【なぜ彼女は折れないのか】
人気アイドル・指原莉乃氏が、『逆転力〜ピンチを待て〜』と題して、自らのここまでの歩みを振り返りながら、いかに逆境を味方にし、強い気持ちで逆転してきたか、その思考法を語る一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
打たれ強いよな。
あなたの周りに、そのような人はいますか?
本書は、逆境に晒されたとき、いかに跳ね返し、それまで以上の飛躍につなげていくのか、その思考法を語る一冊。
これが彼女の強さなのか。
自分を客観的に分析し、淡々とそれを言葉にできている姿に”凄み”さえ感じます。
アイドルとしてのスキャンダルに見舞われた経験。
世間やファンからの反応、仕事に関わるプレッシャー、想像することもできない状況に置かれていたとおもいます。
でも、今も変わらずテレビの前で輝いています。
あたかも逆境が良い宣伝になったかのように、より力強く飛躍を遂げたようにおもいます。
あのとき、彼女はどう感じ、どう迷い、どう判断し、どう行動したのか。
これを追体験することで、今を生きるヒントが学べる一冊になっています。
逆境は、誰の人生にも必ず訪れるものです。
そのとき、逃げたり避けたりしてしまうと、人生はどんどん自分の描いていたイメージから逸れていきます。
「ピンチはチャンス」とはよく言ったもので、逆境は飛躍のチャンス。
積極的に向かっていて乗り越えることで、ピンチ以前の自分よりも高く飛躍することができます。
ただ、逆境と対峙するのは怖いのも事実。
だからこそ、こうした本が役立つのです。
想像してみてください。
指原さんに起こったであろう逆境が、自分の身に起こったとしたら・・・。
そうして読んでいくと、逆境に立ち向かう勇気が湧いてくるでしょう。
「自分だって乗り越えてみせる!」と気合いが入る一冊です。
◆逆境を乗り越える”したたかな戦略”
逆転力〜ピンチを待て〜
指原莉乃 講談社 2014-8-11
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント
挫折があるほうがストーリーは面白くなる
「つらかったら場所を変えればいい。別の場所へ移動すればいい」
早めに方向転換すれば、そのぶん、自分の武器を鍛える時間ができる
開き直ってやり切ったら、何かしらの結果がついてくる!
恥ずかしいとか意味あるかなできるかなとか、迷うのは自由です。
でも、やるかやらないかなら、やる。
一生懸命探せば、ラッキーってどこにでも見つかると思う。
ネガティブなことを、人前で口にするのは良くないと思います。
周りをネガティブな雰囲気にしてしまうし、その雰囲気が、自分に返ってきちゃうから。
好感度って、貯金みたいなもの
自分がされてうれしいことは、相手も嬉しい。
それって先輩後輩は関係ないですよね。
人と話をする時は、目を見てしゃべる
すごく偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に
本気で信じられる人に恩返しをする
大丈夫だと思えば、大丈夫なんです。
切り替えって大事です。
思い込みって大事。
ポジティブなことはどんどん言ったほうがいいと思います。
何がどう仕事に繋がるか分からないですから。
私の「好き」や「楽しい」を誰かが覚えていてくれたおかげで、夢が叶ったみたいなことも少なくないんですよ。
結局、自分を幸せにしてあげられるのは、自分だと思う。
自分を幸せにする、その気持ちを強く強く持つことが、幸せへの一番の近道
■【実践】3個の行動ポイント
【410-1】何事もやりきる
【410-2】ネガティブな発言をしない
【410-3】やるかやらないか、迷ったらやる
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】逆転力〜ピンチを待て〜
【著者名】指原莉乃 ・ 著者情報
【出版社】講談社
【出版日】2014/8/11
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】他人の生き方に触れたいときに
【キーワード】生き方、マインド、人間関係
【頁 数】196ページ
【目 次】
第一章 ピンチが背中を押してくれる
第二章 自分だけの武器を見つける
第三章 振られたキャラは否定せず受け入れる
第四章 人生最大のピンチと”逆転”の思考法
第五章 ”みんなで勝つ”ための戦術
第六章 対人関係に必要なのは”度胸”と”客観視”
第七章 ”アンチ”も力に変える
第八章 ”切り替え”と”思い込み”で逆転できる
第九章 逆転力で楽しく生きる
この本が、あなたを変える!
逆転力〜ピンチを待て〜
指原莉乃 講談社 2014-8-11
売上ランキング(公開時):ー
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指原莉乃さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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