【書評:1151冊目】イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART5(西澤ロイ)

【英文法は「構造理解」が命!】
イングリッシュ・ドクター西澤ロイ氏が、TOEIC L&Rテスト Part5の最強の根本対策として、英文法を徹底解説する一冊。テクニックではなく、文構造の理解で攻略せよ!

■この本の紹介文

英文法の学習。
あなたは、どのように学習していますか?

 

本書は、英文を理解するうえで重要な、「大事なところ」と「そうでないところ」を見極めるための英文法の基礎を解説していく一冊。

 

どんな形でも、英文法の学習経験は皆さんにあるでしょう。
効果の出たもの、出なかったもの、いろいろな思い出があると思います。

 

なにかを学習するときに、もっとも大切なこと。
それは、正しい学習方法を、いち早く身につけるということです。

 

英語力についても同じです。
正しい方法で学べば、かならず上達します

 

その点において、この本はとてもオススメです。
単なる試験対策本としてではなく、リーディングの本当の基礎力を身につけることに、細部までこだわって構成されているからです。

 

試験のために勉強するのではなく、本物の英語力を身につけるために勉強する。
その結果、新TOEIC試験Part5にも難なく対処できるようになるのです。

 

だからこそ、この本には覚悟が必要です。
あなたは、点数が欲しくて勉強をするのですか?
あなたは、本当の英語力が欲しくて勉強をするのですか?

 

<こちらも合わせて!>
【シェア読書:1106冊目】イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART1&2(西澤ロイ)

 

◆本物の英文理解力を!

■本がわかる!15の要約ポイント

●リーディングで絶対やってはいけない学習方法
×英文を何度も読み返す(「返り読み」を含む)
×日本語に訳して理解しようとする
×単語の意味を並べて、文の意味を想像する
×4択の問題を解くことにフォーカスしてしまう
×素早く読める/解けることを目指してしまう
×疑問を放置したまま先に進む

 

大切にすべきなのは、分からなかったところをこれから理解できるようにすることです。

 

「意味」情報よりも先に、「品詞」や「文型(骨格)」などの「構造」情報をつかむ必要があります。

 

「前置詞」は、文字通りには「前に置く詞(ことば)」と書きます。
「with my friends」や「in Shibuya」のように名詞の前に置かれ、「句」と呼ばれるセット(前置詞句)になることをここでは押さえておきましょう。

 

副詞が修飾する語句には「動詞」「形容詞」「副詞」「文(全体)」の4種類があると考えてください。
分かりづらいかもしれないのが、副詞を修飾する副詞かもしれません。
Thank you very much.
で考えてみると、まずmuch(たくさん)が動詞thank(感謝する)を修飾する副詞になっており、veryはそれをさらに修飾していますね。

 

●5つのルールに従って、英文に印をつけよう
ルール1:名詞には下線を引く
ルール2:前置詞句をカッコで括る
ルール3:文の中で、一番最初に単独で登場する名詞にマーカーを引く
ルール4:残っている副詞を()でくくる
ルール5:従属接続詞がある場合には、従文を[]でくくる

 

英語は厳密に語順にルールが決まっており、語順そのものが「意味」を持つのです。
いい加減にすることなく、ぜひしっかりと理解していきましょう。

 

【品詞】
・名詞(Noun):モノやコトを指す
・動詞(Verb):動作や状態を表す
・形容詞(Adjective):名詞を修飾する
・副詞(Adverb):名詞以外を修飾する
・前置詞(Preposition):名詞とセットになり、修飾語となる
・助動詞(Auxiliary Verbs):動詞を補助し、話者の心的態度を表す
・接続詞(Conjunction):語句や文をつなぐ
・間投詞(Interjection):様々な感情を表現する

 

知らなかった単語や、品詞や意味がよく分からない単語について、ぜひしっかり調べ、そして覚えてください。

 

構造について絶対に押さえておくべきポイントは、「目的語を主語にする」のが受動態であるというコトです。

 

英語において「時制」は「事実」を表します。
現在形でstudyと言う場合には「現在の事実」を表し、studiedという過去形にすると「過去の事実」を表します。

 

notやneverなどの否定語は、基本的に動詞を修飾(否定)しますので、「副詞」だと考えてください。

 

過去形というのは、ある時点での過去の事実を表現します。
つまり、例えば次のように、1995年という過去の一時点の話をしていることになります。
GDJ underwent drastic changes in 1995.
(GDJ社は1995年に劇的な変化を経験した)

 

「due to」は原因や理由を表すイディオムであり、TOEICでは必須表現です。
前置詞的に使われ、後ろには名詞がきます。

 

スキルを身につける時に大事なのは、まず「頭できちんと理解(納得)する」こと。
それから「繰り返し(ドリル)によって体に覚え込ませる」ことです。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1151-1】文の構造を理解することを優先して英文を読む

【1151-2】英文を英文の構造のまま理解する

【1151-3】「分からない」「知らない」を放置しない

 

■ひと言まとめ

モノゴトを理解する早道は、その構造を理解すること!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART5
【著者名】西澤ロイ
出版社実務教育出版
【出版日】2018/3/1
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の語学力を磨きたいときに
キーワード英語勉強法グローバル
【頁 数】320ページ
【目 次】
第1章:「本物のリーディング力」を身につけるための心構え
第2章:英文法の基礎
第3章:リーディングPart5の根本対策トレーニング
第4章:リーディングPart5の模擬問題に挑戦!

 

この本が、あなたを変える!

 

西澤ロイさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

 

■お知らせ

■メルマガ版も好評配信中■
ブログ版とは構成を変えてお届けしています!
ぜひ購読登録してください(^^)
登録はこちらから
※注意※
PCアドレスでの登録にご協力ください。
携帯アドレスだと未着の場合があります。

 

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

 

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る