【書評:341冊目】人生が必ずうまくいく「感動脳」の秘密(米山公啓)

【”感”(ココロ)が”動”くと人生好転!】
医学博士・米山公啓氏が、『人生が必ずうまくいく「感動脳」の秘密』と題して、感動を育てる59の習慣を解説しながら、感動を利用し人生を好転させる方法を伝授する一冊。

■書籍の紹介文

感動。
最近したのはいつですか?

 

本書は、最近医学分野で明らかにされてきた「感動と脳の関係」から、脳力を高める「感動」の力と「感動脳」の育て方を指南する一冊。

 

感動をすると心が豊かになる。
このことに異論がある人は、ほとんどいないでしょう。

 

ただし、感動には個人差があるようにおもいます。
ある場面において、感動する人もいれば、なにも感じない人もいるからです。

 

では、自分が感動する体質は変えられないのか。
最新の研究では、感動を引き寄せて脳を「感動脳」にすることができると分かってきたといいます。

 

そのために役立つ59の習慣を提示します。
一つひとつ身につけていくことで、感動脳の持ち主になっていきます。

 

感動すると心が豊かになる。
心が豊かになると人生に前向きになれる。

 

人生に前向きになると、成功のチャンスをつかみやすくなる。
感動する脳を、ぜひ育てていきましょう!

 

◆脳は感動好き!

人生が必ずうまくいく「感動脳」の秘密
米山公啓 祥伝社 2012-11-1
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■【要約】15個の抜粋ポイント

感動すると脳に変化が起きる。
感情を動かされたことがきっかけで、人生の転機が訪れることがある。
成功している人の多くは、自分の感動をそのまま仕事に活かしている人だ。

 

何事も一生懸命やることが大事だ。
しかし、感動すれば自分で意識しなくても、面白く努力できる。
苦痛を感じることなく、自然に成功への道をたどることができるはずだ。

 

「面白かった」とか「楽しかった」という感情が動かされたとき、即座に忘れない記憶になる。
これは心理学で言う「学習」と同じだ。
そのときの感情的な変化によって、出来事の記憶は強化されるのだ。

 

勉強の内容について驚いたり、感動したりできれば、どんどん覚えることができる。
「好きこそものの上手なれ」というが、自分の感覚、感性にうまくはまると、どんどん伸びる。

 

ビル・ゲイツは、13歳のときにコンピュータの虜になった。
そして、コンピュータソフトを作っている会社に、ソフトのテスターとして雇ってもらい、好きなだけコンピュータを使える環境を手に入れた。

 

感動脳が活動している人は、若くして魂が震える感動を覚え、自分の好きなことを見つけている。
それにより、人生は可能性に満ちてくる。
感動脳を育て、活性化させることが、人生を切り開くのだ。

 

人は、大きな感動を経験すればするほど、手前の困難を乗り越えようとする意欲も高まる。
言葉を換えると「懲りない脳になっている」とも言える。

 

確率から言えば、9回失敗して10回目に成功する可能性があるのだから「懲りないこと」が、成功者の条件と言っていい。
感動力の大きさ、感動できる脳とは「懲りない脳」でもあるのだ。

 

感動を作り出すには、強烈な欲求が必要だ。
「あれが欲しい」という渇望こそ、やる気を起こさせる原動力だ。

 

欲しいものを手に入れたときの感動は、さらに充実感を作り出し、もっと欲しいという強い渇望も作り出す。
この果てしない欲望こそが、人間を進化させてきたと言ってもいいだろう。

 

今したいことを実現させることが、自分に感動を作り出す最大の方法だ。
「夢」を先送りしていては、感動を作り出すことは難しい。
今、実現できることで、したいことを考えて欲しい。

 

大切なのは、目標や計画を先延ばしにしないことだ。
「定年になったら」「お金が貯まったら」「暇になったら」と言い訳して、実行しないのはだめだ。
感動で自分自身を変えることが難しくなる。

 

日常の中に、感動を持ち込むことを習慣にするための、大切なきっかけが1日の始まりの朝食だ。
食事の場合「おいしい」という評価基準がはっきりしているから、変化が官能や感情に反映しやすい。

 

物であれ食であれ、大金を使うことで、脳自体を刺激し、快感を得ることができる。
そのとき、脳の中ではドーパミンが分泌され、高い満足感や、感動を作り出し、瞬時に記憶として残るのだ。

 

自分の好きなブランドにこだわることも重要だ。
こだわりも行動に変化をもたらすのだ。
自分のセンスにあったものを追及していくことで、日常のルーチンワークより、意欲的になれるのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【341-1】「面白かった」「楽しかった」の記憶を書き出す

【341-2】欲しいものを書き出す

【341-3】1日の最後に「先送り」したものがないか書き出す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】人生が必ずうまくいく「感動脳」の秘密
【著者名】米山公啓著者情報
出版社祥伝社
【出版日】2012/11/1
オススメ度★★★☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワードメンタル自己対話引き寄せ
【頁 数】196ページ
【目 次】
1章 「感動脳」は人生の武器
2章 なぜ頭のいい人ほど楽しそうに勉強するのか
3章 やる気と目標達成の方法
4章 成功者の共通点
5章 人間力が高くなる
6章 高齢社会にこそ「感動脳」
7章 頭がよくなる旅行のコツ
8章 「感動脳」を活発にする毎日の生活習慣

 

この本が、あなたを変える!

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米山公啓さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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