【書評:1733冊目】人生の土台となる読書(pha)

【読書とは、自分を知り、自分をつくる行為】
元日本一のニート・pha氏が、『人生の土台となる読書』と題して、今までの人生で影響を受けてきた本を紹介しながら、人生の土台となる読書のやり方を伝授する一冊。

■書籍の紹介文

読書。
あなたは何を求めて本を読みますか?

 

本書は、「読書は、自分をより自分らしくしてくれた」と述懐しながら、影響を受けた本とともに、人生の土台となる読書のやり方を伝授する一冊。

 

傷ついた心を癒したい・・・。
今の自分を変えたい・・・。
悩みを解決したい・・・。
気分転換したい・・・。

 

このように、本を読む動機は、人それぞれ、その時々でしょう。
ただ、動機のベクトルは、いつも”自分”に向いている点だけは共通しています。

 

自分の心に抱えている、不安、不信、不満、不幸・・・。
それらをなんとか解消して、心をプラスまでいかないまでもフラットな状態に戻したい。

 

このときに、大いに役立つのが読書です。
孤独な心を支えてくれ、味方になってくれ、戦う勇気をくれる存在です。

 

また、今の時代、表面的な知識や技術は、すぐに陳腐化してしまいます。
生きていくためには、価値を失わない、流されない、見分けるための”強固な土台づくり”が一層重要になっています。

 

この土台づくりに役立つのも”読書”です。
たくさんの言葉を浴び、言葉をぶつけ、自分の土台を踏み固めていくわけです。

 

ひとりの人間が、読書を通じて、どのように心を守り、土台を築き、人生を創造してきたのか。
興味深い「書籍リスト」とともに、追体験することができます。

 

『読書は人生を変えてくれた、けど、自分自身が大きく変わったとは思わない』
著者のこの言葉には、とくに共感します。

 

読書を美化することはないが、読書が根っから好きである
このように本とつき合っていきたい、まさに”理想の読書法”が書かれています。

 

◆読書に迷った全ての人にオススメ!

人生の土台となる読書
pha ダイヤモンド社 2021-11-17
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■【要約】15個の抜粋ポイント

何も不満がない人は、本を読む必要はない。
読書というのは、どこにあるのかわからない現状からの抜け道を、手探りで探すような行為なのだ。
読書をすると、なぜ、世界を変えることができるのか。
その理由は、世界は言葉でできているからだ。
言葉でできた世界を変えるためには、別の言葉をぶつけるしかない。

 

読書は、周りの同調圧力と戦うのに役に立つ。

 

一度しかない人生を、本の中なら何千回も生きられる。
そして、その内容を、自分の人生に取り入れて生かすことができる。
本を読めば読むほど、人生の中での行動の選択肢が増える。
つまり、読書によって人生の自由度が上がっていくのだ。

 

自分がダメすぎて、どう生きていったらいいかわからないようなときは、自分と同じようなダメな人間について書かれている本を探してみよう。

 

挫折をしたけれど、それでも強く生きている人のことを書いた本を読んでみよう。
その読書体験は、自分が何かに行き詰まったとき、きっと力になってくれるはずだ。

 

読書は、当たり前だと思っていた常識を疑うきっかけになる。

 

●自己責任を弱めて、ダメな自分を肯定するための”3つの視点”
・社会学
・脳科学
・進化論

 

人間は知識を得ることで、自分と異なる他者への理解が生まれ、寛容さを持つことができる。
それが勉強や読書の大事な効用なのだ。

 

人間社会のあれこれに疲れたとき、僕は「宇宙に関する本」を読むことにしている。
宇宙はいい。
宇宙のことを考えると、たいていのことはどうでもよくなる。

 

「最近なんか退屈で面白いことがないな」という気分のときは、日常を美しく描いた本を読んでから、自分の毎日を振り返ってみよう。
普段過ごしているなんてことのない日々の中にも、素晴らしいものはたくさん隠れているはずだ。

 

家族の悩みというのは人に言いにくいものだけど、本を読むと自分と同じような悩みを抱えている人を見つけることができる。
こんなふうに、身の回りにある当たり前の関係について、見直すことができるのも読書のよいところだ。

 

本を読むことで「理解不能だ」と思っていたことが「わかるかもしれない」に変わる。
その瞬間が一番ワクワクする。
そんなふうに、視野を広げてくれる本を探して読んでみよう。

 

死について考えると、ハッと目が覚めたような気分になって思い出す。
よりよく生きるために、死についての本をときどき読んでみよう。

 

自分自身の考えを持つことと、自分は間違っているのかもしれないと疑い続けること。
それはどちらも大切なことだ。
そして、読書というのはその2つのあいだを揺れ動き続ける行為なのだ。

 

読書によって自分の人生が大きく変わった、とは思う。
だけど、読書によって自分自身が大きく変わったか、と言われると、そうでもない気がする。
読書は、「自分を変えてくれた」というよりも、「自分をより自分らしくしてくれた」というほうが近い。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1733-1】挫折を乗り越え、強く生きた人の本を読む

【1733-2】宇宙に関する本を読む

【1733-3】死についての本を読む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】人生の土台となる読書
【著者名】pha著者情報
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2021/11/17
オススメ度★★★★★
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養自己対話
【頁 数】256ページ
【目 次】
序章 読書で「人生の土台」をつくる
第1章 読書で「ロールモデル」を見つける
第2章 読書で「世界を動かすルール」を知る
第3章 読書で「日常の暮らし」をひっくり返す
第4章 読書で「自分のこと」を誰よりも知る

 

この本が、あなたを変える!

人生の土台となる読書
pha ダイヤモンド社 2021-11-17
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phaさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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