【シェア読書:853冊目】「良い質問」をする技術(粟津恭一郎)

【質問のプロが辿りついた境地】
コーチ・エィ取締役・粟津恭一郎氏が、「良い会話は良い質問から始まる」と説き、思考を重ねてきた聞くプロが教える本質的な質問の技術を紹介。一生モノの「良い質問」が身につく。

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1分間紹介文
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会話をしていると、たまに経験する。
フッとした問いかけで、急にコトバが内から溢れ出てくる。
その問いかけこそ、この本で伝える「良い質問」である。

 

本書は、エグゼクティブコーチとして日本で最も多く質問をした自負をする著者が、「良い質問をする技術」を手に入れることができれば人生が変わると説き、そのテクニックを紹介した一冊

 

良い質問には、自分と周囲の人々の人生を、より良い方向へ変える、大きな力がある
これがこの本の骨格を成している。

 

「良い質問」「悪い質問」「軽い質問」「重い質問」
質問は大きく分けてこの4つの分類ができる。
各分類の特性について、多くのパターンを解説していく。

 

この解説をとおして質問を深掘りしていくことで、質問の本質に自然と近づいていける。
まさに、質問づけになれる一冊だ。

 

あなたの質問力を引き出すテクニック。
学び忘れがないように。

 

◆質問の質が人生を決める!
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本がわかる!15の要約ポイント
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人間がどのような行動をするかは、自分自身に対する質問の内容次第で決まるのです。
ということは、「質問を変えれば、行動も変わる」ことになります。
「良い質問とはなにか?」という問いへの私の回答もここにあります。
問われた人が思わず答えたくなる、新しい気づきを与えてくれる質問こそが「良い質問」なのです。

 

人というのは皆、できれば他人から言われて行動を起こすのではなく、自ら気づいて行動を起こしたいと思っています。
そうした自発的行動を促すのに最適なのが、「良い質問」をすることなのです。

 

「質問は、人の中に内在化する」

 

成功体験には、その人のことを知るためのヒントがたくさんつまっています。
どんな人でも、過去の経験が、少なからず、いまその人自身が大切にしていること、目指していることの礎になっているものです。

 

相手のことを否定するメッセージが含まれる質問は、ほぼ確実に、関係にマイナスの影響をもたらします。
質問をするときには、無意識のうちにそのような「相手の否定」をしていないか、気をつける必要があるのです。

 

多くの人の中に大小さまざまな「未完了」があります。
こうした「未完了」をできる限り「完了」させ、減らしてもらうことも、エグゼクティブ・コーチングの目的なのです。

 

オープン・クエスチョンを続けていくことで、自然とたくさんの「良い質問」をできるようになるはずです。

 

会話の中で次の質問のキーワードになる言葉が出てきたら、必ずそれをメモしておく。

 

「コンサルタントはアドバイスをするが、コーチはアドバイスをしない」

 

「良い質問」をするためには、「あなた」すなわち質問相手その人について聞く、という姿勢が大切です。

 

質問をしたあとには、必ず相手に対して、「フィードバック」を行ないます。
答えを「聞きっぱなし」ではいけません。
単純な質問と回答だけであっても、「ありがとう」とお礼を言ったほうがいいでしょう。
そして質問と回答がまとまった分量になった場合は、「あなたが答えを聞いて、どう感じたか、なにを思ったか」をきちんと返すことで、はじめてコミュニケーションが完了します。

 

「良い質問」をしたいなら、すなわち質問の相手に「気づき」を与えたいなら、相手にとって「新しい質問」「自分が問いかけたことのない質問」をすればよいことになります。

 

「良い質問」を作るための効果的な方法は、本人の中で内在化している質問に近いけれど、「盲点」のように見逃しているポイントを探すことなのです。

 

●内在化した質問を探るための「三つのV」
(1)Vision:ビジョン(手に入れたいもの)
(2)Value:バリュー(価値観)
(3)Vocabulary:ボキャブラリー(よく使う言葉)

 

●自分自身に「良い質問」を投げかける方法
(1)自分の「三つのV」を探る
(2)自分に質問をする時間をとる
(3)自分に定期的に質問する

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【853-1】「あなた」の視点で質問を考える

【853-2】会話で気になったキーワードはメモする

【853-3】3つのVを定期的に質問する時間をとる

 

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今回のまとめ
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質問は、可能性の宝庫。

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】「良い質問」をする技術
【著者名】粟津恭一郎著者サイト
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2016/9/30
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】聞く力を身につけたいときに
【キーワード】ことばのチカラ人間関係決断
【頁 数】176ページ
【目 次】
第1章:質問はなぜ重要なのか?
第2章:質問は四つに分けられる
第3章:「良い質問」をするコツ
第4章:「良い質問」の作り方

 

気になったら、今すぐお手元に!
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粟津恭一郎さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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