【書評:1923冊目】男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ(下河辺さやこ)

【これが働く女性の胸のうち!】
Domani元副編集長・下河辺さやこ氏が、『男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ』と題して、男尊社会を切り開く”仕事を愛する女性たち”へ、心を支える仕事哲学を授ける一冊。

■書籍の紹介文

仕事のできる女性。
あなたにとって、それはどんな女性ですか?

 

本書は、男性優位の社会を切り開いてきたパイオニアのひとりとして、あとに続く”仕事を愛する女性”たちの心の支えとなる仕事哲学を授ける一冊。

 

男尊女卑。
2022年、”女卑”の部分はずいぶんと取り除かれてきたとおもいます。

 

しかし、”男尊”の部分は隠然と残り続けています。
管理職に占める女性の割合が一向に増えない点ひとつとっても、それは明らかです。

 

「実力があれば勝手に増えるはずだ!」などと、悪びれることなく語る人も多い。
一方で、女性の側も「仕事は好きだけど管理職は…」と、及び腰になる人が多いのも事実です。

 

この、平等へと進んでいるようで、まったく進んでいないような。
そんなハッキリしない状況の中には、なにがあるのか。

 

当事者として歩み続けてきた著者が、忌憚のない”本音”をぶちまけます。
また、編集者として触れてきた、多くの「できる女」の”本音”の数々も収録。

 

そこから見えてきたことを、「できる女」の仕事哲学としてまとめ上げています。
そして、著者が「妹たち」と呼ぶ、世代を引継ぎ、これからの時代を切り開いていく後輩たちに向けて、言葉を紡いでいきます。

 

悪気のない「当たり前」、疑うことを忘れた「社会通念」。
これを、よっこらせと、一気にひっくり返すことは不可能です。

 

では、どうすればひっくり返せるのか。
仲間を、ひとり、またひとり、と増やしていくしかありません。

 

そのためにも、本書を職場(夫婦間、恋人同士)の課題図書にするのがいいでしょう。
みんなで読んで、みんなでざっくばらんに語り合う。

 

そこから、”男尊”も”女尊”もない、フラットな社会実現へのヒントが見つかるはずです。
”本音”を知ることで、対話の素地が生まれます。

 

◆女性向けだけど、男性向き?

男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ
下河辺さやこ 主婦の友社 2022-9-28
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「あなたは男尊女卑なんてしない紳士」というお札をオデコにピタッと貼ったら、相手はそう振る舞うしかありません。

 

どんな人の考えにも必ず穴はあるし、違う角度から見れば何か指摘したくなる部分が出てくる。
だからいったん受け入れて、そしてひと言付け加えてみてください。
「知らなかった、悔しい!」
「そういう考え方がありましたか、やられた!」
相手は「してやったり」と満足すると同時に、おなかを見せてくれたあなたの成長を楽しみにするようになります。

 

女性が管理職として陥りがちな罠を防ぐための魔法の3原則を持っているから、ぜひ覚えておいてください。
ま:ママ役をしない
ほ:ほったらかさない
う:嘘つかない

 

「お世話はしない」ということと、「放置する」は意味が違います。

 

「上司」がつく嘘には2種類あります。
ひとつは「プライドを守るための嘘」。
もうひとつは「立場を守るための嘘」。

 

男性は「仕事と子ども」の両方を得るために悩んだりしないのに、女性だけが悩まなければいけない。
それは、明らかにおかしなことです。

 

どうか、どうにかして勇気を持って話し合ってほしい。
もし、これから関係が始まるのならば、最初が肝心ですから、ぜひ、まだ甘い関係のうちに理解してもらってください。
理解できない人と関係が深くなると、あとが辛いですよ。
早期撤退の覚悟も、ときには必要です!

 

もし罪悪感にとらわれそうになったら、自問自答してみてください。
私、何か悪いことをしているのかな?

 

仕事と家庭は足して100%。
分身の術は使えません。

 

できて当たり前だからできなければ非難されるのが母親、できなくて当たり前だからできれば称賛されるのが父親。
でも、そんなバイアスもときには役に立ちます。
ぜひどうにかして男性の管理職に、子育てを理由に仕事を休んでもらってください。

 

素敵なファッションとヘア&メイクは
「年齢を重ねることも、昇進することもこわくないよ」
と、後輩たちにメッセージを送るという意味でも大切です。

 

そしてそれ以前に、ビジネスパーソンとして重要なことは「自分自身をマネジメントできる人間である」と外見でも示すこと。
・健康を表す肌の輝き
・心の豊かさを醸し出すうるおいのある瞳や唇
・タイムマネジメントができる人間であることを示す整った爪先と毛先
この3つがなければ何を着たってどんなふうにメイクをしたって魅力は半減。

 

【と】
奴隷じゃない 私の主人は ワタシです
#夫

 

【へ】
勉強は 自分の愚かさを 知るチャンス
#誰も教えてくれません

 

【を】
をとこのフリも をんなのフリも しなくていい
#あなたのままで生きていけ
#男尊社会

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1923-1】人生をどう歩みたいか、自分の理想を書き出す

【1923-2】【1】で書き出したことの実現に、障壁となることを書き出す

【1923-3】【2】で書き出した障壁を、どうすれば越えられるか書き出す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ
【著者名】下河辺さやこ著者情報
出版社主婦の友社
【出版日】2022/9/28
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワード女性向け働き方指導力
【頁 数】192ページ
【目 次】
1 気づけば避けられる組織の中の見えない地雷
2 仕事と家庭なんて両立するわけがない
3 自分の中の「女」が自分の邪魔をする

 

この本で、あなたは変わる!

男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ
下河辺さやこ 主婦の友社 2022-9-28
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下河辺さやこさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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