【書評:1630冊目】どんな人の前でもあがらない話し方(麻生けんたろう)

【あがり症だからこそ分かる!】
ラジオDJ・麻生けんたろう氏が、『どんな人の前でもあがらない話し方』と題して、初対面の会話や固定電話の対応など、目的や場面に応じた「あがり知らず」の話し方を解説する一冊。

■書籍の紹介文

初対面での会話や固定電話の対応・・・。
緊張せずに、無難な対応ができますか?

 

本書は、あがり症の苦しみから抜け出すことができた著者自身の経験に基づいた、どんな場面でも”自分を見失わず”対応できるようになる「48のポイント」を解説する一冊。

 

緊張しない人など、この世にほとんど存在しない
まずは、このことをきちんと認識することだとおもいます。

 

その上で、「緊張する自分はダメ」だと諦めるのか。
「緊張する自分を克服したい!」と勇気を出して努力するのか。

 

どちらを選択するかだけだとおもいます。
本書は、前者にいる人を、後者へと導くための支えとなるべく書かれています。

 

著者自身も、あがり症でかなりの苦労をされたとのこと。
ただ、そこから抜け出すことを諦めずに取り組んだ結果、いまはラジオDJを務めるまでに、あがり症を克服されています。

 

自身が経験者だったからこそ、悩む人の気持ちが分かる。
自身が経験者だったからこそ、大事なポイントが分かる。

 

だからこそ、示されるポイントは、どこか泥臭く、人間味に溢れています。
心理学に裏打ちされたなどのアカデミックな香りは微塵も感じない内容です。

 

緊張しない人など、この世にほとんど存在しません。
であるならば、緊張してしまう自分を前提に、準備と対策をすればいいのです。

 

この準備と対策に役立つポイントが、この本には詰まっています。
「緊張する自分はダメ」だと諦めつつも、変われるなら変わりたいとおもっている人に読んでほしい一冊です。

 

あがり症を克服するとは、あがり症がキレイになくなることではない。
あがり症である自分を受け入れて、そんな自分とうまく付き合えるようになることだとおもいます。

 

緊張は、その場を大切におもっている証拠です。
緊張する自分を後押しする、準備と対策のポイントを身につけましょう。

 

◆経験者が語る、あがり症克服法。

どんな人の前でもあがらない話し方
麻生けんたろう 秀和システム 2020-3-12
売上ランキング(公開時):225,342
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■【要約】15個の抜粋ポイント

話すときに大切なのは、場面ごとの目的です。

 

アピールポイントが1つもない人などいません。
「いや、私は本当にない」という方は、次のワークにぜひ取り組んでみてください。
「自分は○○です」。
これを50個書くのです。

 

大事な場面で忘れそうなら、メモを活用することをおススメします。

 

結論から話せるようになるには、まず「相手が真っ先に知りたいことは何なのか」を把握することです。
次に、もし、自分の持ち時間が3秒しかなかったら何を言うかを考えましょう。
最後に、この2つが一致しているかどうかがポイントです。

 

わからない、知らない話題を振られたら、素直に「教えていただけますか?」と返して、相手の自尊心を満たしてあげましょう。

 

誰が見てもわかる客観的事実から、相手の感情を表現した言葉でYESを重ねていってください。
自分のペースで商談をしたければ、最低5回は縦に頷かせておきたいところです。
相手の「肯定グセ」を雑談中につくっておきましょう。

 

幅広い社会で必要なコミュニケーション能力というのは、さまざまな世代の人たちとの交流を通じて磨かれていくものです。

 

「珍しいモノ」「新しいモノ」「異なるモノ」「素敵なモノ」の4つは、話を弾ませるきっかけになる。

 

「どんなときに本を読むのですか?」
「どこに行かれたのですか?」
「どれくらいの大きさなのですか?」
「どんな人が求められているのですか?」
「どのようにして乗り越えたのですか?」
「どれほどの思いが込められていたのでしょうか?」
困ったときはとにかく「ド」からです。
質問テクニックは、これ1つ覚えておけばなんとかなります。

 

相手が話したら、あなたが笑う。
たったそれだけのことですが、笑い声だけでも、相手を気持ちよくさせて会話を続けることができるのです。

 

事前に決めておけば、頭が真っ白になることはありません。
いかに準備が大切かに尽きるのです。

 

「私がこれをするから」と言われると、たいていの人が「じゃあ自分は何をしようかな?」と浮かびやすくなるのです。

 

相手の感情を正確に把握できなくても構いません。
自分が同じ立場だったらこう感じるな、という感情を言葉にして返すだけでもいい。
その言葉と相手の感情が合っていると、相手は「自分のことを理解してくれた」と思いやすくなります。

 

嫌悪感や不快感を抱く要因は、人によって違うので「顔が好みじゃない」「生理的に受けつけない」という理由でも構いません。
大事なのは、あなたがなんとなく感じているものを明確化していくことです。

 

相手を理解し、自分にできる範囲をちょっとずつ広げていく。
こうした対応が息をするごとく体に根づくまで習慣化できれば、もう相手が誰であろうと臆せず話せるようになっているはずです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1630-1】「自分は○○です」を50個書き出す

【1630-2】困ったときは、「ド」から始まる質問を投げかける

【1630-3】緊張し頭が真っ白になる前提で、準備をする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】どんな人の前でもあがらない話し方
【著者名】麻生けんたろう著者情報
出版社秀和システム
【出版日】2020/3/12
オススメ度★★★☆☆
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード話し方雑談人間関係
【頁 数】223ページ
【目 次】
第1章 初対面の人との「話題」はシンプルなものを選ぶ
第2章 まずは成功することより「失敗しない」こと
第3章 たった1回の経験で電話が苦手じゃなくなる!
第4章 プロが実践している初対面の人と盛り上がる技術
第5章 会議、謝罪、長話、無茶ぶり…場面ごとの切り抜け方
第6章 まわりから「できる」と思われる人になるテクニック

 

この本が、あなたを変える!

どんな人の前でもあがらない話し方
麻生けんたろう 秀和システム 2020-3-12
売上ランキング(公開時):225,342
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麻生けんたろうさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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