【スキルで人は惹きつけられる!】
心理学博士・伊東明氏が、「人望」とはスキルであると提起し、「人望」を身につけるための実践的テクニックを伝授する一冊。今からでも、人を惹きつけ、動かせるようになれる!
人から好かれる「人望」。
あなたも欲しいと思いますか?
本書は、人望は今からいくらでも学び、伸ばせる技術(スキル)であると提起し、身につけるべき実践的テクニックを解説する一冊。
「人望のあるなしは、才能や性格によって決まるのではない。」
この言葉は、より多くの方の心に留まることでしょう。
なぜなら、多くの人は「人望」を先天的なものだと思って諦めているからです。
彼だから、彼女だから、と。
複雑なテクニックは、ほとんど書かれておりません。
日々ちょっとした心がけで実践できることばかりです。
「人望」があれば、多くの物事をスムーズに運ぶことができます。
ぜひ、この本で学び、身につけていきましょう。
身につける努力をするだけでも、人望は磨かれます。
そして、人望が高まれば、人徳に繋がっていくのです。
◆「人望」、欲しくありませんか?
●人望の条件(この2つさえ覚えればよい)
・人を動かすことができるかどうか。
・この人についていきたい、一緒にいたいと思わせることができるかどうか。
人望を身につければ、必ず効果を生む。
習得しなければ実践できない。
そういった意識を持つことによって、人望というスキルは確実に磨かれていく。
このことを是非肝に銘じていただきたいものだ。
今日からなにかを始めなければ、半年後、1年後になっても、変化や進歩は期待することはできない。
今日からなにかを始めることが、1か月後、半年後、1年後、5年後、10年後の”人望あるあなた”をつくり上げていくのだ。
「人間的に相手よりも大きいからこそ、心からほめることができる」ということを私たちは自分に言い聞かせていく必要があるだろう。
なんでもないこと、些細なことをほめるようにしてほしい。
そうすれば単純にほめる機会は増えるだろう。
(例)締め切りを守った部下に「ちゃんと期日を守ってきたな」
内面に注目すると、「ほめるポイントを見つけやすい」ということも覚えておこう。
しかるという行為を、「相手がよりよくなるための提案をすること」と、捉えなおしてみよう。
そうすれば、おのずと言い方が変わってくるのではないだろうか。
態度を攻撃すると、相手も自分を守ろうと必死になる。
すると耳を貸そうともしないし、ますます態度を硬化させてしまう。
目的は問題行動をやめさせること。
その目的にフォーカスしたしかり方を実践して頂きたい。
それが人望ある上司のしかり方なのである。
『マイナスの言葉をプラスに置き換える』(という引き出しも持っておく)
×「なにやってるんだよノロマ!」(ネガティブ)
○「お前は慎重すぎるんだよ」(ポジティブ)
最初から「命令」のカードを切らないこと。
それまで忍耐力を持つこと。
これなくしては、人を動かすスキルには結びつかないのである。
①「やれ」(命令)
②「やってください」(依頼)
③「やってもらえないだろうか」(お願い)
④「やってみてはどうだ」(提案)
⑤「やってみようよ」(誘い)
この5つの区別をつける意識を持とう。
話を受け止める⇒深める⇒その上であなたなりの意見やアドバイスをする。
それを守るだけでも、励まし方の効果は何段階も上がるのである。
物事には必ずプラスの面とマイナスの面がある。
マイナスに見ようと思えばいくらでもマイナスに見えるし、プラスに見ようと思えばいくらでもプラスに見える。
笑ってしまうほど単純なことだが、つねに「プラス10点のおれ」の発言や行動をイメージしながら実践していくこと、そこにはすでに10点ぶん成長したあなたがいることに気づいてほしい。
すべては心がけ次第、気持ち次第なのである。
(例)「部下をしかりたい!」→でも、プラス10点のおれなら、しかる前に、とりあえず「ごくろうさん」の一言ぐらい言うだろうな。
人の成長はゆるやかなのだ。
【272-1】褒める意識を高め、それぞれの人のほめポイントを蓄積する
【272-2】物事のプラスの面に目を向ける
【272-3】常に「プラス10点の自分」をイメージして生活する
ゆっくり身につくからこそ、一生モノの財産に!
【書籍名】「人望」とはスキルである。: 人を惹きつけ、動かす「ビジネス心理学」
【著者名】伊東明
【出版社】光文社
【出版日】2011/10/12
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】人間関係、引き寄せ、話し方
【頁 数】309ページ
【目 次】
第1章 「人望」とはスキルである。
第2章 ほめる
第3章 しかる
第4章 動かす
第5章 励ます
第6章 目標となる
この本で、あなたは変わる!
伊東明さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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