【自分の信念を貫くことの大切さ】”常識”新しいことをはじめる人間に必ず立ちはだかる大きな壁。多くが超えられず跳ね返されるがそこを超えていく逞しさは誰もが身につけたいもの。そう、激流を遡上する魚のように・・・。
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■本の概要
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【書籍名】成功を引き寄せる 地道力
【著者名】國分利治
【出版社】扶桑社
【出版日】2009/9/16
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
序章 上京前夜(~19歳)ヤンキーあがり
第1章 修業時代(20~30歳/年収150~420万円)歌舞伎町の美容院
第2章 独立(31~36歳/年収280~840万円)わずか8席の個人店からのスタート
第3章 挑戦(37~40歳/年収840~1750万円)「無謀」な賭け
第4章 飛躍(41~49歳/年収1800~4億円)「フェラーリ」のような“人財”育成
第5章 これから(50歳/年収2億円)「100年に一度の不況」を迎えて
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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。
本日ご紹介するのは、「経営哲学」に関する一冊。
著者は、國分利治さん。
一大ヘアーサロンチェーンEARTH(アース)を展開するアースホールディングスの代表。
本書の特長は、
著者の年齢ごとに、その歳のときは、何をやって、いくら年収があったか年表のように分かりやすくまとまっていること。
イヤでも、自分の年齢と比べてしまい「何やってるんだ自分は…」と心を刺激されること間違いなしの一冊!
起業志望の方や、すでに起業している方にとって、
どれくらいの行動をすれば、ビジネスはどれくらいの規模に育つのか、
この点が、非常にリアリティをもって、体感できます。
刺激を受けたい人はぜひ!!
それでは、本編をはじめます。
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■読書ノート
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楽しく働くためには、人に使われてちゃいけない。
仕事以外のことを何もかも犠牲にして、ただただひたすらに、がむしゃらに働き続けること、その姿は、周りの人間に説得力を持たせるだけの大きなインパクトを持っているということです。
「楽しく仕事をしたい」「好きな仕事をしたい」と思われるのであれば、やるべきこととは、単純に言えば仕事に一番多く時間を使うしかないのです。
成功している人が、人に追い抜かれないように、さらなる自分のスキルアップのために、寸暇を惜しんで本を読んでいるのです。その現実を前にすれば、本も読まずに成功しようなんて、おこがましい話です。
責任から逃げ出す人は、その時点で敗者決定
成功したいのであれば、体力のあるうちに、一定期間は体力勝負をするべき
楽しいことを続けていると、だんだんつまらなくなってきますが、楽しくないことは、続けているうちに楽しくなってくる。
人を楽しませる酒を飲め
新しいオーナーは、自分が店長として黒字にした店を譲ってもらえるのです。頑張って黒字にしたら、愛着のある自分の店のオーナーになれる。このシステムなら、頑張ろうという意欲が自然に湧いてきます。
若いスタッフたちにいつも口を酸っぱくして言っているのは、「○か×以外の答えを出すな」ということです。その理由は、反面教師である成功できない人の思考パターンを観察すれば、すぐに分かります。成功できない人たちは自分の中に△の答えを用意しています。
年収は協力者の数に比例する
シャンプーを一回に3プッシュするのも4プッシュするのも、お客様の満足度に差がないとしたら、スタッフ全員に3プッシュを徹底させるのが、成功する経営者
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■実践ポイント
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●何かを始める時、自分が頑張る仕組みは何かを一番に考える
●答えに「△」を出さない
●相手の満足に影響しないところを、如何に効率的にするか、意識する
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■まとめ
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自分が楽しく頑張れて、なおかつ、その先に自分の城が持てる。
この環境を整備されて、燃えない人間はいない。
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。
再び大雪に見舞われていますが、影響はいかがですか?
美しい景色も日常に影響を受けると煩わしく思う。
人間って現金ですね。。。(笑)
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
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■今回紹介した本
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