- 2014-12-2
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- ★★★★☆, 横山信治, 生き方に迷ったときに
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【何のために人は戦うのか】上場企業の重役・社長を務めた横山信治氏が、日々戦い続ける社会に向けて投げかける「脱・戦い」の生き方。戦わない生き方を身につけることで、遠かった夢・目標が実現する法則とは?
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■書籍情報
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【書籍名】戦わない生き方
【著者名】横山信治
【出版社】日本文芸社
【出版日】2014/11/27
【推薦度】★★★★☆
【頁 数】192
【目 次】
1章 「戦い」とは 〜私が戦い続けてきた結果〜
2章 戦わないための準備 〜アプローチを変える方法〜
3章 与える生き方 〜与えることの意味と実戦〜
4章 それでも戦いはある 〜相手はまだ気づいていない〜
5章 「戦わない」生き方 〜究極の成功法則〜
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■購入した目的
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・著者、横山信治様よりの献本
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■この本から得たい学びとは?
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・戦わない生き方とは具体的にどういう生き方なのか
・自分が普段どれくらい戦う人間になってしまっているのか
・戦わない生き方を選択することで、何が見えるのか
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■1分間紹介文
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言葉の定義を正す書。
読み終えて、まずそう思った。
戦うの意味
勝ち・負けの意味
これをどれだけ正しく理解し、本質を捉えられているのだろうか。
”戦わない生き方”と聞いたときに、
「他人にペコペコする」「他人に支配されて生きる」このような系統のイメージが浮かんだアナタは要注意。本書を読んできちんと考え方を正してほしい。
ダメ営業マン、起業から一部上場企業の重役、果ては社長までを経験した横山信治さんが、「戦い続けた」結果に何を見、至った真理をまとめた一冊。
「自分がここ戦った後に、争った後に、何が残るのか」
このことを今から、ちょっとだけ意識することから始めたい。
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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「戦わない生き方」とは、相手と自分、両方の自尊心を同じように尊重しながら夢・目標を実現すること
私たちの住む世界で本当の勝者になるには、味方を増やし、敵を減らすことが必要なのです。戦うと味方が減り、敵が増えます。
人が戦う理由は、ただ1つ。
自分の考えが正しいことを証明したいからです。
周囲が自然と応援してくれるような行動を選択すること
悪口を言われるということは、そこに人が羨む何かがあるから
自分が嫌なこと、できないことは相手に求めない
一番してはいけないのは、相手の感情にのまれて、あなたも感情で戦うこと
●行動で大事な3つのポイント
(1)ピンチのときにどのような行動をとるか
(2)行動の連続性
(3)「こうなりたい自分」像を自分の中に持つ
戦わない生き方の裏を返せば、与える生き方でもあります。私たちの住む世界は、たくさん与えた人が勝つ仕組みになっています。
名前を呼ばれると自己重要感があがります。それだけで嬉しいもの
自分に自信があり、大きな目標を持ち、将来に向けて羽ばたこうとする人は、自慢話をしている暇がありません
あなたが誠意を尽くしたあとは、相手がどのような判断を出したとしても、相手を信頼して任せることが、戦わない生き方
「なぜそれにチャレンジするのか」を自分に聞いてみてください
上手くいっているときこそ、感謝を忘れない
不愉快な思いをしたときは、嫌な体験から得たプラス面と、その経験により日常面でよくなった点を包み隠さず正直に紙に書いてみましょう。
(中略)
成功者と言われる人は、あらゆる出来事に対し、恨んだり嘆くことなく自分の試練だと受け止め、経験をバネにして成長してきた人です。
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■Take Action(実践ポイント)
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●自分が応援したくなる人物像を書き出し、自分が目指す
●行動するときに「なぜそれにチャレンジするのか」を自問する
●マイナスの体験をしたときに、その中で得たプラスの面を書き出す
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■今日の一言
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その戦いをしている暇が、あなたの人生にはありますか?
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
結局は自分がどう捉えるかという話。
通勤電車の中。
後から入ってきた中年男性。
ゴリゴリ背中をぶつけてきて割り込んだ挙句に、肩や肘を怒らせてゴンゴンぶつけてくる。
正直に、イラッとした。
でも、そこで日々の教えを実践。
「何か嫌なことでもあったのかな?」「年末査定がショックだったのかな?」
そんなことを考えたら、イラッとも、かなり緩和されました。
日々実践!
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
感謝!米山智裕
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■今回紹介した本
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戦わない生き方
横山信治さん、今回も献本頂きありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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01時間30分。
通勤電車の行き帰り。
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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