
【文章アレルギーに効く処方箋!】
プロライター・山口拓朗氏が、WEB製作会社を舞台にしたストーリーを通して、文章作成の基本とコツを指南する一冊。この本のスキルを身につけば、どんな文章もスラスラ書ける!
文章がスラスラ書ける。
そうなれたら、あなたは嬉しいですか?
本書は、「文章を書くことが苦手」なモモを主人公としたストーリー形式をとりながら、誰でも文章をスラスラ書けるようになる基本とコツを、わかりやすく指南する一冊。
この本は、文章に対するネガティブな意識を、ポジティブに変えることが目的。
読み終わったとき、「次の文章は、どうやって書こうかな?」と前向きになれるように構成されています。
文章を書くことから逃げられません。
たとえ、ペンからパソコンにツールが変わっても、文章自体を書くのは人間です。
だから、文章を書くスキルは磨くべきスキルなのです。
それにより、仕事の成果や周囲の評価が大きく変わってくるからです。
文章を書くスキルを磨いていくためにも、まずは、一刻も早くネガティブな意識を取り除く必要があります。
そのために、この本はとても役立つと感じます。
文章がスラスラ書ける。
そんな自分をイメージとすると、どんな気持ちになりますか?
◆文章は、自分を表現するツール!
プロの書き手でも、一発でいいものが書ける人はほとんどいません。
何度も読み返しながら、少しずつ文章の質を高めているのです。
言葉はなんとなくではなく、最適なものを選ぼう。
事実と意見を分けることは、仕事で文章を書くうえで極めて重要です。
仕事で使う文章でのムダとは、おもに次の3つです。
①本筋と無関係な話
②重複する情報や言葉
③くどい言いまわし・表現
口で説明できないことは、どうがんばっても文章にできないんだ。
『話す』も『書く』も、頭のなかにある『ぼんやりとした情報』をアウトプットする作業という意味では同じだから
思い浮かんだことを好き勝手に書くんじゃなくて、いったん整理して伝えたほうが親切だよ
自分が知らない相手にラブレターを書くことはできるか?
文章を書くときには必ず『読む人の反応』を決めろ
いろいろ伝えたくなる気持ちはわかりますが、「たくさん書いたほうが伝わる」という考えは間違いです。
「3×3のフレーム」を使って、ストロングポイントを棚卸しする
成果が出ない=書きっぱなしで「評価→改善」をしていない
批判がくるならたいしたもんだけどな。
批判する人がひとりいるってことは、その何倍もの濃いファンがいるって証拠だから。
文章を書くというのは、読む人の代わりに『自問自答』し続けることなんだ
言葉っていうのは、その人やその会社の信頼性とも密接につながっているから、自分がその言葉を使った結果、読者がどういう感情を抱くかについては、よく考えなければいけないんだ
『情熱で書いて、冷静で直す』を忘れるなよ
【1145-1】事実と意見は分けて書く
【1145-2】『読む人の反応』を決めて書く
【1145-3】「読者はこれで反応するだろうか?」と自問自答する
書く力とは、どれだけ読者の背中を押せるかである。
【書籍名】そもそも文章ってどう書けばいいんですか?
【著者名】山口拓朗
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2018/2/22
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】書く力を身につけたいときに
【キーワード】ことばのチカラ、文章力、発想力
【頁 数】256ページ
【目 次】
01 ひとつの文章にはひとつの意味を
02 仕事で使う文章には、必ずといっていいほど目的がある
03 仕具体的に書くとダンゼン伝わりやすくなる
04 具状況に応じてテンプレートを活用する
05 読者ターゲット設定とニーズの把握がすべて
06 400文字の文章は、ワンメッセージに絞る
07 ネット上の文章で重要なSEO
08 読者が知りたいことを過不足なく書く技術
この本で、あなたは変わる!
山口拓朗さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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