【書評:1311冊目】最高の体調(鈴木祐)

【遺伝子レベルの健康管理法!】
サイエンスライター・鈴木祐氏が、うつ病や肥満などの現代人を蝕むさまざまな不調(文明病)から脱却し、本来の自分の力を引き出す「最高の体調」を実現する方法を解説する一冊。

■この本の紹介文

体調管理には日頃から気をつけている。
それにも関わらず、快調な日が少ないと感じていませんか?

 

本書は、現代人を蝕む日々の不満や不調を根こそぎ解決し、「最高の体調」を手に入れるべく、人間が本来持っている力を引き出す方法を解説する一冊。

 

うつ病、肥満、慢性疲労、睡眠障害、・・・・。
どれも話題に触れない日はないというくらい、現代人を悩ませる不調です。

 

これらの不調の根本的な問題は、すべては一本の線でつながっている。
本書はここからはじまっています。

 

それぞれの問題の「共通項」をあぶり出しながら、遺伝子レベルで柔軟な解決策を提供しています。
流行りの健康情報ではなく、人間が生物学的に持っている力を引き出すことに主眼を置いています。

 

もちろん提示されている方法は、すべて科学的な根拠に基づいています。
まさに、症状を体の奥底から根本的に変える方法です。

 

表面に現れた症状をその場その場で対処するアプローチからの卒業。
なかなかに刺激的な一冊です。

 

◆「抜苦与楽」の生き方を。

■本がわかる!15の要約ポイント

問題解決へのステップはシンプルです。
①自分が抱える問題について、どこに遺伝のミスマッチがあるのかを特定する
②ミスマッチを起こしている環境を、遺伝に沿うように修正する
この2段階を着実にこなせば、ほとんどの問題は解決します。

 

内臓脂肪が減らない限り体はジワジワと燃え続け、炎症性物質で傷ついた血管や細胞が動脈硬化や脳梗塞の引き金になります。
これが、「メタボリックシンドローム」の発症プロセスです。

 

「ぼんやりとした不安」が脳に炎症を起こし、そのせいで増強された不安が、さらなる炎症の火種に変わる……。
この負のサイクルをどこかで断ち切らない限り、現代人のパフォーマンスは低下し続けていくばかりでしょう。
その作業は、あなたにしかできません。

 

毎日の食事に取り入れる発酵食品は、あなたが好きなもので構いません。
納豆でもキムチでもサワークラフトでも、発酵食品であれば腸内環境に良い影響をあたえます。

 

データによれば、食物繊維の摂取量が1日10g増えるごとに早期の死亡率が11%ずつ減っていきます。
ヘタなサプリや健康食品を飲む前に食物繊維を増やしたほうが、よほど病気の予防になりそうです。
食物繊維を増やすには、まず野菜とフルーツの摂取を増やすのが基本です。
なかでもゴボウ、寒天、海藻、キノコ類、オクラ、リンゴなどは、腸内細菌が好きな水溶性の食物繊維を豊富にふくむ優良食材。

 

(2016年にダービー大学が行ったメタ分析)その結論をひとことで言えば、「自然とのふれ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化する」というものです。
副交感神経は気持ちが穏やかなときに働き出す自律神経で、日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。

 

私たちが他者に与えられる最強のプレゼントは「信頼」です。
相手に「こいつは絶対に自分を裏切らない」と感じさせれば、そこには必ず強固な同盟関係が生まれます。
マーク・トウェインが残した「彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった」という一文は、科学的にも正しいのです。

 

・眠りに落ちるまでの時間が30分以内
・夜中に起きるのは1回まで
・夜中に目が覚めた場合は20分以内に再び眠ることができる
・総睡眠時間の85パーセント以上を寝床で使っている(昼寝や通勤電車内での居眠りなどの合計が15%を超えない)
この4つをすべて満たすことが「良い睡眠」の最低条件で、ひとつでも当てはまらないポイントがあれば睡眠負債の可能性は高くなります。

 

基本的には「1回45分の少しキツい運動を週に2回」のペースで行うのが、脳機能をアップが見込まれる最低のラインです。
あなたのパフォーマンスを限界まで発揮させるためにも、ぜひこの基準を守ってみてください。

 

未来との心理的距離が近い者ほど不安に強く、セルフコントロール能力も高い

 

自分の行動が他者に良い影響を与えていると確信できたときほど、私たちの幸福感は高まりやすくなります。

 

●宗教以外に畏敬を引き起こしやすい3つのポイント
・第一に、現代人にとってもっとも畏敬にアクセスしやすいのが「自然」です。
・第二に重要なのが「アート」です。
・畏敬を引き起こす第三の要素は「人」です。

 

●マインドフルイーティングの実践法
①触覚・視覚・嗅覚で味わう…
②自分の感覚を観察する…
③食品を口に入れる…
④噛んで飲み込む…

 

現代人の問題を解決するには、仕事・育児・勉強といった人生のあらゆる面を「遊び化」していく必要があります。

 

それぞれの立場は違えど、遺伝子が定めるルールのなかで幸福を最大化させるには、「抜苦与楽」が最適解なのでしょう。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1311-1】自然に触れる生活習慣を構築する

【1311-2】1回45分の少しキツい運動を週に2回行う

【1311-3】日常の行動を「遊び化」できないか考える

 

■ひと言まとめ

遺伝子に逆らうほどに、体には負荷がかかる。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】最高の体調
【著者名】鈴木祐著者情報
出版社クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2018/7/13
オススメ度★★★★☆
こんな時に健康的な人生を送りたいときに
キーワードダイエット術生活習慣術生き方
【頁 数】288ページ
【目 次】
第1章 文明病
第2章 炎症と不安
第3章 腸
第4章 環境
第5章 ストレス
第6章 価値
第7章 死
第8章 遊び

 

この本が、あなたを変える!

 

鈴木祐さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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