【212冊目】お金持ちの教科書(加谷珪一)

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【お金持ちになりたくない人は、読まないでください】お金持ちになるためには、お金持ちに共通する「思考パターン」と「行動原理」を学び実践することが一番の近道!!あなたはお金持ちになりたいですか?

 

 

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■本の概要
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【書籍名】お金持ちの教科書
【著者名】加谷珪一
【出版社】阪急コミュニケーションズ
【出版日】2014/1/29
【推薦度】★★★★☆
【目 次】
1.お金持ちの実像を知る
2.お金持ちの行動原理を学ぶ
3.お金持ちになるために行動する

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介するのは、「お金持ちの分析」に関する一冊。

 

著者は、加谷珪一さん。
自らも億単位の投資をする投資家でありながら、お金持ちの研究を続けていらっしゃる方です。

 

お金持ちになりやすいタイプや、絶対的な儲けのテクニックなどない。
しかし、お金持ちに特有の「思考パターン」や「行動原理」は存在する
住む場所、移動手段、友達の選び方、見栄の張り方……
多くのお金持ちと交流し、自らも富裕層の仲間入りを果たした著者が見出した≪お金持ちの真理≫とは??
お金持ちのように考え、行動することが、お金持ちへの近道となる!!

 

お金持ちになりたくない人は、読まないでください。

 

この一言がこの一冊を表していると思います。

 

それでは、本編をはじめます。

 

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■読書ノート
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多くの人が、お金持ちのことを理解していない。最大の間違いは、「毎年の収入が多いこと」と「資産をたくさん持っていること」、そして「社会的地位が高いこと」を混同していることだ。

 

お金持ちとは、フロー、すなわち「毎年の収入が極めて大きい人」、もしくは、ストック、すなわち持っている資産が極めて大きい人のことだ。

 

お金持ちのことを考える時は、資産と年収、社会的地位をしっかり区別するべきだ。お金持ちと思える人に出会ったら、このあたりに注意を払ってみると、色々なことが分かるはずだ。

 

お金持ちとは、純金融資産を1億円以上保有している人だ。1億円の金融資産を運用すれば、どんな時代でも、3.5%程度の利回りは確保できるはずだ。

 

1億円の3.5%は350万円だ。つまり、1億円の金融資産があれば、働かなくても何とかやっていける。余裕のある生活なら、年収は1000万円は欲しい。つまり、約3億円の資産が必要になる。

 

転落するお金持ちに共通するのは「フロー」でお金持ちになっていることだ。フローとは、経済学用語で、毎年出入りするお金のことだ。その結果として貯まったお金は「ストック」という。

 

フローでお金持ちになるということは、年収がどんどん上がることだ。フローの儲けは手っ取り早いが、物が売れなくなれば、すぐに収入が減る。その結果、支出がカバーできなければ即破産だ。

 

これに対し、ストックで儲ける人は寿命が長い。彼らは、不動産を運用したり、自分の会社を上場させたりなど、自分が持っている資産が値上がりすることで、資産の規模を大きくしている。

 

ストックも経済状況を反映するが、一夜にして資産価値が暴落するようなことは少ない。転落しにくいし、するにしても、ゆっくりとしたペースで転落していくのだ。

 

人間は、他人のせいにする天才だ。たとえば「信用していた人に裏切られた」というようなケースでは、普通の人なら「相手のせいだ」と思うはずだ。

 

しかし、お金持ちになるような人は、結果のすべてを自分のせいにできる人だ。彼らは「人は誰でも裏切る可能性がある。その対策を講じなかった自分の怠慢のせいだ」と考える。

 

お金持ちに見える人が、本当にお金持ちとは限らない。見栄を張っている人もいる。だが、チャンスはいつめぐってくるかわからない。厳しくても「お金がない」ことを悟られないことも重要だ。

 

お金持ちは、何となく友達と付き合うことはない。自分をより高めることを目的に友達を持つ。自分より能力が高く、実績を上げている人は、自分にない「考え方」や「価値観」を持つことが多い。

 

時間は、平等と言われている。資産家でも、貧乏人でも、1日は24時間だ。だが、この話は必ずしも真実ではない。場合によっては、時間も平等ではないのだ。

 

世の中には、せっせとお金を出して時間を買う人と、お金をもらって時間を売って人がいる。1日24時間は皆同じでも、その時間は売り買いされているため、上手に売れれば、大儲けできるのだ。

 

出資者でも経営者でもない人は、ほぼ100%、利害関係者の意向を聞かなければ意志決定ができない。日本のサラリーマンは、究極の使われる人だ。

 

一方、使う側の人は、すべてが自分の自由になる。しかし、よほどのお金持ちでもない限り、何億円もの大金を自由に動かすことはできない。大きく稼ぐ人は、両者の「いいところ取り」ができた人だ。

 

「お金ですべてが買える」というが、幸せは買えない。ただ、お金持ちなら「幸せは買えなくても、不幸を減らすことはできる」というはずだ。

 

あるトレーダーは、奥さんが重い病気にかかってしまった。彼は、仕事を辞め、奥さんの看病に専念した。彼には、奥さんの命を買うことはできなかったが、奥さんとの貴重な時間を買うことができた。

 

要するに「お金は目的ではなくツール」なのだ。資産家の家に生まれない限り、お金になるには事業や投資で成功するしかない。何かにチャレンジするとき、ケチケチした考えは禁物だ。

 

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■実践ポイント
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●ケチケチした考えを捨てる

●「お金は道具に過ぎない」と考える

●自分を高める人か?の観点で人間関係を築く

 

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■まとめ
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お金持ちになりたいなら、お金持ちを真似よう!!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

今日は仕事がおしてしまい大変でした(・_・;)
自分で管理できない部分は、粛々とやるしかありませんね。。。
ちょっと疲れた1日でした(~_~;)

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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