【書評:1476冊目】世界にバカは4人いる(トーマス・エリクソン)

【DiSCモデルで複雑な人間関係を乗り越えろ!】
スウェーデンでコミュニケーション研究の第一人者・トーマス・エリクソン氏が、『世界にバカは4人いる』と題して、理解できない人との付き合い方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

「なんだ、この人は…」
まわりに理解できない人がいませんか?

 

本書は、人を赤・黄・緑・青の4つのタイプに分類して、職場などの複雑な人間関係の中でも、理解できない人と波風を立てずにつき合っていく方法を指南する一冊。

 

4つのタイプとは、つぎのとおり。
・赤(主導型):何でも1番でないと気が済まない
・黄(感化型):仕事を完遂しないまま次の興味へと進む
・緑(安定型):他人に手を差し伸べることで安心する
・青(慎重型):プロセスに納得しないと仕事をしない

 

理解できない人(バカな連中)を、この4つの特徴別に分けて分類する。
特徴別の良いところ・悪いところに従って、少しでもよいコミュニケーションを心掛けていく。

 

これが、本書の目的になります。
分量は456ページに及び、専門書のように濃い内容になっています。

 

SNSの発達もあり、人間関係は一層複雑に絡み合っています。
それに比例して、人間関係からくるストレスを感じる機会は増える一方です。

 

このストレスを軽減するのに役立ちます。
4つのタイプを使うことで、相手を理解できるようになるからです。

 

ストレスは、相手を理解できないことからくることがほとんどです。
理解できない、理解してもらえない、と感じるからストレスになるのです。

 

もちろん、4つのタイプで、すべてが解決するわけではありません。
ですが、4つのタイプを知っておくことで、相手を理解する切り口は開けられます。

 

あとは、分析し理解し、適切な距離感を保てばいいのです。
適切な距離感が保てていれば、ストレスを感じることもなくなります。

 

好き、嫌いの感情に依存しない。
適切な距離感の確保に、オススメな一冊です。

 

◆バカな連中に乱されない。

世界にバカは4人いる
トーマス・エリクソン フォレスト出版 2019-6-7
売上ランキング(公開時):8,144
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

コミュニケーションでの決定権は、いつも受け手にある。
自分にどんな意図があって話をしようとも、相手がそれをどう受け止めるかは、相手の理解の仕方次第だ。

 

「赤タイプ」は、主導型だ。
何事にも素早く対応し、必要なら自分が舵を取っていたい性格だ。
アクションを起こし1番でないと気が済まない。

 

「黄タイプ」は、感化型だ。
明るい性格で、周りの人を喜ばせる。
誰といる時も、その場の雰囲気を盛り上げるが、他人には興味がなく、思いつきや自分のことを延々としゃべり続けることがある。

 

「緑タイプ」は、安定型だ。
口論を嫌い、他人に手を差し伸べる。
仕事もするが、指示されたこと以外は自分の時間を大事にする。
親切で付き合いやすく、一緒にいて気持ちのよいタイプだ。

 

「青タイプ」は、慎重型だ。
資料やマニュアルを重視し、納得しないと仕事をしない。
データや数字を重視するあまり、仕事が遅い。
分析が得意で、平静な態度でいられる。
何かする前に熟考する。

 

多様な性格が存在するのは、人によって対応の仕方が違うからだ。
赤タイプと黄タイプは、自分で自分の強みを誇張し「自分に弱点などない」と信じてしまう傾向がある。

 

その真逆なのが、緑タイプと青タイプだ。
彼らは弱点を全面に出し、強みが隠れがちだ。
ポジティブなフィードバックを拒絶し、ネガティブなそれを自らにする。

 

赤、黄、緑、青のうち、自分がどのタイプの人間であっても、人が属するのは、常に少人数のグループだ。
自分とは違う人間が周りに多くいるものだ。

 

仮に自分が完璧な人間だったとしても、同時に全色の性格を出すことはできない。
自分が周りに合わせるしかない。
「相手に合わせる」ことが、人とのコミュニケーションなのだ。

 

基本的に、人に会う時は、相手のタイプと同じ色の行動をすることだ。
簡単に聞こえるかもしれないが、性格のまったく違うタイプの人に適応して行動するのは難しい。
訓練が必要だ。

 

青と緑は良い組み合わせだ。
気を張って互いに合わせようとする必要がない。
穏和で何事もよく考えて行動する。
内向的な性格のため、一緒にいても安心していられる。

 

どちらのタイプも高い目標を掲げ、素早く考える。
黄と赤がいるチームは、素早く行動し、望むものが明確になり、大きな目標に向かって頑張っていこうと周りのやる気をかき立てる。

 

青と赤は問題重視型だ。
赤は仮定より、目標に興味があり、青はプロセスに興味がある。
興味の対象は違うが目標は同じだから、補完し合える。
車にたとえれば、赤がアクセル、青がブレーキだ。

 

いい組み合わせ同様、合わない組み合わせもある。
ただ、合わないからといって一緒に仕事ができないわけではない。
色々考慮しながら挑戦すべきだ。
どの色も自己認識を高めれば楽になる。

 

性格が1つの色だけに限られる人は、全体の約5パーセントしかいない。
2つの色のタイプになると約80パーセントだ。
それ以外は3色のタイプの性格を持つ。
全色の性格を持った人はいない。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1476-1】相手がどう受け取るがコミュニケーションと心得る

【1476-2】赤・黄・青・緑のどの傾向が強いか、相手を観察する

【1476-3】相手と自分、どの性質を組み合わせると面白くなるかを考える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】世界にバカは4人いる
【著者名】トーマス・エリクソン
出版社フォレスト出版
【出版日】2019/6/7
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に人に疲れてしまったときに
キーワード人間関係心理学コミュニケーション
【頁 数】456ページ
【目 次】
序章 バカとはいったいどんなヤツだろうか?
第1章 コミュニケーションにおける決定権は常に相手にある
第2章 今の自分はどこからきているのか?
第3章 これから学ぶことのイントロダクション
第4章 赤タイプの性格を知る
第5章 黄タイプの性格を知る
第6章 緑タイプの性格を知る
第7章 青タイプの性格を知る
第8章 イラだってしまう側面
第9章 自分自身のために新たに学ぶということ
第10章 ボディランゲージ
第11章 これがバカなヤツらの実態
第12章 バカと付き合う方法
第14章 相性のいい色の組み合わせとその理由
第15章 タイプ別、文書によるコミュニケーション
第16章 いったい私たちは何に激怒するのか?
第17章 エネルギー泥棒
第18章 歴史的観念から人間というものを知る
第19章 4つのタイプ(または組み合わせ)の生の声
第20章 理解度ミニテスト
第21章 最後に私の実例より

 

この本が、あなたを変える!

世界にバカは4人いる
トーマス・エリクソン フォレスト出版 2019-6-7
売上ランキング(公開時):8,144
Amazon Kindle 楽天

トーマス・エリクソンさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:1476冊目】世界にバカは4人いる(トーマス・エリクソン)
Author Rating
21star1stargraygraygray

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る