【書評:739冊目】インクルージョン思考(石田章洋)

【対立を解消するアイデア発想法】
構成作家・石田章洋氏が、たった一つの閃きで複数の問題を解消できる、最小の労力で一気に視界を開く『インクルージョン(包括的)思考』を解説する一冊。アイデアの本質がわかる!

■書籍の紹介文

アイデア。
これって、そもそも何なのでしょうか?

 

本書は、複数の問題を一気に解決してしまう閃きを起こす思考法である、「インクルージョン(包括的)思考」の手法を解説する一冊。

 

アイデアとは
他人を笑顔にすることで問題を解決し、世の中を変えることができる力を生み出す「武器」のこと。

 

問題とは、単体で起こることはほとんどありません。
1つの問題の裏には、必ず複数の関係する問題が起きています。

 

つまり、複数の問題を一気に解決する思考法が必要になってきます。
その思考法こそが、「インクルージョン(包括的)思考」です。

 

複雑に絡み合った糸を、どうやってキレイに解くか。
充実した事例・引用などを元に、鮮やかに示していきます。

 

一人で何役もこなすことが求められる現代社会において。
「インクルージョン(包括的)思考」は、ぜひ身につけておきたい思考法です。

 

◆これは良書。

インクルージョン思考
石田章洋 大和書房 2016-5-21
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「アイデアとは、複数の問題を一気に解決するものだ」
(宮本茂/任天堂ゲームプロデューサー)

 

発表したあとに「そんなの俺でも考えられる」と思わせるくらい「見えるもの」でないと、アイデアは実現しない。

 

つねに先人に畏敬の念を抱きながら、それをベースにして、新しい組み合わせを考えることが、アイデア発想の基本です。
複数の問題を解決するインクルーシブなアイデアも、決して100%新しいものではありません。
あくまで、既存の要素の組み合わせから生まれるものです。

 

ほかの人々や世界に対する愛から生まれるもの、それがインクルーシブなアイデア、「アイデアは愛である」のです。
まずは「オレが、オレが」の「が(我)」を捨てることから始めましょう。

 

●インクルーシブなアイデアへの4ステップ
①高次の目的を決めて旅立つ
②目的に従って材料を集める
③異なる分野の材料をつなげる
④手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

 

制約があるということは、何ができないかが最初からわかっているということ。
つまり、限られた方向に集中できるのです。

 

利他的でポジティブな目的を、できるだけ具体的に設定する

 

アイデアを生み出すにあたって、最も大事なのは、その商品やサービスが最終的に届くエンドユーザーの情報

 

あなたが、これまでの人生で「おもしろいと感じたこと」や「衝撃を受けたこと」、「感動したこと」や「興味を持ったこと」など、潜在意識のなかで眠っている材料が、リサーチで集めた材料と組み合わさって、新しいアイデアは生まれます。

 

インクルーシブなアイデアを発想する際の「抽象化」とは、「その特徴や特性をさまざまな角度から、ざっくりと一般化してみる」こと

 

「具体例→ざっくり一般化→具体化」の思考プロセスで、事実と事実の関連性を見出し、新しいアイデアをつくり出す思考プロセスは、演芸番組でお馴染みのあるものの考え方とよく似ています。
そのあるものとは、「なぞかけ」です。
(長寿番組『笑点』)

 

「いま取り組んでいる仕事をいったん”手放す”」

 

手放すことによってリラックスする、つまり「緊張を緩和させる」ことで活性化する

 

●インクルージョン思考を習慣化するためには
習慣1:好奇心を持ち続けてストックを増やす
習慣2:必ず「日付の入った」メモを取ろう
習慣3:インプットは雑食系を心がける
習慣4:デスク周りは「綺麗に」散らかそう
習慣5:ぼーっとする時間を「意識的に」つくる
習慣6:毎日、誰かを笑顔にしよう!
習慣7:自らを世界の一部だと考える

 

【アイデアとは「世の中を変えられる、世界で最も平和な武器」である。】
(秋草孝/大阪成蹊大学教授・元電通のクリエイティブ・ディレクター)

 

■【実践】3個の行動ポイント

【739-1】考えるとき「我」を捨てることを意識する

【739-2】自分の感情が揺さぶられた出来事をストックする

【739-3】具体化→一般化→具体化のトレーニングをする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】インクルージョン思考
【著者名】石田章洋著者情報
出版社大和書房
【出版日】2016/5/21
オススメ度★★★★☆
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワードアイデア発想力思考
【頁 数】264ページ
【目 次】
1 アイデアとは、複数の問題を解決するもの
2 インクルージョン思考への障害
3 ひらめきを生み出す準備と4つの段階
4 第1段階 高次の目的を決めて旅立つ
5 第2段階 目的に従って材料を集める
6 第3段階 異なる分野の材料をつなげる
7 第4段階 手放して「ひらめき」とともに帰ってくる
8 インクルージョン思考を磨く7つの習慣

 

この本が、あなたを変える!

インクルージョン思考
石田章洋 大和書房 2016-5-21
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石田章洋さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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【書評:739冊目】インクルージョン思考(石田章洋)
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