【195冊目】ビジネスマンのための「実行力」養成講座(小宮一慶)

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【行動が結果に結び付かない人向け】小さな行動のリズムが、自分を変え、会社を変え、国を変えます。「行動力」とそれを結果に結びつける「実行力」を養う40の小さな習慣とたったひとつの大事な基本を説きます。

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■本の概要
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【書籍名】ビジネスマンのための「実行力」養成講座
【著者名】小宮一慶
【出版社】ディスカヴァー・トゥエンティワン
【出版日】2012/12/14
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第一章 実行力のメカニズムを知る
第二章 実行力を高める習慣を身につける

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介するのは、「実行力」に関する一冊。

 

著者は、小宮一慶さん。
経営コンサルタントとして活躍される一方、ベストセラー作家・講演家としてもご活躍されている方です。

 

実行力とは、「結果が出る行動力」と定義。

 

本書は、「実行力」を養う40の小さな習慣とたったひとつの大事な基本を実践重視でまとめます。

 

「行動して」⇒「結果を出して」⇒「それを継続する」ためのコツを豊富なエピソードとともに、あなたを授けます。

 

仕事を頑張っているのに、結果に結びついていないと思っている方は、ぜひ本書が役に立ちますよ!!

 

それでは、本編をはじめます。

 

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■読書ノート
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日本の経済的地位の低下そのものというより、それにともなって社会全体に「行動力」が薄れてきていることに危機感を覚えるのです。
その危機感が、本書を書こうと思ったきっかけでした。

 

一人ひとりが、一社一社が、あと一歩踏み込む。

 

小さな行動を重ねていくことが、自分を良くし、
自分の家族を良くし、会社を良くし、
ひいては国を良くする。

 

「実行力」とは、「結果」を出す「行動」

 

「いい仕事をしよう」と思うこと。
そして、「やり遂げたい」という気持ちを持つことです。
仕事というのは、本来、それ自体が「社会貢献」のはずだからです。

 

まずは、できるだけ成功体験が得られるような小さなことから始める

 

失敗を失敗で終わらせると失敗だけれど、成功するまでやれば成功だ。

 

●結果を出すためのプロセス
(1)目標を明確にする
(2)「得られるもの」と「失うもの」を考える
(3)目標達成のためのプロセスを考え、リスト化する
(4)リソースを評価し、実現可能なスケジュールを立てる
(5)実行に移す
(6)人を巻き込む・人を動かす
(7)続ける
(8)継続する習慣を身につける
(9)PDCAを回す
(10)最後の詰めを行う
(11)結果を評価する
(12)次に向かってやり続ける

 

(アメリカ人のハングリーさについて)
もちろん、それは、しっかり働き、お金を稼ぐことは、神への奉仕であると考えるプロテスタントの考え方の影響が色濃く残っているからかもしれません。
一生懸命働き、儲けた部分の一割なら一割は必ず寄付をする、たくさん寄付するためにはたくさん儲けなくてはいけないということが、当たり前のこととして植えつけられているからかもしれません。
だからつねに、goodでは満足しなくて、greatを目指し続けるのかもしれません。

 

●「実行力」をつけるために必要な基本的心構え
(1)迷ったらやる
(2)有言実行する
(3)時間をコントロールする
(4)体調を整える

 

知っているのとやっているのとではまったく違います。行動しないのだったら、何も知らないに等しい。

 

●行動を起こすための8つの習慣
□呼ばれたら返事をする
□新聞記事、数字をメモする
□メールの返事をすぐに書く
□一本早い電車に乗る
□お客様を「さん」づけ「さま」づけする
□「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」と声をかける
□社内で困っているお客様がいたら声をかける
□歩く・運動する

 

●人に好かれるための8つの行動
□人に奢る
□プレゼントする
□手紙・ハガキを書く
□席を譲る
□「有難う」と声を出して言う
□タクシーの小銭の釣り銭をもらわない
□周りの人に優しくする
□気配りをする

 

具体化するスキルとは何かというと、数値化です。つまり、数字で考える、とういうこと。
「もうちょっとがんばる」ではなく、「あと何時間がんばる」、「あと何件訪問する」「あと何ページ書く」ということです。

 

●行動を結果に変えるための13の習慣
□本を最後まで読む
□とにかく書いてみる・書いたものを人に見せる
□数字でものを考える
□電話を早く切る
□会議を時間通りに終わらせる
□会議では物事を具体的に決める
□会議で決めた内容を出席者に確認し、納得させる
□進捗をチェックする
□ネットやテレビに時間をとられすぎない
□評価されるアウトプットを出す時間を多くつくる
□雑巾がけをする
□早起きをする
□メンバーを褒める

 

実力を高めるには、
-自分の能力を高めようと、「信念」を持つこと
-「原理原則」を知っていること

 

「変わる」ことは、目的ではなく、手段だ。

 

●結果を継続させるための6つの習慣
□実力を高める努力を続ける
□日記をつける
□毎日決まった時間に決まったことをする
□信念・志を持つ
□新たなことにチャレンジする
□ボランティアをする・少額でもいいから寄付をする

 

●幸せな人生を送るための5つの行動
□旅行に出てみる
□食べ物に注意する
□睡眠不足を避ける
□貯金する
□投資する

 

「何もしない」ということが最大のリスクかもしれない、
ということに気づかなければなりません。
逆に言えば、
ある程度のリスクをとることが最大のリスク回避の方法なのです。

 

口はいいから、手を動かす。
理屈はいいから、実践して、結果を出す。

 

この本を読んでくれた一部の人でも、「世の中はうまくいくようにできている」と信じて、だから、「明日からがんばって、会社を良くしよう、自分の人生を良くしよう、世の中を良くしよう」と、一歩を踏み出してくれたら、そしてその中からひとりでもいいから、いまの日本を変える人が出てきてくれたら・・・・著者としては望外の喜びです。

 

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■実践ポイント
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●気になったことはメモをする

●迷ったらやる

●毎年はじめに、真っ白日本地図を用意し、行った県を塗りつぶす。

 

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■まとめ
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「これくらいだろう」と自分でふだん引いている行動の線を、一歩前に置くようにしよう!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

記録的な大雪になっていますね(・_・;)
雪かきした後1時間程度でまた積もっていてゲンナリしました(笑)
明日の朝が心配ですね。。。

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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