【外に出て、磨き削られ、法則となる】
世界中で確固たる地位を築きあげる華僑。そこで受け継がれる「一生お金に困らない華僑の思考法則」を、大物華僑に師事した大城太氏が紹介する。我々と何が違うのか知ろう。
■書籍の紹介文
華僑。
この言葉を聞いて、あなたはなにを思いますか?
本書は、華僑の教えを生かすことでなぜお金に困らなくなるかを明らかにしながら、身につけるべき46の習慣を解説する一冊。
華僑とは、母国を飛び出し、世界中に進出している中華系の人たち。
各地で大きな影響を持つ彼らに対しては、いいイメージというよりは、恐怖にも似たネガティブな感情を持つ人もいるかもしれません。
しかし、母国を飛び出し、見知らぬ土地で居場所を築き生きていくバイタリティ。
ここには、大いに学ぶべき教えが詰まっていると著者は指摘します。
居場所を築くためには、当然お金を稼がなくてはいけません。
つまり、華僑の教えには、生き方はもちろんビジネスに通ずるヒントが詰まっているわけです。
教えには、グローバル化が進む現代社会において、世界のどこでも生きていける自分を確立するための多くの示唆に富んでいます。
ときに恐怖感を覚えるほどパワフルな華僑の源泉にある思考。
学ぶことで、得られる気づきは少なくないでしょう。
◆華僑の思考を盗め!
一生お金に困らない「華僑」の思考法則
大城太 日本実業出版社 2013-10-31
売上ランキング(公開時):34,223
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■【要約】15個の抜粋ポイント
華僑と言うと「お金儲けが上手」というイメージかもしれない。
たとえ、未開の地でもビジネスのうま味があれば、ためらうことなく出かけていく華僑は「世界一の商魂民族」なのだ。
華僑である私の師匠は「10億円を作るのは簡単だ」と言う。
この話には2つの教えが含まれる。
ひとつは「スピードを上げろ」だ。
日々の仕事で走り続けていれば、成功もお金もあとから追いかけてくる。
もうひとつは「ひとりでやるな」だ。
ひとりでは10年かかることも、10人なら1年でできる。
シナジー効果で、もっと短縮できる可能性もある。
華僑は、絶対ひとりでビジネスしない。
大事なことは、自分を引き上げてくれる人、欲しいチャンスを与えてくれる人を最優先にすることだ。
チャンスを得るために空けておく時間が多ければ多いほど、早く大きく成功する。
「こういう話がある。やりたい者は手を挙げろ」と言われたとする。
根拠や仕事の内容など、詳細はほとんど説明されない。
それでも、考えずに手を挙げれば、チャンスが手に入る。
たとえ失敗しても「失敗の方法論」を手に入れて利用する。
失敗体験を商材に儲けられれば、失敗は大きいほどプラスなる。
失敗を、プラスに持っていく設計図を書けばいいのだ。
華僑が原因追究する時は「なぜ」ではなく「どのように」だ。
「どのようにやったのか?」を問えば、相手は「こうやった」と答えるようになる。
お金とは、もともと物々交換を便利にするために発生したものだ。
現代日本においても、商品やサービスの対価を「お金で払う」というルールは、絶対ではない。
買うべきか、買わざるべきか。
買物に迷いはつきものである。
華僑は、非常にシンプルな基準で、迷った時に即断する。
ビジネスで迷ったら絶対買う。
嗜好品は、1回でも迷ったら絶対買わない。
華僑には割勘の習慣がない。
必ず、誰かが全員分を支払う。
誰かがおごれば、次につながる。
おごり合戦でスキンシップも生まれる。
親しくなりたい相手との距離を自然に詰めることができるからだ。
華僑はおごったお金は消えるのでなく、相手の財布に移動すると考える。
自分の財布に入れられるお金は限られている。
中身がなくなったら、使うことはできない。
おごってもらうことは、おごる側にもメリットがある。
ひとつは、面子が立つこと、もうひとつは「次に自分の財布を使う権利」をあげることだ。
華僑が「天下」と言う時は、ボスを中心に結束した、顔の見える仲間のネットワークのことだ。
だから「お金は天下の回りもの」という諺もリアルな教訓だ。
仲間にお金を回し、仲間が育てたお金がまた自分に回ってくるから、使い方をしっかり考えるべきだと。
そんな華僑のテーマは、仲間の天下を広げることだ。
お金は大きく回さなければ、大きなリターンは得られないからだ。
仲間を増やし、仲間を動かすには、自分から気前よくお金を回すことだ。
だから華僑はお金、そして儲かるビジネスにこだわるのだ。
お金が天から降ってくることなどあり得ない。
自ら手を出して、お金を得る行動をしなければ、天下を回っているお金とは、一生無縁なのだ。
■【実践】3個の行動ポイント
【121-1】予定を優先させる人を書き出す
【121-2】「なぜ?」ではなく「どのように?」で原因を追求する
【121-3】嗜好品は、1度でも迷ったら買わない
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】一生お金に困らない「華僑」の思考法則
【著者名】大城太 ・ 著者情報
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2013/10/31
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】稼ぐ力を身につけたいときに
【キーワード】成功法則、稼ぐ力、グローバル
【頁 数】205ページ
【目 次】
第1章 失敗という言葉のない「仕事の進め方」
第2章 すべてをビジネスに活かす「コミュニケーション術」
第3章 基本は人間関係!人脈作りと人づき合いの極意
第4章 大きく違う「お金」に対する考え方
第5章 非常識かつ合理的な「時間」の使いこなし方
この本が、あなたを変える!
一生お金に困らない「華僑」の思考法則
大城太 日本実業出版社 2013-10-31
売上ランキング(公開時):34,223
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大城太さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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