【これこそが”俺”の生きる道】ブックオフ創業者→突然の辞任→表舞台から消える→飲食業界で不死鳥のように舞い戻った稀代の人物!「利他の精神」で業界をぶっちぎる天才経営者が明かす「競争優位性」を学ぶ!!
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■本の概要
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【書籍名】俺のイタリアン、俺のフレンチ―ぶっちぎりで勝つ競争優位性のつくり方
【著者名】坂本孝
【出版社】商業界
【出版日】2013/4/3
【推薦度】★★★★☆
【目 次】
第1章 希代の繁盛店「俺のイタリアン」誕生
第2章 2勝10敗の事業家人生
第3章 ブックオフがNo.1企業になれた理由
第4章 稲盛和夫氏の教えと、私の学び
第5章 「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」は進化する
第6章 「物心両面の幸福を追求する」決意表明
第7章 業界トップとなり、革新し続ける
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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。
本日ご紹介するのは、「経営哲学」に関する一冊。
著者は、坂本孝さん。
ブックオフ創業者でありながら、スキャンダルにより、表舞台から一時は退場していた著者。それが彗星の如く舞い戻ったと思ったら、降り立ったのは飲食業界!!
ブックオフのビジネスモデルを創り上げた人物。
飲食業界でも常識破りのビジネスモデルを「俺の●●」シリーズで打ち立てました!
・原価率60%超
・フレンチなのに立ち食い形式
・驚異の3回転
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「一流の料理人が、高級食材を“じゃぶじゃぶ”使用した一流の料理をつくり、お客さまが驚くほどの安い価格で提供する」
まさにコンセプトで大勝利を収めた著者が、このビジネスモデルを如何にして実現したのかを語った本書。
読まない手はありません。
「参入障壁」「競争優位性」など、起業家や経営者の方は必見の内容盛りだくさんですので、是非お読みになることをお薦めいたします!!
それでは、本編をはじめます。
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■読書ノート
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ビジネスの戦いに勝つ条件は、そのビジネスモデルに「競争優位性」があること。そして、参入障壁が高いことです。
不景気だと言われているにもかかわらず、毎日毎晩すごく繁盛している業態は、立ち飲みの居酒屋、そしてミシュランガイドブックの星付きレストラン。「この二つをくっつけてしまえ」とひらめいて誕生したのが、「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」。
15~20坪程度で、いずれも1日3回転以上していて、月商1200万~1900万円という繁盛店ぞろいです。料理の原価率は60%を超えていますが、これを立ち飲みのスタイルにして、客数を回転させることによって、これまでの常識にない数字をつくり上げているのです。シミュレーションでは、原価率が88%であっても利益が出ます。
「アイデアは閃きだけではなく、きちんと数字で表現すること。これまでの常識に対して、数字に落とし込んだアイデアとのギャップがあるときは勝つチャンスが高い」(創業メンバーで元証券マンの安田道男氏)
商品の価格構成の中で、その会社が一番多く打ち出している価格帯に、その会社の精神と宿命は宿っているのではないでしょうか。価格構成の中の最多価格帯に対してどれだけの価値を持てるか、それが企業戦略そのものなのです。
企業の意思決定には、ハンドルの遊びは大切だと思います。資金的な余裕が、この遊びにつながるのです。資金的にカツカツとしていては、従来の模倣はもちろん、それ以上のアクションは起こせません。
この10年間、日本経済は大きく揺れました。その度に被害を受けたのは銀座です。社用族が多かったからです。しかしながら、銀座に比べると新橋は、働いている人が身銭をきって利用するお店が主なので、あまり影響を受けなかった場所です。
「日本人1億人の中で、3万円の料理を日本全体の何%の人が食べるんだろうか。ちょっと待てよ…」
わが社では現在、銀座8丁目に集中して出店していく方針をとっています。店舗展開は一般的に、銀座でうまくいくと次は六本木に出そうとか、新宿に出ようとか、渋谷に出そうとか、このように商圏が広い繁華街に出していくことを考えます。わが社は、そういう店舗展開をあえて行いません。
競争優位性は、道楽に見える挑戦の産物
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■実践ポイント
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●自分のソーシャル活動の競争優位性について考える
●世の中の賑わっているところを常にリサーチする
●「アイデアは数字に落とし込む」この意識を持つ
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■まとめ
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自分が勝負したい!と思うフィールドはどこですか?
そこで戦うにあたっての、あなたの競争優位性はなんですか?
また、参入障壁は何が考えられますか?
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。
二週連続で雪かきの週末。
雪かきをしながらも高齢化社会が進行していることを実感。
「なんで雪かきしないんだ!」と思ったら、ほとんど高齢世帯。
雪かきしても出来ない状況。
ちょっと考えさせられました。。。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
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■今回紹介した本
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