【シェア読書:772冊目】サードウェーブ(スティーブ・ケース)

【あらゆるモノが接続される】AOL創設者スティーブ・ケース氏が、世界に押し寄せ始めている”第3の波=サードウェーブ”を乗りこなすための革新的な手引き書としてまとめた一冊。これから何が始まるのか。

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1分間紹介文
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いま自分が見ているモノ・触っているモノ・・・
それらがこれから先の未来にどういう変化をおこすのか。
ちょっとでも覗いてみたい気持ちがあるのなら、本書はオススメ。

 

著者は、スティーブ・ケースさん。
アメリカ・オンライン(AOL)の元CEOで共同創設者。
インターネット・プロバイダのパイオニア的存在であるAOLは1990年代に急成長を遂げ、2000年1月にメディア大手のタイム・ワーナーと合併。「AOLタイム・ワーナー」の時価総額は当時3500億ドルを超え 米国史上最大の合併と言われた。

 

本書は、スティーブ・ケース氏が自らのキャリアで得たさまざまな教訓を語り、次のイノベーションの波である”第3の波=サードウェーブ”で成功する革新的な手引き書に仕上げた一冊。情報化社会の歴史とこれからが一気に学べる

 

第3の波とは、
「インターネットに接続可能な」という言葉が「電気に接続可能な」という言葉と同じくらい滑稽なものに聞こえ始める時代。

 

インターネットに関するニュースを検索するとよく目にするIoT(Internet of Things:モノのインターネット)から、世界の目の前には、IoE(Internet of Everything:あらゆるモノのインターネット)が出現しはじめていると著者は示す。

 

あらゆるモノが「つながる」時代を想像したときに、果たして自分はどうやって生きていくのか。
そんなことを考えるきっかけに、本書はおもしろい。

 

B772

 

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本のエッセンスがわかる15のポイント
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次の一手は、私たちが指せる唯一の手

 

AOLはアメリカ国内の通信量の半分近くをさばく支配的なインターネット・プロバイダだった。つまり、今日スナップチャットのサービスがダウンしたらユーザーの苛立ちはかなりのものになるが、1996年当時AOLがダウンしたら国家的な事件になっていたのだ。

 

インターネットの第三の波の特徴は、モノのインターネットではなく、あらゆるモノのインターネットになるだろう。人類はテクノロジーの進化の新たな段階に入りつつあり、インターネットが生活のありとあらゆる部分にーいかに学び、いかに治療を受け、いかに資産を管理し、いかに移動し、働き、はては何を口にするかまでー完全に統合される。

 

意欲的な起業家たちに第三の波の話をすると、その可能性に胸を躍らせた人々から、しばしば次のような質問を受ける。第三の波で起業するとしたら、今までと違うどんなことをすべきなのか?
そういうときは、三つのPに尽きる、と答えている。
三つのPとは、
パートナーシップ(Partnership)
政策(Policy)
粘り強さ(Perseverance)

 

第三の波の起業家たちは、守りを固める現職者のより正確な視点と、攻勢をかける起業家のたゆまぬ破壊的思考の両方を役立てる方法を見つけなければならないのだ。

 

たしかに研究開発がもっとも急速に進んでいるのはソフトウェアとインターネット産業にちがいないが、2014年の企業の研究開発のうち、テクノロジー企業が占める割合は10%にも満たない。世界最大のアイディアのほとんどは、まだテクノロジー以外の企業で生まれているということだ。

 

●第三の波にうまく乗るために考えるべきこと
・世界は変わりつつあるという考え方を確立すること
・組織の規模そのもの
・台頭中のテクノロジーが及ぼす影響を見過ごしてしまうこと

 

企業に最終的に求められるのは、進んで自らを破壊することだ。スティーブ・ジョブズがかつて述べたように、「自分で自分を喰わないと、誰かに喰われるだけだ」。

 

「ライズ・オブ・ザ・レスト」とは、ジャーナリストのファリード・ザカリアが中国、インドのような新興国の台頭を表すために創ったことばだが、同じ現象がアメリカ国内でも起きている。

 

このままいけば「インパクト投資」なるものが第三の波のメガトレンドになりそうだ。

 

衝突には世界観と戦略的視点の違いに基づいたものもあるが、その多くは、悲しいことに、個人的な不信と遺恨から生まれるのだと思う。

 

政府に関する私の意見はシンプルだ。政府は、第三の波の中心に位置することになる。以上。あなたが政府をどう思っているかは重要ではない。政府と一緒に仕事をする方法ーそして政府に一緒に仕事をさせる方法ーがわからなければ、第三の波で起業家として成功はできないだろう。

 

もはや企業は、利益と顧客というレンズのみを通して世界を見ることは許されない。国をより強くし、国民により力を与え、世界をよりよいものにする、という義務も果たさなければならないのだ。それが、政府の責任と同じくらい大きな企業の責任でもある。

 

●政府が集中的に取り組むべき6つのこと
①スタートアップと新規雇用
②行政機関をリブートする
③研究開発に対する投資の重要性
④スタートアップの資金調達
⑤才能の流出を止める
⑥新たな時代の新たなルールを作る

 

インターネットの第三の波はまもなく訪れる。そのときインターネットは、私たちがつながるものから、私たちの周りのあらゆるモノとつながるものに変わる。あらゆるモノのインターネット(Internet of Everything)がはじまれば、私たちの日常生活が現在電気によって支えられているように、インターネット接続は日々の生活に必要不可欠なものになっていく。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【772-1】「3つのP」を書き出し、見返せるところに貼る

 

【772-2】自分で自分を破壊する心構えを持つ

 

【772-3】社会に貢献する方法はないか意識する

 

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今回のまとめ
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波乗りを楽しもう!

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】サードウェーブ
【著者名】スティーブ・ケース
【出版社】ハーパーコリンズ・ ジャパン
【出版日】2016/6/29
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】社会グローバル教養
【頁 数】264ページ
【目 次】
第1章 曲がりくねった道
第2章 AOLの誕生
第3章 第三の波
第4章 スタートアップ、スピードアップ
第5章 三つのP
第6章 破壊を許す
第7章 シリコンバレーから「その他のあらゆる地域」へ
第8章 新たな潮流ーインパクト投資
第9章 栄光と挫折
第10章 見える手
第11章 破壊されるアメリカ
第12章 波に乗れ

 

気になったら、今すぐお手元に!
b772

 

スティーブ・ケースさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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