【書評:1915冊目】プログラマーは世界をどう見ているのか(ひろゆき)

【だから、プログラマーが世界を制するのだ!】
実業家・ひろゆき氏が、『プログラマーは世界をどう見ているのか』と題して、試行錯誤の経験値を積み上げる有意な方法となる、プログラミングの学習を推奨する一冊。

■書籍の紹介文

プログラミング。
経験をしたことはありますか?

 

本書は、プログラミングを学習することで得られるビジネススキルを提起し、実際にプログラミングをおこないながら、プログラミングの魅力を指南する一冊。

 

実力をつけるには、経験値を積むほかありません。
経験値を積むには、失敗を恐れずに試行錯誤をくり返すほかありません。

 

しかし、現実の世界ではその機会が限られます。
また、何度も何度も失敗を許してくれる余裕は、社会全体でどんどん無くなってきています。

 

では、どうやって実力をつけていけばいいのか。
ここで、著者がすすめるのが「プログラミングの学習」です。

 

プログラミングは、いくらでも失敗できます。
気の済むまで書き換えることができますし、納得いくまで試行錯誤することができます。

 

つまり、現実世界では限られる試行錯誤の場を、無限につくり出せるのです。
さながら、『自分だけの実験室』といえます。

 

全体を通して、プログラミングを学習することの”魅力”が、とてもうまく表現されています。
また、カンタンなコードを実際に作成しながら、「自分にもできそう」と学習ハードルを下げてくれます。

 

プログラミングは、プログラマーだけのツールではありません。
身につけることで得られる効果は、無限大です。

 

◆プログラミングの”魅力”が詰まった一冊。

プログラマーは世界をどう見ているのか
ひろゆき SBクリエイティブ 2022-7-6
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■【要約】15個の抜粋ポイント

ツリー構造を利用すると、大量のデータの中から目的のデータを探しやすくなります。

 

ツリー構造は、「漏れ」と「ダブり」を探すのにも有効です。

 

ツリー構造を使いこなし、ツリー思考が身につけば、適切な分類ができるだけでなく、問題解決や原因追求などもスムーズにできるようになったりします。
つまり、物事を俯瞰的に捉える目を持つことができるのです。

 

プログラムを書くようになると、「指示を細分化する」「指示を具体化する」という思考法を手に入れることができます。

 

どうも効率が悪いなと思ったら、まず少し離れたところから作業を観察し、すべての手順とかかっている時間をピップアップして、ボトルネックを探してみましょう。

 

プログラマーとは、効率アップを含む何らかの問題の解決方法を考える仕事

 

6分の1の確率を2分の1に変えるには、どう条件式を変えればいいのか。
こういったことを考えること自体が、プログラマーの仕事の根幹です。

 

たくさん条件を並べるときはまず方針を決めましょう。

 

もちろん、予測できないことはたくさんありますが、「もしこちらを選んだら、こういう結果が待っていて、あちらを選んだら、こういう結果が待っているかも」といったシミュレーションする力が身につくことに、デメリットはありません。

 

プログラムが簡潔でも、回数の多いループがあるせいで、予想外に遅いプログラムができあがったりもします。
プログラムが短くなることと、実行時間が短くなる(効率が上がる)ことはイコールではないと、覚えておいてください。

 

実際のプログラミングでは、順次処理で書いたプログラムを見て、「あ、ここ繰り返しになっているな」と思ってループ処理に直すことのほうが多いのです。

 

積極的に仕事のパターンを見出して、ルーチンワーク化していくことをおすすめします。

 

プログラミングを覚えると、「この仕組みを作るには、このプログラムを実装すればいい」「そのサービスを作るには、今あるプログラムに、こういう機能を加えればいい」といった発想ができるようになります。
要はアイデアを形にする能力が高まるんです。

 

真似ることを恥じて唯一無二のオリジナルなモノを作ろうとするより、模倣に走ったほうが労力をかけることなく、ヒット作を作れます。

 

●プログラミングを学ぶ3つのメリット
(1)お金や人材がなくても、サービスを形にしてスタートアップできる点
(2)コンピューターという生き物の扱い方がわかるという点
(3)仮説→実践→証明という実験的思考を身につけられる点

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1915-1】プログラミングの学習をはじめる

【1915-2】仕事のパターンを見出して、どんどんルーチンワーク化していく

【1915-3】良いものは、どんどん模倣する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】プログラマーは世界をどう見ているのか
【著者名】ひろゆき著者情報
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2022/7/6
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード思考教養発想力
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 「ツリー思考」で整理する
第2章 物事を「最小単位」に分解して並べる
第3章 最強の能力は「if」思考で身につける
第4章 「仕事が早い人」はループを見つけている
第5章 プログラミングを学べば、アイデアを形にする力を得られる

 

この本で、あなたは変わる!

プログラマーは世界をどう見ているのか
ひろゆき SBクリエイティブ 2022-7-6
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ひろゆきさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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