【本音が生きづらさを和らげる!】
バラエティプロデューサー・角田陽一郎氏が、『「本音で話す」は武器になる』と題して、心が変わり行動が変わり人生が変わる、言いにくい本音を言いやすくする作法を指南する一冊。
■書籍の紹介文
本音が言えるなら言いたいよ!
こころのなかで、何回叫んだことがありますか?
本書は、建前主義が波風立てず平和に生きられるというのは幻想だと提起し、人生観を確実に変える「言いにくい『本音』を言いやすくする作法」を指南する一冊。
本音を隠して、建前で生きること。
それが本当にいいことなのかどうか、ほとんどの人にはわかっているとおもいます。
本音こそ、自分が本当に言いたいことです。
それを隠して建前で生きることが、心に良くないのは想像に難くありません。
ではなぜ、日本社会は本音を隠して建前で生きることを美徳としてきたのでしょうか。
このあたりの考察からはじまり、著者がどうして本音で生きることを強く主張するのかが、あきらかになっていきます。
もちろん、感情に任せて本音を言えばいいわけではありません。
”衝突”が目にみえていますから。
本音を抑えこんで抑えこんで溜め込んでしまう。
だから、いざ本音をいうときに溜め込んだ感情も一緒に放ってしまうので失敗するのです。
これを避けるためには、本音をいうための、心構えや環境づくり、言葉選びが大切になってきます。
それは、本音をいうための”作法”と言えるかもしれません。
言ってみれば、わたし達日本人は、本音を言うのが下手なのです。
ならば、本音を言える”作法”を身につけるために、練習すればいいのです。
本音を言い合える関係が大切なことを、わたし達は知っています。
この本で”本音の作法”を身につけ、本音の輪を広げていきましょう!
◆本気だから、本音になる!
「本音で話す」は武器になる
角田陽一郎 PHP研究所 2019-8-29
売上ランキング(公開時):30,937
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■【要約】15個の抜粋ポイント
なぜ日本人は本音が言えないのでしょうか?
私の考える理由の一つが、「単位面積あたりの人口が多いから」です。
日本では昔から、ヨーロッパの荒地やアメリカの広大な大平原に比べて、人が狭い土地に密集して暮らしています。
なので、あまり自分の意見ばかり主張すると、ギスギスして暮らしにくい。
どうせ悩むなら、深く考えずに、まず言いましょう。
それに限ります。
大切なのは、言いにくいかもしれない自分の本音を、まず面と向かって言い、相手の本音も聞くことです。
本音を口に出し、議論の俎上に載せることが、何より問題解決の早道であり、双方の意見を等しく正当化する最善の方法なのです。
「本音を言う」は、理想の人生に近づくため、理想的な環境に身を置くための、大事なアクションなのです。
「本音で生きる」とは「人生を”処理”で生きない」ということなのです。
本音とは「本気の想い」である
あなたが言葉や言い方にちゃんと気を使って話せば、8割の確率で相手はちゃんと聞いてくれます。
これは、私が20年以上社会人としてズケズケ本音を言い続けてきた経験に基づいているので、信用してください。
つまるところ本音は、「100%言うか、まったく言わないか」の二択ではない。
自分に自信をつける。
そこで効果的なのが「体を鍛える」です。
言いにくいことは寓話、すなわち、見立て話・たとえ話を使うと伝えやすくなります。
本音を伝える時に文章は不向きです。
胸に抱えている本音を吐き出させる一番の呼び水は、「自分が話したいことを話す」。
それに勝るものはありません。
対立を恐れず、その先の全体利益を考えて、しっかり本音を言いましょう。
依頼を伴う本音は対価を添えて言う。
そこに下手な精神論は不要です。
本音は大声で。
それが最良の結果を招きます。
■【実践】3個の行動ポイント
【1532-1】悩むなら言うと決める
【1532-2】身体を鍛える
【1532-3】本音を伝えるときは直接伝える
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】「本音で話す」は武器になる
【著者名】角田陽一郎 ・ 著者情報
【出版社】PHP研究所
【出版日】2019/8/29
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】人間関係、交渉術、ことばのチカラ
【頁 数】192ページ
【目 次】
第一章 本音で生きるべき理由
第二章 そもそも「本音」って何?
第三章 本音を言うための準備と心構え[本音・基本編]
第四章 本音を言う技術[本音・実践編]
第五章 仕事の場面別・本音の言い方[本音・応用編]
この本が、あなたを変える!
「本音で話す」は武器になる
角田陽一郎 PHP研究所 2019-8-29
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角田陽一郎さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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