【”話を聞く”とはこういうこと!】
インタビュアー・佐藤智子氏が、『1万人インタビューで学んだ「聞き上手」さんの習慣』と題して、仕事と私生活がうまくいくコミュニケーションのコツを解説する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
聞くこと。
あなたは得意ですか?
本書は、聞くことに対しての心構えをすこし変えるだけで人生は劇的に変わると提起し、「聞き上手」になるために必要なノウハウを解説する一冊。
話を聞くこと。
これは、「相手が話したいこと」と「自分が聞きたいこと」が一致した状態です。
こう書き出すと、とても難しいことだということが分かります。
そう、聞くというのは高度なことなのです。
著者は、キャリア10年、1万人に「聞いてきた」プロフェッショナル。
この本では、その「聞く」ノウハウをたっぷり学べます。
聞くことができるようになると、濃密なコミュニケーションができるようになります。
人生を豊かにする人脈の構築にもつながっていきます。
聞くことの意味を知る。
とても大切なことが学べる一冊です。
◆聞き上手になろう!
1万人インタビューで学んだ「聞き上手」さんの習慣
佐藤智子 飛鳥新社 2014-4-24
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】11個の抜粋ポイント
プライベートな質問は一切せず、「一般論」で話を進めるとうまくいく
●取材の段取り
(1)情報収集の「目的」を明確にする(何のために探すのか)
(2)「目的の理想的な完成形」をイメージする
(3)理想的な完成形のために「必要な情報」を明確にする
(4)「取材対象者」(「必要な情報」を持っている人)と「協力者」を見つける
(5)協力者の「メリット」と「ニーズ」が何かを考える(その「協力者」はどうすれば動いてくれるのか)
的確な協力を得るには、「ほんとうの目的」を伝えること
レスポンスは迅速に、リアクションは大げさに
自分を表現するのが苦手な相手には、「イエス」か「ノー」で答えられる質問がいい
状況次第なのですが、「決めつけて、聞いてしまう」のも、場合によっては有効
「両極端の条件」を尋ねる
自分の「得意分野」について聞かれて、イヤな顔をする人はいない
話題に困ったら「相手の得意なこと」×「自分の得意なこと」
「自分が語りたいこと」を話すのではなく、まず「相手が聞きたがっていること」や「相手がほしがっている情報」を察知して話す。
これができる人は、確実に相手から信頼されます。
「誰か」のために、「目的」を持って、情報を集めること
■【実践】3個の行動ポイント
【318-1】「レスポンスは迅速に、リアクションは大げさ」を意識する
【318-2】「相手の得意なこと」と「自分の得意なこと」を意識する
【318-3】「誰か」のために「目的」を持って、情報を集める
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】1万人インタビューで学んだ「聞き上手」さんの習慣
【著者名】佐藤智子
【出版社】飛鳥新社
【出版日】2014/4/24
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】聞く力を身につけたいときに
【キーワード】話し方、伝える、交渉術
【頁 数】216ページ
【目 次】
第1章 「 聞き上手さん」が知っている、「 質問」と「情報集め」のきほん
第2章 「 著名人インタビュー」の現場で私が学んだこと
第3章 今日から使える! 人生がかがやく「聞き上手さん」の質問・情報収集ノウハウ
この本が、あなたを変える!
1万人インタビューで学んだ「聞き上手」さんの習慣
佐藤智子 飛鳥新社 2014-4-24
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佐藤智子さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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