【シェア読書:996冊目】抵抗勢力との向き合い方(榊巻亮)

【抵抗勢力は、成長のチャンス!】
ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズの榊巻亮氏が、プロジェクトの局面ごとによく出る抵抗を例に、抵抗勢力との向き合い方を指南。順に理解することで、抵抗勢力が味方に。

■この本の紹介文

「正しいことなのに、なんで反対するの?」
こんな歯がゆい経験をしたことありませんか。

 

本書は、何かを変えようとすると必ず現れる”抵抗勢力”とどう向き合えばよいのか、著者が実際にプロジェクトで使って効果が高かった方法論だけを解説する一冊。

 

まず前提条件として、2つのことを意識することを勧めています。
(1)「人が変化に抵抗するのは生理現象である」と理解し、冷静に対処すること
(2)自分がいる改革側が正義だと思い込まず、抵抗側にも抵抗側の正義があると理解すること

 

この本は、職場に一冊置いておくべきです。
そして、折をみてチーム全体で議論しておくことも、抵抗勢力を生み出さない予防策となると思います。

 

抵抗勢力は決して”敵”ではありません。
彼らを理解し、彼らと思いを共有することで、彼らは味方となってくれるのです。

 

しかし、そのための道のりは険しいです。
場面場面できちんと対応をしていかないと、彼らは遠のいてしまいます。

 

しっかりとこの本で学び、抵抗勢力を味方にしていきましょう。
その時、あなたは一皮剥けた仕事人となります。

 

◆抵抗勢力は、あなたは成長させてくれる!

■本がわかる!15の要約ポイント

変革を推進する立場にいると、推進側が”正義”であり、「抵抗する側が悪い」と捉えてしまいがちだ。
しかし実際はそうではない。
抵抗する側には抵抗する側の正義があり、論理がある。

 

その人の考え方や性格の問題ではなく、実は抵抗は人間の生理現象なのである。
必ず起こるものだと分かっていれば、感情的にならず、冷静に対処できるだろう。

 

表立った抵抗にばかり目がいってしまい、隠れた抵抗が野放しになる。
これこそがプロジェクトが抵抗によって失敗する大きな理由だと私は考えている。

 

●抵抗には4段階の強さ
強:レベル4:潰しにかかる
↑:レベル3:何が何でも反対
↑:レベル2:まっとうな指摘
弱:レベル1:モヤモヤ/違和感

 

表に出た抵抗に対しては、4つの段階を踏んで対応していかなければならない。
4つの段階とはこれだ。
(A)指摘や不満を”明らかに”すること
(B)方向性の不一致を解消すること
(C)進め方の不一致を解消すること
(D)客観的な判断力を取り戻してもらうこと

 

指摘や不満を物理的に書き出してみること。
「目に見えない批判」を「書き出された批判」にすることで物理的に存在させることが有効だ。

 

人がサボり、行動に移せない原因は、「頭」「心」「体」の3つに起因するものに大きく分けられる。

 

立ち上げ期にすべきことは以下の3つだ。
1.納得度が高いプロジェクトゴールを定める
2.プロジェクトチームの熱量を上げる
3.経営陣を味方に付ける

 

人は「何をするか」ではなく、「なぜするのか」によって動くもの

 

指示命令をそのまま受ける受動的な状態から、自発性や自律性が発揮された状態に遷移すること。
これがプロジェクトゴールに求められる要件である。

 

●自発性を発揮できるゴールのつくりかた
ステップ1:メンバー1人ひとりに「問い掛ける」
ステップ2:1人ひとりの思いを「言語化する」
ステップ3:言語化した思いを相互に「ぶつけ合う」
ステップ4:プロジェクトゴールを「3つの視点でまとめる」

 

「誰がどんなことを考えているのかが見える」ということは、相当な心理的安心感をもたらしてくれる。
これがコミュニケーションの量を増やすキッカケになる。

 

プロジェクトルームには、グラウンドルールや、調査や検討の結果を貼りっぱなしにしておく。
ToDoリストや課題リストも見える所に貼っておく。
検討の熱量がそのまま保存される感覚だ。

 

経営陣にはチームの主体性を引き出す行動を取ってもらいたい。
具体的には以下の7つだ。
(1)「答え」を示すのではなく、「答えにたどり着くヒント」を示す
(2)思いの丈は最初に語る
(3)意思決定の場では「なぜそう考えたか」に焦点を当てる
(4)細かいことには目をつぶり、本質を押さえる
(5)チームの検討結果に対して、明確な意思決定をする
(6)プロジェクトで検討すべき範囲を示す
(7)より高く、より広い視点でアドバイスをする

 

プロジェクトを通じて、自然と働き方や物事の捉え方、思考の仕方が変わるのだと思う。
これはプロジェクトそのものの成果よりも、ずっと大きな価値があるといえるだろう。
次世代のリーダーは抵抗と真摯に向き合うプロジェクトから生まれるのである。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【996-1】自分のいる側が正義だと思い込まない

【996-2】指摘や不満は、できるだけ書き出す

【996-3】思いや課題は、目に見えるとこで貼る

 

■ひと言まとめ

抵抗勢力は、自分を成長させてくれる先生。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】抵抗勢力との向き合い方
【著者名】榊巻亮
出版社日経BP社
【出版日】2017/4/27
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】組織改革交渉術問題解決
【頁 数】176ページ
【目 次】
第1章 抵抗とは何か
第2章 計画策定期
第3章 計画策定期
第4章 施策実行期
第5章 立ち上げ期
第6章 立ち上げ期
第7章 立ち上げ期
第8章 立ち上げ期

 

気になったら、今すぐお手元に!

 

榊巻亮さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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