【あなたにとって、お金とは何ですか?】ファイナンシャルアカデミーグループ代表・泉正人氏が、お金の不安に負けないための「お金の原理原則」を教える一冊。お金を考えることで、自分がどう生きたいかが見える。
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■1分間紹介文
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今月も残高を気にしながら、お金でヒヤッとしたな。
お金のことを意識しているのに、心配が一向に消えない。
何がいけないのかハッキリせず、混乱状態にあるのなら、読みたい。
著者は、泉正人さん。
ファイナンシャルアカデミーグループ代表。
身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。
「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。
本書は、本質的なお金の原理原則を学ぶことが、あなたの考え方や生き方を考えることに繋がると説く教養本的な一冊。
読むことで、自分の現在地を知り、これから取るべき具合的なアクションが見えてくる。
貯め方・使い方・稼ぎ方・働かせ方・維持管理・社会還元など、あなたがどう捉えどう接しているのかが丸裸にされる、カウンセリングを受けているような感覚を持つだろう。
その感覚を持つことこそが重要であり、本書を読む意義だ。
診断結果を受けとったら、何をしなければいけないのかがクリアになる!
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■本のエッセンスがわかる15のポイント
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お金とは「信用を見える化したもの」
信用は「お金」によって可視化される。
信用があれば、その人が扱えるお金の量は多くなり、信用が少なければ、扱えるお金の量は少なくなる。
収入は、信用を数値化したもの
時給1000円のCさんと1,200円のDさんの違いは、信用度の高さ。
経営者や上司が「いくらの働きをするか」信用するかの違いが、給料の違いになっている。
収入を上げるには、信用をコツコツと積み上げると同時に、その信用が大きな結果となって還ってくるマーケットを見抜く眼力も必要
お金は他人が運んでくる。
それを考えると、人を呼び寄せる効果が果たす役割は大きい。
言うなれば、人間的信用と経済的信用は車の両輪のようなもの
私たちが生きる「信用経済」社会では、想像以上に、信用とお金が直結している。
つまり、お金について向き合うことは「社会における自らの信用と向き合うこと」と同じこと
1カ月分のレシートとクレジットカードの明細を見れば、その人の1カ月の思考、行動、性格がすべて見える。
さらに、レシートの発行場所を見れば、行動範囲も見えてくる。
日々のお金との付き合い方の集大成が預金通帳。
住宅ローンなどで金融機関から融資を受ける際「残高証明書ではなく、預金通帳のコピーを見せてください」と言われることがある。
毎朝ジョギングをするように貯蓄をしたり、週末にジムでマシントレーニングをするように、資産運用をしたり、と地道に良い習慣をつけていくことこそが重要
「支出を見れば、その人の思考と行動がわかる」と述べたが、それは「支出を減らすと、思考や行動を制限してしまう」ということでもある。
将来が不安でも、意識的にお金を使うこと
●お金の3つの機能
(1)モノやサービスと交換する手段としての機能
(2)価値を測る尺度としての機能
(3)価値を貯蔵しておく機能
必要な時に、お金を使って、いつでもモノやサービスに換えることができる。
これが、将来への不安の払拭や人生の安心感につながる
「お金」も、それを取り巻く「経済」も、大きな歴史的変化の渦中にある。
毎月、銀行口座から下ろした「紙幣」の使い方ばかり考えていると、お金の歴史の変化の遠心力で振り落とされてしまう。
お金があるのに、幸せを感じられない人は、お金を「道具」でなく、「目的」として認識しているからだ。
お金は、あくまでも便利な道具に過ぎない
少しでも収入を得るために、やりがいのない仕事を続けたり、やることもないのに残業時間を長びかせたりする人は、道具に過ぎない「お金」のために、限りある「時間」を差し出していると言える。
お金があって幸せな人は、お金では買えない豊かさを得るために、お金を道具として活用している人。
幸せの度合いを決めるのは、お金の多寡ではない。
心の持ちようと、お金との向き合い方なのだ。
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■これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【787-1】レシートや明細など支出をストックする習慣をつくる
【787-2】預金通帳を記帳し、並んだ数字を見て感じたことを書き出す
【787-3】お金を自分の信用残高として捉える
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■今回のまとめ
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お金は、あなたの信用を写す鏡。
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】お金原論
【著者名】泉正人
【出版社】東洋経済新報社
【出版日】2016/7/22
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】お金と賢く付き合いたいときに
【キーワード】お金、資産形成、信用残高
【頁 数】277ページ
【目 次】
第1章 お金は信用を見える化したもの
第2章 お金はあなたを映す鏡
第3章 お金とは何か
第4章 7つの「お金の教養」
第5章 お金の教養にはSTAGEがある
第6章 お金と人格
泉正人さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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