【書評:1622冊目】メンタルの強化書(佐藤優)

【これからの時代の、自分の心の守り方】
作家・佐藤優氏が、『メンタルの強化書』と題して、下品な人が急増している競争社会でも品格を失わず、自分の心(メンタル)を守り、疲弊せずに生き抜く方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

なにかと生きづらいといわれる昨今。
あなたの心は疲弊していませんか?

 

本書は、”メンタルの不調”を訴える人が激増している状況を憂い、自分の心(メンタル)を守りながら、時代の変化に疲弊せず、生き抜いていく方法を指南する一冊。

 

社会は急激な変化を続けています。
競争は激化し、弱肉強食の社会は、挽回不可能な格差の拡大を生み出しています。

 

結果、変化の速さと激しさについていけず、心が折れてしまう深刻な人が増え続けています。
仮に生き残ったとしても、他人を顧みない”下品な人”を量産していると、著者は指摘します。

 

つまり、いままでの心構えでは、自分の品格や心(メンタル)を守れない時代になっているのです。
そこで書かれたのが本書です。

 

競争は激化、勝者は下品な人ばかり、まさに暗澹たる時代。
それでも、わたし達は生き抜いていかなければなりません。

 

そんな時代の生き方を、本書では指南していきます。
◎自分らしい品格は失わない方法
◎自分の心(メンタル)を自分で守る方法
◎周りの環境に疲弊しない方法

 

これら、これからの時代を生き抜いていく上で身につけておくべきことをまとめています
書かれていることを取り入れて、自分の心の整え方を身につけましょう。

 

時代の流れは、自分ひとりではどうしようもできないものです。
ただ一つ確かなことは、自分を守れるのは自分だけだということです。

 

自分を守る術を磨く。
自分を自分で守れるうちに。

 

◆自分の心を守れ!

メンタルの強化書
佐藤優 クロスメディア・パブリッシング 2020-1-31
売上ランキング(公開時):313
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「私とは、私とそれを取り巻く環境である」という言葉があります。
つまり、「私」は心を持っている自分自身と、自分を取り巻く環境の2つの総体であり、相互作用なのです。

 

心が折れそうなことがあった時は、その原因が自分の内面的か、環境の影響か、あるいはその両方なら、それぞれどれくらいの割合か、それらを見極めて対処する必要があるのです。

 

しなやかで折れない「強い心」を作るには、自分自身の考え方や心の構え方を変えると同時に、折れにくい環境を整えるように心掛けることが肝要です。

 

前のめりに情報に飛びつくと、ミスリードされてしまいます。
まず立ち止まって「なぜこんな情報が出てくるのか?」「どこから流された情報か?」「目的は何か?」を考えることが大事です。

 

「人よりも半歩遅れて進む」という考え方をお勧めします。
少し引いて物事を見れば全体像がはっきりする。
そうして時間を稼いで判断する。
テンポの速い時代はそれくらいがちょうどいいのです。

 

仕事ができない人は単純な仕事を複雑に、できる人は複雑な仕事を単純にする。
シンプル化ができているのです。
シンプル化とは、仕事の「目的」や「目的達成に何をすべきか」を明確にすることです。

 

自分を守るためにできることは、できる限り自分の周りの環境をシンプルにすることです。
そして、仕事や生活しやすいものにすることです。
そのためには、人間関係もできるだけシンプルにすることです。

 

心が折れそうになったら、あるいは折れたと感じたら、とにかく休むことです。

 

心を整えるという意味で大事なものが怒りのコントロールです。
イライラしている時ほど、静かに、落ち着いた行動を取るべきです。
瞑想したり、手を合わせたりして祈るのが効果的です。

 

ゆっくりとした音楽を聴いたり、美しい景色や絵画などを鑑賞するのもいいでしょう。
立ち振る舞いもゆっくり穏やかにする。
できれば笑顔を作る。
口角を上げるだけでも、感情の動きが変わります。

 

どれだけ多くの「つながり」を持つことができるかが、厳しい時代を生き抜く上で不可欠です。
その「つながり」こそが「ネットワーク」です。
これがそのまま人生のセーフティネットとなります。

 

●人生のセーフティネットを築く上で必要な3つのもの
(1)お金(自助)
(2)公的な制度(公助)
(3)仲間や共同体(共助)

 

これからは「共助」の比重が高くなります。
共同体のつながりや仲間や友人とのつながりこそが、ますます大切になってくるのです。

 

哲学者であり、思想家でもある九鬼周三の『「いき」の構造』に「媚態」「意気地」「諦め」があります。
これが、これからの時代をしなやかに、かつ強く生きるためにとても重要になる考え方です。

 

変わり目を迎える辛く厳しい時代を前に、心折れずに、しなやかに、したたかに生き抜くには、もう一度日本人の美意識の核に立ち戻ることです。
その上で、自分たちのストーリーを作り、結びつくことです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1622-1】「自分の内面」と「取り巻く環境」の両面から、心が折れにくい状況を整える

【1622-2】自分の周りの環境をシンプルにする

【1622-3】「いき」の構造を読む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】メンタルの強化書
【著者名】佐藤優
出版社クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2020/1/31
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワードメンタル人間関係生き方
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 下品化する社会とどうつき合うか?
第2章 「前のめり」な生き方をやめる
第3章 折れない! 疲れない! 自分のための働き方改革
第4章 心が折れた時の動き方・考え方
第5章 コミュニティとアソシエーションで乗り越える

 

この本が、あなたを変える!

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佐藤優 クロスメディア・パブリッシング 2020-1-31
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佐藤優さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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