【1食=睡眠3時間分】
作曲家・三枝成彰氏が、痩せて見た目が若返り、健康となり、仕事もバリバリこなせるようになる“一石三鳥”の、無敵の「1日1食」メソッドを紹介する。なんで、1日3食食べるんですか?
1日3食。
なぜ3食も摂るのか、考えてみたことありますか?
本書は、「冴えた状態をつくるには、やっばり食べないこと」と語り、30年にわたり1日1食を継続する著者が、無理せず誰でもすぐに実践できる「1日1食」メソッドを紹介した一冊。
あくまで著者の感覚ではありますが、
「疲労を抜くためには、1食あたり3時間が必要」
この一文には、しばらく目が止まりました。
自分の適切な食事回数を知る。
食事はエネルギー補給なのですから、効率的であることが重要です。
エネルギーが少なければ、ガス欠になります。
エネルギーが多すぎると、運動効率が悪くなります。
そのためにも、適切な食事回数を把握する必要があります。
把握するひとつの方法として、「1日1食」メソッドが提案されています。
1日1食にする必要はありません。
ですが、自分にとって一番効率的な食事回数は把握しておきましょう。
◆1日何食が最適ですか?
お腹が空くのは食べるから。
朝食を食べるからお腹が空いて昼食を食べたくなるのです。
私の感覚では、疲労を抜くためには1食あたり3時間の睡眠が必要。
1日3食なら9時間、2食なら6時間、1食なる3時間です。
何か仕事を成し遂げたいというのは高尚な欲ですが、食欲や性欲は低俗な欲だと私は思っています。
そこにうつつを抜かす人間に立派なヤツはいないと断言したいくらいです。
食べることは生きることですから、食事に関する態度が変われば、あなたの生き方も変わる可能性があります。
「ニンジンとリンゴのジュース」と「ショウガ紅茶」
「昔から力士たちは朝食をひと口も食べないで朝稽古をする。朝食を食べないと力が出ないというのなら、力士たちが3〜4時間の猛稽古に耐えられるわけがない」
「穀物を62.5%」「野菜や果物や海藻を25%」「肉類や魚介類といったタンパク源を12.5%」という割合で食べるのが、ヒトという動物の生理に沿ったバランスのよい食べ方なのです。
糖質というのは健康によくて人体に必要なものであり、必要だからこそ食べると「美味しい」と感じるようにできています。
糖質を食べすぎて太ると、動脈硬化、心臓病、がんなどに罹りやすくなります。
ですから、そういう状況で一時的に糖質を制限すると、過剰な糖質が入ってこなくなりますから、溜まっていた体脂肪が分解されてエネルギーに変わります。
1日3食でいつも満腹だと免疫力が下がります。
免疫力を担う白血球の働きが落ちてしまうからです。
朝起きると吐く息が臭くて、目ヤニが出て、オシッコが濃いですよね。
つまり朝は老廃物を排出する時間帯なのです。
「食べる工夫ではなく、食べない工夫をしろ」
「空腹を楽しめ」
「本当の健康体は、腹が減るほど調子が出るものだ」
「腹八分で医者いらず、腹六分で老いを忘れる、腹四分で仏に近づく」
●「まごはやさしい」で摂れる食品
ま:豆・豆製品
ご:ゴマ
は:ワカメなどの海藻類
や:野菜
さ:魚介類
し:シイタケのキノコ類
い:イモ類
やり始めはちょっと辛く感じるけれど、1日1食は慣れると何でもない。
朝と昼を抜くと体調も仕事も調子がいいから、やめられなくなります。
睡眠時間が短くて済むようになる、それでいて頭がクリアに働くというのが1日1食にする2大メリットだと私は思っています。
【1033-1】朝食を、ニンジンとリンゴジュースに置き換える
【1033-2】「まごはやさしい」を意識して食事する
【1033-3】余計な間食をしない仕組みを考える
適切な食事回数は、人それぞれ違う!
【書籍名】無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!
【著者名】三枝成彰
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2016/6/7
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】食生活、健康法、ダイエット術
【頁 数】176ページ
【目 次】
第1章 1日1食で仕事を極める!
第2章 1日1食への道
第3章 リタイア世代こそ1日1食で死ぬまで働け!
第4章 誰でも始められる1日1食の実践術
第5章 1日1食×年1回の断食で絶好調! 石原結實×三枝成彰
第6章 すぐに始められる1日1食の実践術
第7章 1日1食でバリバリ働け! 船瀬俊介×三枝成彰
この本で、あなたは変わる。
三枝成彰さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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