【シェア読書:511冊目】なぜ、この人と話をすると楽になるのか(吉田尚記)

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【接するのが苦手な人の心を軽くする一冊!】ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記氏が、コミュ障を克服するために20年、実践し続けた会話の技術を公開した一冊!コミュ障の気持ちが分かるからこその極意とは?



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書籍情報
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【書籍名】なぜ、この人と話をすると楽になるのか
【著者名】吉田尚記
【出版社】太田出版
【出版日】2015/1/31
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】コミュニケーション力を磨きたい人向け
【頁 数】212ページ
【目 次】
はじめに コミュ障の私よ、さようなら
【1】コミュニケーションとは何だろう
【2】「コミュ障」だった私
【3】コミュニケーションという「ゲーム」
【4】ゲーム・プレーヤーの基本姿勢
【5】沈黙こそゴール
【6】コミュニケーション・ゲームのテクニック
【7】質問力を身につける
【8】キャラクターと愚者戦略
【9】コミュニケーション・ゲームの反則行為
まとめ コミュニケーションは徹頭徹尾、人のために

 

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本書を読む理由
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・Amazonで人気だったので気になったため

・ウォッチしている書評ブログで好評だったため

 

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本書から得たいもの
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・コミュニケーション力を高めるためのヒント

・自分の悩みを解消するヒント

 

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1分間紹介文
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コミュニケーションって一体何なんでしょうか?
まずは、目を閉じて1分考えてみてください。

 

著者は、吉田尚記さん。
ニッポン放送の大人気アナウンサー。マンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、常に情報発信し続けている。Twitterアカウント @yoshidahisanori

 

本書は、コミュニケーション障害(コミュ障)を自認する著者が、20年以上、試行錯誤の実践を繰り返しながら編み出した会話の技術を惜しみなく公開した一冊。

 

キーワードは2つ
「コミュニケーションはゲームである」
「相手を楽にさせる会話力」

 

「つまらないと思われたくない、と思う裏には、面白く思われたいという欲求がある」「すべての欲というのは、実のあるコミュニケーションがとりたいってところに行き着く」などなど、語られる会話の技術の節々に、現代の日本人を見透かしたようなフレーズがでてくる、社会論にも通じるような内容が刺激的。

 

この本は、「攻略本」である。
何を攻略するかって?もちろん、コミュニケーションというゲームである。

 

攻略本通りに進めれば、苦手なあなたも楽しくゲームを進められる。
そして、「俺(私)、あのゲーム得意なんだよね!」と自慢するでしょう。
子どもの時に、そうであったように。

 

最後に、ゲームらしく紹介を終わりたい。
次のクイズ、あなたはわかるかな?

【第1問】
お猿さんがしなくて、人間が頻繁にやっているものは何?
(解答は、P.96〜P.97)

 

【第2問】
日本でいちばん有名な質問は何?
(解答は、P.126)

 

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なぜ、この人と話をすると楽になるのか

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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コミュニケーションの目的はコミュニケーション

 

知らない人とコミュニケーションをとるのが誰にとってもストレスなのは大前提

 

コミュニケーションとは、気持よく、楽になる営みである。意思や思想の伝達より先に、エレベータの気まずさを解消することです。世間は誤解しているようですが、コミュニケーションは難しいです。そのスキルは練習して、身につけるものです。
失敗していいんです。失敗しているうちにときどき成功して、その気持ちよさを積み上げていくことでしか、自分の命を助けることはできないんです

 

人から「つまらない」と言われるのが怖かったのは、その裏に、そもそも「おもしろいと思われたい」という欲が歴然とあったから

 

コミュニケーションをゲームと捉えて、ルールあるものとして見たときに、どうしたらいいかがはじめて技術的に考えられる

 

●コミュニケーション・ゲームの特徴
(1)敵味方に分かれた「対戦型のゲームではない」、参加者全員による「協力プレー」
(2)ゲームの敵は「気まずさ」
(3)ゲームは「強制スタート」
(4)ゲームの「勝利条件」

 

おたがいに豊かな沈黙を共有できる、そんな相手がいる、それは立派な友達

 

話題とは質問であって、自分の話をするのではありません。いきなり自分の話をはじめるのは、相手に対して「あなたにはニーズがない」と言っているようなもの

 

相手が言ってること、全部聞く。相手が伝えたがってることだけ聞いておけばいいわけではない。そこに恣意を挟んでしまうと自分の話になってしまう危険が大きい

 

「具体的に訊く」

 

自分ひとりでいるときにキャラなんかありますか?ないでしょう。基本、誰かといるときにしか成立しないのがキャラクターなんです。周囲が予測してくれない限りキャラはありえません

 

コミュニケーションをとるうえで自分がどうしているといちばん心地いいか、相手から話を振られやすくなり、会話が弾み、周囲に認められるキャラクターになれるのか?その本性を考えてみると自分の欠点こそが最大の強み

 

欠点から自分のキャラを戦略的につくるというのは、ひとことで言えば、そこをツッコまれてOKにすることです。相手に自分の欠点をツッコまれたとき、ヘコんだり心が折れたりするんじゃなくて、喜べなきゃいけない

 

●コミュニケーション技術の三つのNG
(1)ウソ禁止
(2)自慢はご法度
(3)相手の言うことを否定しない

 

コミュニケーション欲求というのは、食欲・性欲・睡眠欲と同じレベルの、人間が持つ基本欲求だと思っています。コミュニケーションの目的は、コミュニケーションである。それに「なんで?」はありません。そんな問いが為される限り、まだまだこの世にはコミュニケーションが足りてないんだなと思う。どうか実りの多いコミュニケーションを、もっともっと、みんながとれるようになったらいい。心より希っています。

 

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Take Action(実践ポイント)
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【15-0153】失敗を恐れない

 

【15-0152】会話で「ウソ禁止」「自慢はご法度」「相手の言うことを否定しない」を守る

 

【15-0151】質問を意識して会話する

 

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今日の一言
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攻略本を片手に、ゲームをクリアして、自信をつけよう!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

書評記事が久しぶりになってしまい、申し訳ありません。
諸事情により塞ぎ込んでおり、書評書く元気が出ませんでした。
時が忘れさせてくれると言います。
前に進み続けることで、大切ですよね。

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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なぜ、この人と話をすると楽になるのか

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吉田尚記さん、気づき多い一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間00分
移動時間に集中して。

 



 

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