【366冊目】「世界標準」の仕事術(キャメル・ヤマモト)

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【世界に通用する34のルール】「日本にいながら、海外で通用する力が身につく」をコンセプトに、いつどこでも仕事ができる人材になりたい人向けに、“グローバル”な仕事ができる34のルールをまとめた一冊。

 

 

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■書籍情報
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【書籍名】「世界標準」の仕事術
【著者名】キャメル・ヤマモト
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2011/9/23
【推薦度】★★☆☆☆
【目 次】
はじめに
第1章 このままであなたは大丈夫ですか?
第2章 リーダーシップのルール「まず、人前に立て」
第3章 プロジェクトと「時間ケチ」
第4章 「沈黙は罪!」英語以前の会話の話
第5章 お互いの利益を見つければ、100戦あやうからず
第6章 どこでも通用する「専門性」と「コンセプト力」
第7章 10年後のために、あなたが「今」からやるべきこと

 

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は【「世界標準」の仕事術

 

著者は、キャメル・ヤマモトさん。
デトロイト トーマツ コンサルティング ディレクター。ビジネス・ブレークスルー大学教授。

 

あなたへの質問です。
「あなたは、今日突然アメリカに連れて行かれても、生活できますか?」

 

本書は、「グローバル人材」になるにはどうすればよいのかを、34の仕事のルールを伝授した一冊。

 

本書で紹介する仕事術は、
・「情報収集の英語は3フレーズでOK」といったノンネイティブのための英語の使いこなし方
・話しながら考えるための「三拍子」
・プロジェクト的に仕事を進める7ステップ
・Yesを引き出す交渉術
など、あらゆるビジネスで役立つ内容が満載!

 

自分に、グローバルで仕事ができる力があるのかを見極めるために有効。
そして、いつでもどこでも仕事ができる人材になりたい人にお勧め!!

 

それでは、本編をはじめます。

 


 

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■本の抜粋ポイント
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国内にいる人も、グローバル人材としてどれくらい通用するかという基準で見られる時代が、そこまで来ているのだ。

 

グローバル化の足音が、日本企業や日本人の間ではっきり聞こえ始めたのは「英語公用語化」という言葉が出始めたときだ。それを、最初に明確に発表したのは楽天だ。

 

楽天社内の人の話では、日本でも英語を使うことで、海外に出てもそれほど差を感じずに仕事ができるように、シミュレーションをしているのだという。

 

国内でやっていることが、そのまま海外でも通用するようにしているのだ。ここに、これから日本企業が目指すべきグローバル化のヒントがある。

 

従来から、IT化によって中間層の仕事がなくなりつつある。グローバル化により、それがさらに進んでいきそうだ。

 

つまり「グローバル人材になれるかどうか」が、あなたの仕事や人生を大きく左右する状況になりつつあるのだ。

 

(英語で)重要なことは「黙っていることだけが罪。とにかく何か言え、何か書け」だ。「間違った英語」などない。文法や発音で悩まず、とにかく相手に自分の考えを届けようとすることだ。

 

一方で「論点はすべてあげよ。ストーリーの全体像を示せ」という。シンプルな表現は大切だが、乱暴に削るのではなく、重要な案件では、反対意見や補足情報なども盛り込むのだ。

 

我々がお手本にすべきは、母国語ではない英語を平気で使う人たちだ。なまりの強いインド人も、シンガポール人も、中国人も、英語で堂々と話すという点で共通している。

 

日本人は、英語がコミュニケーションの手段であることを忘れている。受験英語で、点数を取らねばという「呪文」をかけられている。だから、口が凍りついてしまうのだ。

 

世界標準の仕事の進め方とは、世界中どこに行っても通用する仕事の仕方だ。世界標準を支える柱の一つが「専門性」だ。

 

専門性は、グローバル時代のいわば「就職・転職パスポート」だ。世界の人々と一緒に仕事をする時、他から認められるような専門性があって、はじめて一人前として扱ってもらえる。

 

あなたは、他の企業からも誘いがかかるくらいの専門性を身につけているだろうか、あるいは、それを身につける努力をしているだろうか。

 

「世界標準の仕事の方法」において、一番大切なことは、まずは国内に限ってもいいから、今の会社に寄りかかることなく、どこでも働けるようにしておくことだ。

 

日本は、地政学的にも、歴史的にも、グローバル化の流れは日本にとって宿命だ。今後も、強まることはあっても弱まることはない。ここで紹介したルールをぜひ使っていただきたい。

 

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■実践する効果があると感じたポイント
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●自分の「専門性」について考える

●自分のスキルの中でグローバルで通じるものを書き出す

●定期的に、自分の関わりがない場所を訪れてみる

 

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■本のひと言まとめ
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どこでも生きていく!という気概を持つべき時代になった!!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

今日はバタバタした一日。
ちょっと負の感情が溜まりました。
いけないいけない。。。

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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「世界標準」の仕事術
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キャメル・ヤマモトさん、勉強になる一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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