
第3章 攻撃性の中で唯一推奨されている「ポジティブな攻撃性」とは
第4章 敵を知ることで、ポジティブな攻撃性は発動させやすくなる
第5章 自分の攻撃性や闘志を知ると、ポジティブな攻撃性はもっと発動させやすくなる
第6章 職場環境を知ることで有利な立場になれる
第7章 効き目は折り紙付き!ポジティブな攻撃性をさらに強める行動
第8章 禁断の秘技「中和の技術」

 

この本が、あなたを変える!

 

イェンツ・ヴァイドナーさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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