【知らないという恐怖】ファイナンシャルプランナー・佐藤毅史氏が、お金に関する「知らないというだけでどれだけ損するか」警鐘を鳴らす。これ以上、情報に振り回されず、バカを見ない36の知恵を身につけよ!
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■書籍情報
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【書籍名】お金でバカを見ない人になる36の知恵
【著者名】佐藤毅史
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2015/10/23
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】お金と賢く付き合いたいときに
【頁 数】250ページ
【目 次】
質問01 どうすれば株で儲けられますか?
質問03 株がダメなら、不動産投資はどうですか?
質問05 電子マネーの賢い使い方を教えてください。
質問10 どんな保険に入ったらいいのか教えてください。
質問18 お金を増やすには月給を増やせばいい、ということですよね?
質問33 飲食店で大盛りを注文すると損をするというのは本当ですか?
他
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■こんな時に読みたい!
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・お金を増やそうとしているのに逆に減っているとき
・最近、現金で支払いをする機会が減っていると感じたとき
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■1分間紹介文
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アナタが持っている電子マネー。今残高いくらですか?
「わからない」「オートチャージです」という人にオススメの本。
著者は、佐藤毅史さん。
TSPコンサルティング株式会社代表取締役。
財務・ビル管理コンサルタント。
セミナー・研修講師・ファイナンシャルプランナー(FP)
法人個人合わせ、これまでに300件以上のコスト削減実績を有する独立系ファイナンシャルプランナー(FP)
「伝える人のレベルに合わせてわかりやすく、自分の言葉で伝える」をモットーに、セミナー講師として年間100件以上登壇。
本書は、お金を増やす・儲ける意識ではなく、お金を守る・貯める意識をきちんと身につけることが、一番の”お金の防衛術”であると説く一冊。「知らない」ことがいかに危険であるかを36の知恵を通して、あなたに警鐘を鳴らす。
「変な投資話には注意している」「情報をよく検討して選んでいるか大丈夫」あなたは、そう思っていることでしょう。本書は、あなたのそんな自信を大いに傷つけます。
あなたは、自分が想像している以上に、あなたが必死に稼いだお金をかすめ取ろうとする、様々な「網」をかけられていることに、気づくことでしょう。
自分が稼いだお金をいかに防衛するか。その知恵が書かれています。
「知らなかった」「この損も勉強」で済ませるほど、あなたに余裕ありますか?
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■押さえておきたい15のポイント(引用)
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会社員である以上、収入を増やすことは個人ではどうにもできないが、支出なら100%、自分でコントロールできる
これから必要なのは、お金を「増やす」「儲ける」「稼ぐ」ではない。お金を「残す」「貯める」「守る」という意識
勉強もして、失敗もして、ようやく「利益が出るかどうか」というのが金融商品
金融会社が一番嬉しいのは、元本が減らず、利息だけもらうこと。銀行やクレジットカード会社はずっと借金をしてもらいたい。だから、リボ払いのような仕組みを作ったのだ。
便利のウラには、お金を使わせるような動きがあることに気づくべき
本質を見極め、自分の時間と大事なお金をかけてまで手に入れる価値があるのかと考えれば、余計なものに手を出そうとはしない
●保険に入るときにすべき2つのこと
(1)「保険とは、値引き不可能で向こうの言い値で買わされる高額商品」と認識すること
(2)「営業担当者自身は自社商品を購入していない」ことを理解すること
「将来なにが起こるかわからないから、保険を購入したい」という人は、まず公的制度でどの程度その不安が払拭できるかを見ておく
自分の人生で、何が欲しくて何をしたいのかを明確にして、どこに使うかを決めないとお金は残らない。主体性のない人たちは、常に要らないものを売りつけようとする人たちから狙われている
お金を稼ぐためだけに仕事をしているなら、まず「お金はただの紙切れ」と認識し、そんなもののために、一生を棒に振るべきではないことに気がつくべき
人間は、視覚で捉えている内容が知的レベルになる。たとえば、テレビは、無駄なものが多い。民放なら1時間視聴している間にCMが相当を占める
価値ある情報とは、あなたのこれまでの人生経験や、その過程で得られた情報収集能力を武器に、自分で周囲にアンテナを張り巡らせて、はじめてキャッチできるもの
資産形成の方法には、株や貴金属など、色々な選択肢があるが、最強なのは「現金」
現金の最大の強みは選択肢の広さ
「あわよくば」という甘い考えで、金融商品や貴金属に手を出すべきではない。その価値が、今後どうなるかなど、誰にもわからない
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■これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【633-1】借金(クレジット残高なども全て含め)がいくら確認する
【633-2】【633-1】で書き出した金額から、1日でも早く自分を解放させる方法を考える
【633-3】「何がしたいのか」「何が欲しいのか」を思うままに書き出す
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■今回のまとめ
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知らないやつがバカを見る!がお金の世界。
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
1日の中の感情の起伏について最近考えています。
「よしやるぞ!」「これをやろう!」とパワフルな時間帯もあれば、
数時間もしないうちに、「今日はもういいっか」と脱力する。
いかにパワフルな時間を維持できるか、何か参考になる本、知りませんか?
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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佐藤毅史さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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■読了までの時間
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00時間59分
通勤時間にて。
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