- 2017-9-20
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- ★★★★☆, ディスカヴァー・トゥエンティワン, 問題解決, 家入一真, 生き方, 生き方に迷ったときに, 社会
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【大きく動き始めた”小さな経済圏”】
活動家・家入一真氏が、「お金がすべての社会」から「なめらかなお金がめぐる社会」へと資本主義のアップデートがはじまったと提起し、「小さな経済圏」という生き方を問う。
社会という存在。
あなたにとって、近い存在ですか?遠い存在ですか?
本書は、グローバル経済に代表される「大きな経済圏」の裏で、クラウドファンディングに代表される「小さな経済圏」という新しい経済の潮流があることを、あなたに気づかせてくれる一冊。
「自分が今いる場所は、本当に望んだ居場所なんだろうか?」
「なにかと理由をつけて、今その場所にいることを正当化しているだけじゃないだろうか?」
読みながら、こんな感情が浮かんできました。
現代社会は、さまざまな可能性を追求できる社会です。
言い換えれば、自分が幸せだと感じる居場所を、自分で確保できる社会なのです。
この本では、居場所を確保する仕組みとして、クラウドファンディングをはじめとする「小さな経済圏」という、新しいお金・新しい経済の姿を浮かび上がらせていきます。
社会の存在が近いと感じるなら、大きな経済圏の中に、望む居場所があるのです。
社会の存在が遠いと感じるなら、大きな経済圏の中に、望む居場所がないのです。
この本で、「小さな経済圏」という潮流をあなたは知ります。
それをどう活かすかは、あなたがどこに居場所を求めるかによります。
できる・できないではなく、どうありたいか。
ここから逆算することで、「小さな経済圏」との付き合い方が決まります。
あなたは、どう付き合っていきますか?
◆お金の流れが変わり始めた。
大切なのは「どんな生き方がしたいか」であり、それは「自分にとっての幸せとはどこにあるのか」を探るということだ。
社会の価値観は「大きいことはいいことだ」から「小さいことはいいことだ」へと変わろうとしている。
現代の日本は課題の多い国だけど、同時にとても成熟した状態にあり、最上位の「自己実現欲求」(マズローの欲求五段階説)に突入しているのだ。
つまり、目的が達成されること自体に喜びがあり、お金は付随的なものにすぎないということだ。
もしかしたら、「なんのために生きてるんだろう?」という質問自体がピンボケしているのかもしれない。
僕は「各自が自由に、自分の幸せを追求できる社会」をCAMPFIREで実現しようとしている。
クラウドからフレンドファンディングへ。
「お金”で”もっとなめらかに、お金”を”もっとなめらかに。」をビジョンに、お金がコミュニケーションと共に流通する、個人を中心とした、小さく、そしてやさしい経済圏を作っていきたい。
●バーニングマン10の原則
(1)どんな者をも受け入れる共同体である
(2)与えることを喜びとする
(3)商業主義とは決別する
(4)他人の力をあてにしない
(5)本来のあなたを表現する
(6)隣人と協力する
(7)法に従い、市民としての責任を果たす
(8)跡は何も残さない
(9)積極的に社会に参加する
(10)「今」を全力で生きる
もしかしたら財布や銀行口座にお金を貯めていくのと同じような感覚で、僕らは信用力という貨幣をスマホに貯めていく時代が来るかもしれない。
ただ場所があるだけではダメで、大事なのはそこで形成されるコミュニティであることを忘れてはいけない。
成功してもらうためにフォローはするけど、それがうまくいくかどうかは市場に委ねたらいいというのが僕の考え方だ。
そもそもプラットフォーマーはプラットフォームの提供に徹していればいいのであって、「こんなプロジェクトはダメだ」といった判断を運営者が下すこと自体、おこがましい。
人のマインドを変えるには情報が不可欠だ。
日本中にある小さな物語をもっと発信していけば、「自分もその物語に参加したい」と思ってくれる人が増えるかもしれない。
プラットフォーマーとして、自分たちの描く未来にどういった負の側面があるのか、ということに常に自覚的でいなくてはならない。
重要なのは過去のデータだ。
それを分析していけば、様々な信用の基準が見えてくるはずだ。
ビジネスであろうとなんであろうと、やるべきことが決まっているなら、あとはそれをどれだけ早くやるかが大事というのが僕の考え方。
行動を起こすときに言い訳になるような障害がない、なめらかな状態。
選択肢を増やすということは突き詰めるとそういう社会のことだ。
そんな自由な社会をどう滑走していくのかは本人の生き方にかかっている。
【1056-1】「自分にとっての幸せとは?」を書き出す
【1056-2】「できない」と思ったら、「どうすればできるか」を考える
【1056-3】CAMPFIREのサイトをじっくり閲覧してみる
”最高の居場所”を追求できる時代を生きている。
【書籍名】なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
【著者名】家入一真
【出版社】ディスカヴァー・トゥエンティワン
【出版日】2017/8/26
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】生き方、問題解決、社会
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 「いい社会」って何だ?
第2章 21世紀型の生き方と「小さな経済圏」の試み
第3章 小さな灯をともし続ける
この本は、あなたが変わるきっかけになるかもしれません!
家入一真さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
◎出版社「ディスカヴァー・トゥエンティワン」の書籍ページはこちら!
◎本書で紹介されている「CAMPFIRE」のサイトはこちら!
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