【シェア読書:1150冊目】ケンタッキー流 部下の動かし方(森泰造)

【モチベーションもあげてます!】
みらい創世舎・森泰造氏が、ケンタッキー流人材育成で5000人以上の人財育成に携わった経験をもとに、部下の動かし方の秘訣をまとめた一冊。ケンタッキーは、社員も虜にする!

■この本の紹介文

ケンタッキーフライドチキン(KFC)。
あなたは、どんなイメージをもっていますか?

 

本書は、公になることが非常に少ないケンタッキーの人材育成方法を紐解きながら、部下・チームの生産性をあげる方法を公開した一冊。

 

ケンタッキー、美味しいですよね。
頻繁には食べませんが、食べるときはいつも楽しませてもらっています。

 

そんな期待を裏切らないケンタッキー。
大きく目立つようなこともなく、いつもそこに存在している、そんな”安定”のイメージをわたしはもっています。

 

この本を読んで、その理由の一旦がわかりました。
ケンタッキー流の人材育成とは、リーダーの原理原則を淡々と行うことにあったのです。

 

特別なリーダー論は書かれていません。
ただ、原理原則をひたすら徹底することに力を入れているのです。

 

その結果が、入社2年以内の離職率0なのだと感じます。
すなわち、人材育成の基本がきちんと行われているのが、ケンタッキーという会社なのです。

 

リーダーの原理原則が学べます。
部下の動かし方に悩んでいる人は、まずこの一冊から。

 

◆リーダーのやるべきことは、この中に。

■本がわかる!15の要約ポイント

リーダーの役割は、どんな組織やチームでも同じです。
リーダーに求められるのは、部下やチームのメンバーを動かし、プレイヤー時代、一人ではとても達成できなかった、大きな成果を挙げることなのです。

 

「アドバイスしたら終わりだ」
これは、私がリーダー向けの研修で必ず言う言葉です。

 

1 意義のある目的・使命・ミッション
2 明確な価値観・信念
3 未来のイメージ
この3つをチームで共有することができればチームは一つにまとまり、驚くべき成果を挙げることができます。

 

●部下を動かす7原則
1 部下が動く理由を知る
2 部下には公平かつ公正に接し、尊重する
3 部下の成長や進歩を見逃さない
4 部下にも一緒に考えさせる
5 部下に「主体性」を持たせる
6 「質問+フィードバック」で自ら行動を改めさせる
7 行動が正しくなければしっかり叱って指導する

 

●部下が動く4つの理由
①「やらないと叱られる・居場所がなくなるから」=仕方がないから働く
②「自分の役割は果たさなければ」=役割を果たす・使命感・責任感
③「行動しているのを認めてほしい」=認められたい・承認してほしい
④「やってみたい・挑戦したい」=仕事を通して自己実現したい

 

常日頃から観察していれば、どんな小さな変化であっても、気づくようになります。
気づいたら、声に出してほめましょう。

 

ネガティブとポジティブは表裏一体です。
つまり、どんな特徴もすべて長所として変換すれば、ほめることができるのです。

 

叱るべき時に叱らないのは、「あなたに興味がない」「あなたが成長しようとしまいとどうでもいい」とのメッセージを送っているようなもの。

 

「感情的になって(感情に流されるまま)叱る」のではなく「情熱を持って本気で叱る」のです。

 

ミスがあれば叱る、改善すればほめる。

 

目まぐるしい世の中の変化とともに、人も多様化し、様々な個性を持つようになりました。
そんな個の集まりが、化学変化を起こすことで、強いチームになります。

 

イメージの力は絶大です。
「自分たちは何者で、何を基準にして、どこを目指して進んでいくのか」を明確にする。
そうすることで、チームは一つにまとまり、最高のパフォーマンスを発揮できるようになり、成果を生み出せるのです。

 

お互 いが日頃からビジョンを意識し、存在を認め合い、フィードバックし合い、ミーティングの席で賞賛し合い、メンバー同士高め合える環境をつくることで、今、ここで働く意味を見い出すことができ、「また、頑張ろう」と思えるのです。

 

権限委譲は、仕事を「任せること」であって、権限を与えるわけではありません。
あくまで責任者はリーダーであるあなたです。

 

リーダーは常に、部下という観客の前に立つ役者になったつもりで一挙手一投足、言葉の選び方にも気を使ってください。
リーダーが丁寧な仕事を心がけ、前向きな言葉を使っていれば、それがチーム内のスタンダードとなり、部下もそれに従うのです。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1150-1】関わる人をよく観察する

【1150-2】ネガティブな言葉はポジティブな言葉に置き換える

【1150-3】「自分が何者で、何を基準に、どこを目指しているのか」を常に明確にしておく

 

■ひと言まとめ

「また、頑張ろう」の環境づくり!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】ケンタッキー流 部下の動かし方
【著者名】森泰造
出版社あさ出版
【出版日】2017/11/16
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー指導力人間関係
【頁 数】231ページ
【目 次】
第1章 あなたの部下は、なぜ動かないのか?
第2章 部下を動かすためにリーダーがやるべき7原則
第3章 部下が成長するほめ方
第4章 部下が成長する叱り方
第5章 チーム力を上げる部下のまとめ方
第6章 リーダーの最大の仕事は未来のリーダーをつくること

 

この本が、あなたを変える!

 

森泰造さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

 

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