
【発想を変える16のスイッチ】
東大工学部教授・中尾政之氏が、アイデアの出し方・情報の整理法・問題解決の技術など、思考を変える方法を指南。読み終わる頃、あなたはゼロから1を自在に生む楽しさの虜になる!
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■1分間紹介文
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いつも現状を打破しようと必死に考えている。
なのに、出てくる考えはいつも似たり寄ったり…。
こんな悩みを感じているときに、本書を開きたい。
著者は、中尾政之さん。
東京大学大学院工学系研究科教授・博士(工学)。
「失敗学」「創造学」のエキスパートとして企業研修やテレビ、新聞などのメディアでも活躍している。
本書は、あなたが”ゼロから1を生む”ような新しい変化を起こせるようになる、「思考モード」を変える16の方法を紹介した一冊。
【発散思考】
【連想ゲーム思考】
【ビジュアライズ思考】
【マイスター思考】
【デザイナー思考】
【Why not思考】
【1対1対応思考】
【抽象化思考】
あなたは、これらの思考方法を学びます。
学んだ上で、どう考え、どう発想すれば、「ゼロから1」を生み出せるようになるのかを、失敗学と創造学のエキスパートであり著者が、指南する。
目の前に解決すべき問題がないとムズムズする。
そんな状態に、あなたはこれからなる。
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■本がわかる!15の要約ポイント
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日本では、未だに「いい大学に入り、いい会社に入れば勝ち組」という考え方
現代のように、チームを組んで開発分野で世界に抜きん出た商品を作ることや、世界中のビジネスパーソンを相手に交渉したりするとなると、コミュニケーション能力も必要
一つの仕事を追っている最中も、あちこちへ思考を飛ばし“脱線”するところから、たくさんのアイデアを生み出す
私たちは学校のテストによって「答えは一つ」と叩き込まれている。
その制約を超え「答えが一つであるかのような問題」に、たくさんの答えを想像してみる
「効率」を度外視して、とにかく試行錯誤を繰り返すこと。
「これではダメだ」と悩んだり、やり直したりした経験が、思考力を鍛える
本来、学問・研究という分野は、誰も解けなかった問題を解いた人間が成功者になる世界
新しい挑戦のほとんどは失敗する。
それでも、さらに行動し、また失敗する。
そうして失敗を繰り返すことのできた人間だけが、後に成功者と呼ばれるようになる
論理的つながりはまったく無視して、直観的に思考をジャンプアップさせる
石ころ一つからでも、さまざまな連想が浮かんでくる。
こうして、一つの物事に様々な「連想ゲーム」を楽しみながら、常に仕事上の課題や、決断すべき事柄を頭の片隅に置いておく
普段から様々な連想をしていれば、閃きは唐突に訪れるはず
本を読んだり、成功者の話を聞いたりして、勉強し“先人の脳の動き”を自分の脳に「コピー」することが大事
五感を使った“体験”を伴いながらインプットすること
困って頭が真っ白になるくらい考え尽くした状況にならないと、脳は活性化しない。
普段は、いつも使う記憶だけが出てくる。
困って初めて、それより深層にある記憶が掘り起こせる
ヘンリー・フォードは「顧客に何を望むかを尋ねれば、もっと速い馬車が欲しいと答えただろう」と述べている。
自動車が無ければ「自動車が欲しい」と思う人はいない
日本は現在、低迷に真っ最中
だが、その流れは、一人一人の思考で、変えられるはず
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■これをやろう!3つの実践ポイント
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【815-1】「答えが一つであるかのような問題」に、たくさんの答えを想像してみる
【815-2】お題を決めて「連想ゲーム」を行う
【815-3】”先人の脳の動きをコピー”するという視点で読書する
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■今回のまとめ
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もう一歩、深く考えてみよう!
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】ゼロから1を生む思考法
【著者名】中尾政之
【出版社】三笠書房
【出版日】2016/8/24
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】発想力、問題解決、アイデア
【頁 数】237ページ
【目 次】
1章 アイデアを“四方八方”に飛ばせ
2章 「新しいものを生む」発想のヒント
3章 もっと頭の中に「絵」を描こう
4章 成功は、「シンプルな疑問」から始まる
5章 できる人は、「ゼロベース」で考える
中尾政之さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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