【書評:1752冊目】史上最高にわかりやすい説明術(深沢真太郎)

【説明と書いて”優しさ”と読む】
ビジネス数学教育家・深沢真太郎氏が、『史上最高にわかりやすい説明術』と題して、2つの条件を満たせば説明は必ずうまくなると提起し、満たすために習得すべきことを伝授する一冊。

■書籍の紹介文

突然ですがひとつ質問です。
あなたはなぜ、この記事を読んでいますか?

 

本書は、2つの条件を満たせば説明は”必ず”うまくなると提起し、あなたが条件を満たすのに習得すべきことを、6つのステップをとおして伝授する一冊。

 

いきなり失礼な質問からはじめてしまって申し訳ございません。
もちろん、「説明する力に興味がある」「説明する力がほしい」からですよね。

 

ただ、おそらく相反する感情もお持ちだとおもいます。
「もっと説明がうまくなりたい」という前向きな感情と、「どうせ読んでもうまくならないかも」という後ろ向きな感情です。

 

人になにかを説明するのは、本当にむずかしいことです。
伝えるべきことを伝えるという”壁”と、伝えたことを相手に理解してもらうという”壁”、2つの大きな壁があるからです。

 

この2つの壁を前にすると、後ろ向きな感情ばかりが大きくなってしまいます。
わたし自身もその傾向が強い人間ですから、この手の本を買うときは期待、読むときは怖さ(またダメかもという恐怖)を覚えます。

 

では、なぜ”怖さ”まで覚える本をわざわざ読むのか。
それはやはり、「もっと説明がうまくなりたい」からに他なりません。

 

この堂々巡りの苦しみからやっと抜け出せる!
そうおもえる本に、ようやく出逢えたような気がします。

 

あなたも一緒に抜け出しませんか。
「伝わるって気持ちいい!」と叫べる自分へと。

 

◆「では、始めます」

史上最高にわかりやすい説明術
深沢真太郎 秀和システム 2021-11-10
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■【要約】15個の抜粋ポイント

【説明の定義】
頭を使って「誰でも同じように理解できる内容」を作り、それを伝えること。
実際に伝えるときには「説明」という行為は99%終わっている。

 

●うまく説明するための3つの条件
①論理的であること
②相手が感覚的にとらえられること
③相手の知っている言葉で語ること

 

みんな同じようにわかる。
これって素晴らしいことだとは思いませんか。
だから私は、いつどんなときでも、中学生に向けて説明をしているのです。

 

「論理的な説明をしなければならない」と思うのではなく、「いくつかの塊を、矢印を使ってつなげるだけでいいんだ」と思うのです。

 

●どんな説明も必ず「4ステップ」で作れる
STEP1:その説明内容にタイトルをつけてください
STEP2:その説明内容を最大3つの塊に分けてください
STEP3:その塊たちを「絵」だと思って、そこに矢印を加えてください
STEP4:1分間でそれを説明できるよう、情報量を削ぎ落としてください

 

制限を課すということは、捨てるという行為を課すことでもあります。
捨てるものを明らかにするために、ぜひ矢印と数値化をやってみてください。

 

感覚的にわかる状態にするために用意するものが2つあります。
・例(Example)を用意する
・比喩(Metaphor)を用意する

 

例や比喩を用意するときの視点は、やはり「視覚的に理解できる」あるいは「想像(イメージ)できる」ということなのです。

 

「つくり」が同じものを探すことができれば、比喩は簡単に作れます。

 

「説明の始め方」を、本書では「冒頭」と表記することにします。
あくまで私の経験則ですが、「冒頭」の重要度は80%、それに対して残り20%が「本題」です。

 

わからないことを聞く人の心理を推しはかる。

 

ぜひ冒頭で、相手がその説明を聞く必要性を伝えてください。

 

自己紹介ではできるだけ、現在や未来のことを話すようにしています。
いま何をしているのか。
これからどうなる予定なのか。
これから何をしていくつもりなのか。
そちらを自己紹介でお話しするほうが、相手がちゃんと聞いてくださっている感覚があります。

 

子どもの「なんで?」に答えるクセをつけると、あなたの説明する能力は飛躍的に高まります。

 

説明という行為の質は、あなたの相手へのやさしさの量で決まります。
もし、あなたが本気で、説明が上手な人になりたいと思うなら、どうか「正しいかどうか」ではなく「やさしいかどうか」を大切にできる人になってください。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1752-1】説明の際、「誰でも同じように理解できる内容」をつくることに集中する

【1752-2】説明の冒頭に、その説明を相手が聞く必要性をつたえる

【1752-3】説明の冒頭に、その説明の所要時間をつたえる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】史上最高にわかりやすい説明術
【著者名】深沢真太郎著者情報
出版社秀和システム
【出版日】2021/11/10
オススメ度★★★★★
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード話し方ことばのチカラ伝える
【頁 数】239ページ
【目 次】
第1章 「説明」を説明してみた
第2章 結果的に論理的な説明になっていた
第3章 「なんか、わかったかも」と思わせる
第4章 うまい人は、始め方が違う
第5章 説明するって、面白いかも
終章 あなたの説明は、やさしいですか

 

この本が、あなたを変える!

史上最高にわかりやすい説明術
深沢真太郎 秀和システム 2021-11-10
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深沢真太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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