【書評:276冊目】30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。(小屋洋一)

【豊かになれない時代の生存戦略】
ファイナンシャルプランナー・小屋洋一氏が、『30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します』と題し、人生の5つの大きな買い物に合わせたサバイバル術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

破産するリスク。
どれくらいあるとおもいますか?

 

本書は、人生には5つの大きな買い物(結婚・住宅・保険・子供の教育・老後)があると提起し、破産することなく人生を生き残るためのサバイバル術を解説する一冊。

 

親が、常識だとおもっていうことが、通用しない時代になってきました。
それだけ変化も激しく、状況は刻々と変わっているのです。

 

そんな時代にあって、見えないところで確実に「破産のリスク」が高まっている。
当たり前を信じずに、立ち止まって考えようと、著者は喚起します。

 

「これからの若い世代は豊かになれない」
「親の世代までが、なんとか逃げ切れる」

 

こうした、「若者残念!」という論調は腹立たしい限りです。
自分らしい、自分たちの世代らしい、生き方を確立していきましょう!

 

◆時代に、負けない!

30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。
小屋洋一 東洋経済新報社 2014-3-28
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

普通に暮らしていると、30歳のサラリーマンは、年収1000万円でも破産する。
今現在、みんなお金を使いすぎている。
生活を改めないと破産する。

 

「これくらいは普通だろう」という「当たり前」は修正するべきだ。

 

就職や結婚、出産、子供の進学、車や家の購入、退職、介護などに、いつ、どれだけお金が必要で、それをどうやって貯めていくのか、「お金の計画」を立てることだ。

 

これをライフプランニングと呼ぶ。
これからの人生は、決して平たんではないはずだ。
そんなとき、道しるべになるのが、このライフプランなのだ。

 

妻が健康なら、働いてもらうべきだ。
それが今という時代の「当たり前」なのだ。
もちろん、妻に働いてもらうためには、夫も子育てや家事をやらなくてはいけないはずだ。

 

共働きで子供ができる前が、最もお金を貯めやすい。
生活は夫の給料でまかない、妻の給料は全額貯蓄することだ。
夫だけが働く家庭はあるので、妻の稼ぎを全額貯蓄に回すことは、できるはずだ。

 

子供ができるまでに1000万円程度の貯金があれば、その後の苦労は減る。
できないことはない。
多くの家庭が夫の給与で生活している。
これができないと、親世代には普通だった子育てさえできないのだ。

 

「家を買え」と強く勧める親は多いが、買うのと、賃貸とではどちらが得か、よく考えたほうがいい。
物件の条件、買わなかった時、余ったお金をどう運用するかで変わってくる。

 

最良の選択は、親と同居することだ。
特に2世帯住宅を建てることだ。
もし、夫婦のどちらかの親が土地を持っているなら、検討するべきだ。

 

親世代の当たり前の中には、そもそも合理的でないのに、今だに当たり前とされ、子供世代に引き継がれようとしているものがある。
その代表が保険だ。
一度、保障額はいくらが妥当か調べるべきだ。

 

日本では、国民全員が「健康保険」もしくは「国民健康保険」という「医療保険」に加入している。
これらの制度は、皆が考えている以上に手厚くできている。

 

我々は、これまで以上の保険料負担を強いられる一方で、受け取る額は今のリタイア世代の50〜70%になってしまう。
というと「年金はやめて、自分で貯める」という人が現れるが、賢い方法ではない。

 

なぜなら、厚生年金の場合、保険料の半分を会社が出してくれるからだ。
国民年金も、国庫負担割合は50%だ。
元本が倍も違うのだから、どんなにうまく運用くしてもパフォーマンスで上回れない。

 

親世代が現役だった昭和40年代から平成の初期まで、郵貯の利息は、5〜7%で推移していた。
今は10年ものの定期預金で利率0・03%にしかならない。
預金しても、資産形成できないのだ。

 

誰も教えてくれないのから、自分で勉強してやるしかない。
そうしなければ、老後の資産を貯めることは、もはや不可能だ。
ぜひ、周到に準備していただきたい。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【276-1】自分のライフプランを考える

【276-2】お金の流れを書き出す

【276-3】人生に関わることは自分で学ぶ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。
【著者名】小屋洋一
出版社東洋経済新報社
【出版日】2014/3/28
オススメ度★☆☆☆☆
こんな時にお金と賢く付き合いたいときに
キーワード資産形成金融リテラシー30代
【頁 数】199ページ
【目 次】
第1章 「当たり前の幸せ」にはいくらかかるのか?
第2章 専業主婦は究極の贅沢
第3章 マイホームはギャンブル、賃貸は消費
第4章 サラリーマンに医療保険はいらない
第5章 「教育費貧乏」が急増中
第6章 いくらあれば、安らかに死ねるのか

 

この本が、あなたを変える!

30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。
小屋洋一 東洋経済新報社 2014-3-28
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

小屋洋一さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:276冊目】30歳サラリーマンは、年収1000万円でも破産します。(小屋洋一)
Author Rating
11stargraygraygraygray

関連記事

コメントは利用できません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る