【書評:096冊目】1日6時間座っている人は早死にする!(坪田一男)

【健康は、まっすぐ立って、増進する!】
日本抗加齢医学会理事長・坪田一男氏が、1日6時間座っている人は早死にすると提起し、座る時間が長くなる現代人が気をつけるべき健康法を紹介する一冊。意識して立とう!

■この本の紹介文

この1週間を振り返ってください。
どれくらいの時間、座って過ごしていますか?

 

著者は、坪田一男さん。
日本抗加齢医学会理事長であり、日本にアンチエイジングを広める第一人者の一人です。

 

「座りっぱなしだと、早死にしますよ」
「運動しないと、寿命は削られていく」
など、結構ハッとさせられる表現が数多く出てきて、危機感を煽ります。

 

わたしもIT業界ゆえ、「座りっぱなし」にどっぷり分類される身なので、背筋に嫌な汗をかきました(^^ゞ

 

最近座っていることが多いな〜と感じるなら、かならずお読みください。

 

◆座りっぱなしの恐怖を知る。

■本がわかる!15の要約ポイント

運動によって心臓から血液が盛んに脳に送り込まれると、脳は活性化してベストの状態になる。

 

「立っている時間を1分でも増やすことが、病気のリスクを減らす」

 

人類の脳は、人類が二足歩行になってから立って歩くことで、それまでにない刺激を受けるようになり、発達したといわれることがあるが、じつは我々の祖先は走りながら考え、脳を発達させてきた

 

「運動の第一の目的は、脳を育ててよい状態に保つことにある」

 

脳内にストレスホルモンを溜め込んで、記憶を破壊するような悪さをさせないためには、48時間に1回、つまり2日に1回は運動したほうがよい

 

「1日に10時間以上座っている人は、1日4時間以下の人よりも病気になるリスクが40%高くなる」

 

腰痛をなくす一番の解決策は、立って運動をすること

 

運動しないでいると、年齢とともに毎年、総筋肉量の1%の筋肉が減り続ける。

 

年をとっても、たった4週間、カロリー制限するだけで、一気に遺伝子が活性化して若返ることができた

 

お勧めの食品は、ぶどう、キウイ、さくらんぼ、りんご、トマトなど

 

「ゆっくり歩きと速歩きを3分間ずつ」×5セット=30分間を週4回、5カ月間続ける
<結果>
(1)体力が最大20%向上
(2)高血圧・高血糖・肥満が20%改善
(3)医療費が20%削減

 

筋肉の量を増やしていくためには、自分の最大の筋力の80%くらいを使った運動がよい

 

<忙しい人の4分運動>
20秒スクワット→10秒立って休む×8セット

 

百歳長寿の皆さんは毎朝、自分で決めた運動を布団の上でされていた。
全身を両手でさすったりたたいたりする、手を握って開く”グー・パー”を繰り返す、手首・足首を回す、腹式呼吸をする、両足を上げてグルグル回すなど、いろいろな運動を見せていただいたが、一日の始めのウォーミングアップは健康、長寿に欠かせないもの

 

●運動を続けるための3原則
(1)自主性を持つ
(2)関係性を持つ
(3)能力に合わせる

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【096-1】「ゆっくり歩きと速歩きを3分間ずつ」×5セットを習慣化する

【096-2】20秒スクワット→10秒立って休む×8セットを習慣化する

【096-3】意識的に立って歩く時間を増やす

 

■ひと言まとめ

座りっぱなしは、座して死を待つに値する

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】1日6時間座っている人は早死にする!
【著者名】坪田一男
出版社KKベストセラーズ
【出版日】2013/7/9
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法生活習慣術最高の自分
【頁 数】192ページ
【目 次】
プロローグ 「身が軽い」人は長生きする
第一章 脳と運動の親密な関係
第二章 座りっぱなしの生活と病気
第三章 人間は走るために生まれてきた
第四章 運動で遺伝子のスイッチが変わる
第五章 運動実践編

 

この本で、あなたは変わる。

 

坪田一男さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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