【書評:313冊目】ヤバい経営学(フリーク・ヴァーミューレン)

【経営学の”不都合な真実”】
欧州No.1ビジネススクール教授/フリーク・ヴァーミューレン氏が、『ヤバい経営学』と題して、経営の”常識”とされる手法や考え方を一刀両断しながら、新たな視点を指南する一冊。

■書籍の紹介文

常識とされる手法や考え方。
それらは、なぜ常識なのでしょうか?

 

本書は、現代の経営学を一刀両断しながらも、現代の経営学の”ツボ”を指南する一冊。

 

映画「不都合の真実」の経営学版。
この表現がピッタリの一冊です。

 

知らなかったと驚くことから、やっぱり裏はそうだったのか、というところまで。
さまざまな感情を刺激されながら、楽しく読むことができる内容です。

 

楽しみながらも、経営学に関する視野が広がります。
「なぜ?」「本当に?」という視点で経営学を見つめることで、問題点と可能性を鮮やかに浮かび上がらせています。

 

信じてきたことがぶった斬られて、不快な気分になる箇所もあるでしょう。
ただ、それを乗り越えて向き合った先には、新しい金脈が待っています!

 

◆否定の先にある金脈。

ヤバい経営学
フリーク・ヴァーミューレン
東洋経済新報社 2013-3-1
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■【要約】11個の抜粋ポイント

企業買収で買う側の企業は損をすることが研究でわかっているのに、なぜこんなにも多くの企業買収が多くの業界で起き続けているのだろう。

 

「他の人たちがやっている」という単純な事実は、私たちの意思決定や行動に大きく影響している。

 

実は、製薬会社の中で一番の金食い虫は、マーケティングだ。
(中略)
そして、マーケティング費用のうちで最も大きな支出は製薬会社の営業活動、いわゆるMR活動にかかる費用だ。

 

自分だけが小さな損をするよりも、他の人と同じ失敗をして大きな損をするほうが、ずっとましだと私たちは感じるのだ(プロスペクト理論)

 

これがアビリーンのパラドックスだ。
自分たちが間違った方向に向かって進んでいることに気づいても、誰もそれを口に出さなければ、行き詰まるまでみんなでその現状を維持してしまう。

 

クレオソート・ブッシュは砂漠に生息するハマビシ科の植物で、周囲に他の植物が生えないように、土壌に毒の成分を放出しながら繁殖する。

 

会社が生き延びるためには、さまざまな小さな収入源を持っていることが重要

 

アナリストたちが「売り」を推奨するケースは、平均で五%にも満たない。
通常は五%以上の数の上場企業で、株価が下がっているにもかかわらずだ。

 

経営者がストックオプションを大量に持っているときは、経営者はリスクを積極的に取るようになる。

 

低迷企業は、もっと儲かるビジネスを探そうとして、多角化することが多い。
つまり、一つの事業に集中していないのは、業績低迷の原因ではなく、結果なのだ。

 

「本当に革新的になりたいなら、お客さんのことを忘れなきゃいけない」(ファルーク・チャウドライ)

 

■【実践】3個の行動ポイント

【313-1】他の人がやっているから、という理由でやっている行動がないか確認する

【313-2】「なぜ?」の問いを常に持ち歩く

【313-3】収入源を増やす方策を考える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】ヤバい経営学
【著者名】フリーク・ヴァーミューレン
出版社東洋経済新報社
【出版日】2013/3/1
オススメ度★★★☆☆
こんな時にビジネス理論を深めたいときに
キーワードビジネス理論ビジネスモデル教養
【頁 数】308ページ
【目 次】
1 今、経営で起きていること
2 成功の罠(とそこからの脱出方法)
3 登りつめたい衝動
4 英雄と悪党
5 仲間意識と影響力
6 経営にまつわる神話
7 暗闇の中での歩き方
8 目に見えるものと目に見えないもの

 

この本が、あなたを変える!

ヤバい経営学
フリーク・ヴァーミューレン
東洋経済新報社 2013-3-1
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フリーク・ヴァーミューレンさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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