
【聞き上手と話し上手の好循環!】
ドリームインキュベータ代表取締役会長・堀紘一氏が、「あなたの話し方が変われば相手は変わる」と提起し、心を動かす話し方に通じる、コミュニケーションの本質に迫った一冊。
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■1分間紹介文
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ボストンコンサルティング時代から5000回以上の講演を重ね、”コンサルティング業界随一の本質論者”と称される堀紘一さんが、「話すことについて」その本質に迫っていく。
「言いたかったことはそこじゃないんだよな」
「言ったのに聞いていないって何だよ」
「何が言いたいのかよく分からないプレゼンだな」
今日も職場でコミュニケーションストレスを溜めてしまったのなら、この本はそのストレスを低減してくれ、明日の職場へと背中を押してくれる。
本書は、『あなたが本質を理解したとき、あなたの言葉は相手の心を自然に動かす』ここに到達するために、あなたが今日から意識して取り組むべきことを紹介した一冊。
テクニックではなく中身を。
どう話すかではなくどう伝えるかを。
本質を追求していくことで、その度合いに比例して、あなたの話す言葉も洗練され、相手の心の響くようになる。
これが本書のメッセージである。
あなたの伝えたいことが、相手に伝わる。
あなたが聞きたいことを、相手から聞ける。
想像するだけで、いい気分になりますよね。
想像を現実にしましょう。
その第一歩の踏み出し方は、本書の中に。
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■本がわかる!15の要約ポイント
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最も効果的なのは、「②相手が知らない話×③相手が関心のある話」という組み合わせ
知らない情報に拒絶反応を起こさない姿勢こそが、学習能力を高めて明日のブレイクスルーを招く。
聞いて、学んで、磨いた教養があるから、相手の心を動かすアウトプットができる。
まずは相手の話をよく聞いてから、興味と関心と理解度に則した伝え方をする。
それでこそ相手の心をギュッとつかめる。
聞き上手の男性は、女性からモテると言われる。
その通りだろう。
ビジネスでもお客さんから愛される人は、話し上手である前に聞き上手である。
聞き上手は女性にモテるし、お客さんに愛される。
こんな分のいい話はない。
だから早速、聞き上手になろう。
本質は本質であるがゆえに国境を越える。
人種も差別も言語も問わず、本質を語る者に人は惹きつけられるのだ。
自分が本質を理解しているかどうか、セルフチェックする簡単な方法がある。
仮に上司から「要するに問題の本質は何なの?」と問われたとしよう。
その質問にひと言でずばり答えられないようでは、本質を理解しているとは言えない。
1つのテーマを最低3つの視点で捉えて言い換えられるまで、徹底的に考えてみることだ。
不用意に敵をつくらず、協力者を増やすためにも、むやみやたらとストレートに言い放つのは控えよう。
相手の理解が足りないコミュニケーションでは意思疎通がなされないから、言葉の定義上、コミュニケーションとは呼べない。
波長の合わない人と努力を重ねても、仕事は上手くいかない。
良い結果は望めない。
そこは諦めて、波長の合う人、コミュニケーションが取れる人を選んで仕事をしたほうがいい。
「コミュニケーションが苦手で」と言い訳をするのは、「自分は口下手です」という言い訳と同じ。
身もふたもない厳しいことを言うようだが、一種の努力放棄だと思う。
失敗を怖がらない失敗耐性をつけるために、たとえば毎日、小さな失敗を3回しでかすというスローガンを掲げてみてはどうか。
●アメリカの政治家がスピーチをつくるときの3つのステップ
(1)訴えるべきターゲットが一体誰なのかを明白に設定する
(2)そのターゲットに訴えるコンテンツは何なのかと考えて、ストーリーを練り上げる
(3)それぞれのコンテンツをターゲットの感情に訴える文章に仕上げていく
自分のしゃべりをICレコーダーやスマホに録音して聞き返すことも勉強になる。
話し手と聞き手は共感し合うもの。
こちらに熱がなくなったら、聞き手も熱心に耳を傾けてはくれない。
気負いなく「I Care You.」(私はあなたを気にかけています。あなたの役に立ちたい)を伝えられたら、コミュニケーションも人間関係も豊かになる。
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■これをやろう!3つの実践ポイント
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【836-1】「要するに本質は何か?」を問い続ける
【836-2】ストレートな物言いは控える
【836-3】「I Care You.」の精神を磨き続ける
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■今回のまとめ
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本質の追求に比例して、あなたの話も本質に近づく!
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】心を動かす話し方
【著者名】堀紘一 / 著者サイト
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2016/10/6
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】話し方、ことばのチカラ、コミュニケーション
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 話の中身を決める4要素
第2章 話し上手は聞き上手
第3章 話し上手は “本質論者”
第4章 シーン別の効果的な伝え方
第5章 日本人と外国人を惹きつける話し方の違い
第6章 「話が上手い」と感心される人
堀紘一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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