
【脳力を開花させよう!】
医学博士・加藤俊徳氏が、『アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書』と題して、「脳番地」という概念を説明しながら、眠っている脳に刺激を与えて鍛える方法を解説する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
毎日の生活。
どれくらい脳を意識して過ごしていますか?
本書は、脳を「場所」と「働き」によって区分する『脳番地』という概念を説明しながら、66のトレーニングメニューを通して、必要な脳力の鍛え方を解説する一冊。
脳を細かく区分けして、番地を振る『脳番地』。
とってもおもしろい内容の一冊です。
集中力を高めたいときは、●番地に刺激を与えよう。
記憶力を高めたいときは、●番地に刺激を与えよう。
このように、自分の伸ばしたい力と脳の関係性を可視化できるのが最大の価値です。
「苦手なのは、ここの脳力を鍛えられていないんだ」と理解できるのも秀逸です。
用意されているトレーニングメニューは、全部で66個。
数は多いですが、自分に必要なトレーニングを選択して実施できるので学習負担も少ないです。
苦手意識や拒否反応は、あくまで該当の脳力が眠っているだけなのです。
ぜひ、刺激を与えて目覚めさせましょう!
◆脳力を起こせ!
アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書
加藤俊徳 あさ出版 2010-3-15
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】13個の抜粋ポイント
学校の成績が良かった人ほど要注意です。
学校の成績が良かった人は、その成績に見合った行動を取ろうとします。
つまり、自分にふさわしくないと思う作業はやらずに済ませるか、他人に任せようとするのです。
記憶力の低下を感じた場合、どんな対処法があるでしょうか。
有効なのは、記憶力ではなく、「思考力」を高めること
脳には「伸びたくない」と思っている場所などひとつとして存在しません。
「脳の癖」とは、あなたの脳にすでにできあがっている「高速道路」のようなもの。
いつも「通行」している思考の「高速道路」に乗れば、たやすく物事をこなせます。
しかし、道がない(癖ができていない)ことをするには、道路工事から始めなければならないため、時間がかかってしまう。
だから、その手間に嫌気がさして、癖づけできていないことは途中でやめてしまうのです。
身近な人の長所を3つ挙げる
寝る前に必ず3つのことを記録する
必ず10分間の昼寝をする
「楽しかったことベスト10」を決める
「10日間だけ」と我慢して続けるうちに、やがて酒やタバコに頼らなくても、過ごせることに気づくはずだ。
「会議が始まる前の10分間で机の引き出しを整理する」
「15分後に人が訪ねてくるから、それまでに本棚を整理する」
このように、後ろにずらせない予定を「デッドライン」に設定するのがポイント
テレビのニュースを見ながら、アナウンサーの発言を正確にリピート
ガイドブックを持たずに旅行に行く
■【実践】3個の行動ポイント
【395-1】楽しかったことベスト10を書き出す
【395-2】寝る前に3つ記録する
【395-3】ガイドブックを持たない旅行を経験する
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書
【著者名】加藤俊徳
【出版社】あさ出版
【出版日】2010/3/15
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】脳科学、自己対話、思考
【頁 数】215ページ
【目 次】
1 脳を“理想の形”につくり変えよう!
2 思考系脳番地トレーニング
3 感情系脳番地トレーニング
4 伝達系脳番地トレーニング
5 理解系脳番地トレーニング
6 運動系脳番地トレーニング
7 聴覚系脳番地トレーニング
8 視覚系脳番地トレーニング
9 記憶系脳番地トレーニング
この本が、あなたを変える!
アタマがみるみるシャープになる! 脳の強化書
加藤俊徳 あさ出版 2010-3-15
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加藤俊徳さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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