【書評:1370冊目】「愉快な人生」を生きる(田口佳史)

【天が人に求めるのは「愉快に生きよ!」】
東洋思想研究者・田口佳史氏が、中国古典などの東洋哲学をベースに、より良くより深く生きるために『「愉快な人生」を生きる』ことを指南する一冊。人生を、愉しもう!

■この本の紹介文

愉快に生きていますか?
こう聞かれてなんと答えますか。

 

本書は、「愉快な人生を生きることこそが、素晴らしい人生への道しるべ」だと説き、東洋哲学をベースに愉快に生きるコツを指南する一冊。

 

『愉快』とは、明るく楽しいだけの能天気な状態を言うのではありません。
「自分の人生の本番はこれからやってくる!」と、つねに前向きで肯定的な心であることを指します。

 

こう言われると、ほとんどの人が「愉快に生きたい」と思うでしょう。
しかし、つねに前向きで肯定的な心であることは、とてもとても難しく感じます。

 

では、理想ともいえる「つねに前向きで肯定的な心」を持つためにどうすればいいのか。
この点を、東洋哲学の教えを通して、説いていきます。

 

当然ながら、すぐに身につくものでも、すぐに結果を得られる話ではありません。
だからこそ、追求する者とそうでない者の差は、どんどん広がっていきます。

 

愉快な人生を生きる。
追い求めていきましょう。

 

◆天が求めるように生きよう!

「愉快な人生」を生きる
田口佳史 サンマーク出版 2019-1-16
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■本がわかる!15の要約ポイント

東洋思想の思想や言葉は、すべて「人は愉快な人生を歩むべし」という希望の一点に収斂されるのだ。
愉快こそが、天の望みである。
それが東洋思想が説く究極の教えなのだ。

 

今の自分に満足しない謙虚さが感謝の心を生み、将来への希望にもつながる。
愉快とは、希望であり、謙虚であり、感謝であると心得るべきなのだ。

 

他人から嫌われたり、疎んじられたりする代わりに、慕われ、敬われる人間になれるよう、自分の人間性を高め、人格を磨くことも立派な志だ。
そうした人間練磨の志を持つことが愉快な人生の源だ。

 

志というと高尚過ぎるなら、集中、夢中になれる目標やテーマと言えばいい。
対象はなんでもいい。
全身全霊で打ちこめるもの、没頭没入できることだ。
そこから人生の愉快が滲み出てくる。

 

無心は、自分が夢中になれる目標やテーマ、専門能力や一芸、好きなもの、得意なことに没頭することから生じる。
無心の心が人生のよろこびや愉快さに導いてくれるのだ。

 

中国の儒家思想は「務本の学」と言われる。
これは『論語』の「君子は本を務む。本立ちて道生ず」からきている。
何事も根本から把握しようと努めることが大切という意味だ。

 

人間にとっての「本=根本」とは、東洋思想では「心」とされる。
心こそ原点であり、あらゆることが人間の心から生じている。
こうした唯心論的考え方こそが東洋思想の大きな特徴だ。

 

弱さや欠点を持つのはいい。
ダメなのは、それを克服しようとせず、弱さを利用することなのだ。
弱者の立場で、試練や困難から逃れるくらいなら、加害者の気迫を身につけるほうがましなのだ。

 

人間は、愉快な人生と健全な社会という二つの意思を実現するために、天がこの世に遣わせた生きものだ。

 

人間とはどういう存在なのか。
どんな目的をもって生まれてきているのか。
そのことをよく知り、日々の仕事に励むべきだ。
そうしなければ、自分の中に隠れている仏性に気づくこともできないのだ。

 

自己の最善を他者に尽くしきる。
その利他の精神は、人間の持つ徳性の中でも最良の物だ。
人間というのは、自分のためよりも、人のためのほうが、より多くの力が発揮できるようにできているのだ。

 

利他は、生まれつきの心だ。
だから、自分のためには頑張れなくても、人のためなら頑張れる。
自分の力を、誰かのために使うことだ。
より充実し、人生が愉快になる。
これこそが天が定めた法則なのだ。

 

遠く、大きな目標を果たすには、目の前の小さなことを一つひとつ、一歩一歩、こなしていくことだ。
それは一日一日を疎かにせず、丁寧に生きるということだ。

 

今日を大切にするには、昨日のことを今日に持ち越さないことだ。
1日分のエネルギーで2日分生きるのは辛い。
翌日も同じ問題を引き連れば、3日生きることになる。
大変なエネルギーの浪費だ。

 

大事なことは「今、ここ、自己」だ。
これこそが、幸福に、愉快に生きる要諦だ。
いつも初心に帰る新しい日々をつなげていけば、志の実現が近づき、心も安らかに定まるはずだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1370-1】謙虚であることを、常に自分に言い聞かせる

【1370-2】「自分の最善で、他者に尽くす」ことを意識する

【1370-3】朝起きたら、太陽に向かって深呼吸をする

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「愉快な人生」を生きる
【著者名】田口佳史
出版社サンマーク出版
【出版日】2019/1/16
オススメ度★★★☆☆
こんな時に生き方に迷ったときに
キーワード哲学生き方メンタル
【頁 数】218ページ
【目 次】
第1章 心はこうして整えよ
第2章 天意にかなう生き方
第3章 自分のためより人のために
第4章 命は日々新しく

 

この本が、あなたを変える!

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田口佳史 サンマーク出版 2019-1-16
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田口佳史さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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