【書評:110冊目】世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方(福原正大)

【学習し続けた者だけが輝く!】
リーダー育成スクールIGS代表・福原正大氏が、『世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』と題して、自らの価値観を育む、哲学を通した教養の磨き方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

世界で活躍するのに必要な力。
なにが必要だとおもいますか?

 

本書は、世界のエリート教育を知り尽くした著者が、世界で求められる「本物の知力」の身につけ方を、31の方法にまとめ上げて指南する一冊。

 

世界で活躍するのに必要な力。
それは、教養です。

 

本書は、いわゆる学習指南書ではありません。
教養を磨くために、哲学を通して深く考えることを目指す内容です。

 

磨くこと、学ぶことに「ここまで」は存在しません。
生涯にわたって、継続するものです。

 

継続できた者だけが、輝くのです。
輝くために、どこを磨くべきかを指南してくれるのが本書です。

 

世界で活躍する人材は、教養を磨き続けているという共通点があります。
この本をきっかけに、その道を歩み始めましょう。

 

◆教養を磨き続けよう!

世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方
福原正大 大和書房 2013-10-23
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■【要約】15個の抜粋ポイント

確固たる価値観を持つことや、本物の教養を身につけることのほうが、はるかに重要だ。
大切なことは、本質的な物事について、しっかり思考し、自分なりの考えを持つことだ。

 

教養とは、あなたという人物を形づくる軸だ。
自分はどういう考えの持ち主で、何を大切にしているのか。
さらに、自分の周囲の人たちは「どう考え、何を大事にする人か」を理解するべきだ。

 

あなたが「これは真実だ」と疑いなく信じていることでも、まるで異なる認識を持つ人が世の中には大勢いる。
人は同じ情報に対し、まったく異なる認識をするものなのだ。

 

人と交流する際「この人はどんな認識スタイルを持っているのか」「西洋的かな、東洋的かな」と考えることは重要だ。
国籍の違う人たちで会議をすると、この認識の差が大きな問題になるからだ。

 

イギリスの経済学者スチュアート・ミルは「人間は自由な存在だ。その自由を保障するために社会がある。
ただし、社会の恩恵を受ける限り、人は自由の一部を制限され、何らかの義務を負う」という。

 

一方、ドイツの哲学者カントは「自由とは、人間が本来的に持つ道徳観に従って行動することだ」と言う。
人間は理性の動物だから、理性に則って行動するときこそ、真の自由を獲得しているという。

 

政治評論家ウォルター・リップマンは「私たちは、ステレオタイプ化された情報を与えられ、その情報が意図するように知覚してしまう」と言っている。

 

そもそも、人は自由を求めているのか。
社会心理学者エーリッヒ・フロムは「人は自由から逃避するものだ」と言う。
「人は自由を手に入れれば入れるほど、孤独になっていく」からだ。

 

人は、自由と平等のどちらをより大事と思うのか。
フランスの政治思想家アレクシ・ド・トクヴィルは「通常、人は自由よりも平等をより尊く思う」と述べている。

 

資本主義と社会主義、あなたはどちらを支持するか。
マルクスは、「あらゆる商品の価値は、その商品に含まれた労働の量に比例する」という労働価値説を唱え、資本家を否定する。

 

一方、経済学者ヨゼフ・シュンペーターは、マルクスの主張に反論する。
「生産性を無視して、商品の価値を決定づけるのはおかしい」というわけだ。

 

資本主義の大原則は市場経済だ。
アダム・スミスの「神の見えざる手」が源流だ。
これは「市場価格は一時的に上下するが、いずれ自然に需給のバランスが取れ、自然価格に近づく」と言う考え方だ。

 

同じ資本主義でも、このように「より市場に任せる」というやり方もあれば、「積極的に政府が介入する」というアプローチもある。
ケインズは「神の見えざる手」に反論する。

 

一方、フリードリヒ・ハイエクはケインズを批判する。
一時的に経済が上向いても、政府のお金が底をつけば新たな問題を生むからだ。
個人が成長しなければ、長期的な経済の改善はできないのだ。

 

あなた自身の価値観を確認し、哲学をより強固にしてほしい。
それが「本物の教養」だ。
これを磨くことこそが、グローバル人材として輝く人になる条件なのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【110-1】哲学書を読む

【110-2】「知らない」を大切にする

【110-3】人との違いを楽しむ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方
【著者名】福原正大
出版社大和書房
【出版日】2013/10/23
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワード教養哲学思考
【頁 数】263ページ
【目 次】
第1章 「認識」を磨く
第2章 「国家」を理解する
第3章 「自由」をつかむ
第4章 「経済」を知る
第5章 「科学技術」「自然」観を持つ

 

この本が、あなたを変える!

世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方
福原正大 大和書房 2013-10-23
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福原正大さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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【書評:110冊目】世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方(福原正大)
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