【シェア読書:652冊目】感情にふり回されないコツ(辻秀一)

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【人生を整えたければ心を整えよ!】メンタルトレーニング専門のドクター・辻秀一氏が、「雨は憂鬱だな」と思うメカニズムから、感情にふり回されないコツを教授する。どんな時でも自然体でいれる自分になろう!

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書籍情報
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【書籍名】感情にふり回されないコツ
【著者名】辻秀一
【出版社】フォレスト出版
【出版日】2015/12/2
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】心の平穏や導きがほしいときに
【キーワード】メンタルセルフコーチング
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 “ややこしく”考えるから感情にふり回される
第2章 「心が乱れる時間」を減らすコツ
第3章 心が整えば脳は自然に自分にふさわしい選択をしてくれる
第4章 心が疲れない人は、作業をしない人
第5章 いやなことでもご機嫌でやる秘策
第6章 自分も相手も“心がラク”になる人間関係のつくり方

 

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1分間紹介文
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冬の朝。目覚めたあなたは何を思いますか?
「今日も寒いし『いやだな』」。こんな風に考えた人にオススメな一冊。

 

著者は、辻秀一さん。
メンタルトレーニング専門のドクター。
株式会社エミネクロス代表。
心の状態が与えるパフォーマンスの質についての20年間の経験・実績を基に、ビジネスパーソン、アスリート、芸術家…など、幅広い層にメンタルトレーニングの指導を行なう。メンタルトレーニングによるパフォーマンス向上を専門として活躍中。

 

本書は、日常生活を過ごしていると、多くの”嫌な感情”が湧き心が乱れることは自然なことだと述べ、それを引きずってしまうことがよくないことだと指摘し、湧き上がった嫌な気分を「すぐに手放すためのコツ」を示した一冊

 

どんなときにも、どんな状況にも、どんな環境にも、自然体で適応していく人は、いつでもどこでも自分本来のパフォーマンスを発揮することができる。
こう聞くと「それは一部の一流の人の話」と思いがちですが、本書が教えるコツを繰り返し実践していくことで、誰にでも”自分なりの自然体”に近づいていくことができるでしょう。

 

心を整える脳のメカニズムを学びながら、脳を活かしていつでも自然体でいれる自分になりましょう!

 

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押さえておきたい15のポイント
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「心が整っている時もあれば、乱れている時もある」これは人間なら当然

 

パフォーマンスとは「何をするのか」すなわち「行動の内容」(認知機能)と、それを「どんな感情でするのか」すなわち「心の状態」(ライフスキル)という2つの要素で成り立っている

 

●認知機能がやっている主な2つのこと
1.外界の変化に気づき、自分の行動を決めていくこと
2.物事に意味付けをすること

 

雨は、空から水が降る現象に過ぎない。憂鬱な雨など存在しない。そこに自分で「憂鬱だ」という意味付けをしている

 

心の状態が乱れるのは、出来事、環境、他人など、外に向かって、認知機能が暴走しているから

 

「あの人のせいで」「あの仕事のせいで」とやっているうちは、脳が外にしか働かない。「不機嫌になっているな」と気づければ内側に働く。これだけで、脳のバランスがよくなり、心が整う

 

ただ自分を信じること。これこそが、本当の自信のつけ方。自ら作り出す自信なら、誰でも持てる。しかも、自分の内側から作られるから、どんな時でも常に生み出し続けることができる。

 

一流と呼ばれる人は、どんな業界の人でも、根拠を基に自信を作っているわけではない。実績や経験とは何の関係もない。「ただ、自分を信じる」そう決めているだけ

 

「ただ、自分を信じる」ことを決めてしまうと、あなたの心にエネルギーがみなぎってくる。決めるだけで、集中力が高まり、フロー化が起こる。脳の機能も高まる

 

物事は、ネガティブな面も、ポジティブな面も知っておくべき。そうしないと心の状態に飲み込まれてしまう。大事なことは、常に「心の状態を見極めている自分」がいるかどうか

 

大事なことは、「今に集中して生きる」と意識する習慣

 

最適な決断をするには、自分の価値基準を持つこと

 

価値基準を明確にするには、自分が感動したことを思い出してみること

 

選択は、常に続けることができる。選択して1秒後に止めることも、続けることも、違うことを始めることもできる。こう考えると、気分を切り替えるチャンスは、毎日8万6400回もあることがわかる。

 

心の状態さえ整っていれば、正しい選択を続けられる。それを繰り返せば、結果がついてくる。しかも、心の状態はいつも自分でコントロールできる。そのことがわかれば、悩むことはなくなる

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【652-1】心は乱れるものだと認める

 

【652-2】理由は不要。「自分を信じる」と唱え続ける

 

【652-3】「今に集中して生きる」と唱え続ける

 

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今回のまとめ
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入ってきた感情は、外に押し出せる!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

行けなかったイベント、できなかったことを考えて、
「行けてたら・・・」「できてたから・・・」と考えても意味がない。
今、目の前で自分ができること選択できることに集中しよう。

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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感情にふり回されないコツ

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辻秀一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

 

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