【シェア読書:763冊目】逆転出世する人の意外な法則(平康慶浩)

【最後に笑う秘訣とは?】人事コンサルタント・平康慶浩氏が、20代〜50代まで、各々の年代別に、今から逆転出世コースに乗る秘訣を伝授する一冊。「なぜあの人が出世?」その上に潜む意外な法則が明らかに!

===================
1分間紹介文
===================

 

掲示板に張り出される一枚の紙。
「えっ?なんであの人が昇進するんだよ!!」
意外な人事発表に、疑問を一度でも持ったことがあれば、本書を読もう。

 

著者は、平康慶浩さん。
人事コンサルタント。
セレクションアンドバリエーション株式会社代表取締役社長。大企業から中小企業まで、150社以上の人事評価制度改革に携わる。グロービス・マネジメント・スクール講師。大阪市特別参与(人事)

 

本書は、会社員の永遠の関心ごと?とも言える「出世」をテーマに、20代〜50代までの年代別に「逆転」にフォーカスして出世コースに乗る秘訣を伝授する一冊

 

人の成長は面白い。
若くして飛ぶ鳥を落とすような活躍をした人がその後伸び悩む。
一方、最初に評価が低かった人がある時期から急速に出世を果たす大器晩成。
さまざまなケースが日々繰り広げられている。

 

人事のプロとして昇進のメカニズムを徹底的に分析した結果、後者、すなわち「大器晩成」型で出世する人が意外にも非常に多いという。
出世のスピードに不安を覚えている人には、勇気をもらえる内容だ。

 

昇進・出世をめざす心が少しでもアナタにあるのなら、覗いてみることをオススメする。

 

b763

 

===================
本のエッセンスがわかる15のポイント
===================

 

「一番に出世した人が、その後も、ずっと一番に出世していくわけではない」

 

早く出世した人が、そのまま突っ走り続ける場合もあるが、遅れていた人が挽回し、一番に部長になるケースも多い。むしろ、挽回した人のほうが、より高みに上っている場合もある

 

自分自身のキャリアが、これからずっとスタッフレベルのままでいい、と考えるなら、目の前の評価を気にしたほうが過ごしやすくなる。

 

もし今の仕事から早く卒業したい、厳しくても、もっと重要な役割を担いたい、責任が増えても自分の判断で意思決定できる権限が欲しい、と思うなら、目の前の評価は気にしないほうがいい。

 

褒められたことについては、謙虚に受け止める必要がある

 

低い評価でも、悪い点をはっきり示されないなら、気にしても仕方ない

 

相対評価でない限り、低い評価が2回続いたら、その理由を聞いた上で、改善できるように頑張るべき

 

視点を高く持つとは、現状に満足しないこと。視点を高く持てば、やがて本質を考える癖が付く。本質を理解していけば、本質の実現には多くの人との関わりが必要だということがわかる

 

相手が役に立つかどうかでなく、偶然を大事にしながら付き合うもの

 

「視点を高く持ち、本質を考え、つながりに意義を見いだす」には、「今できること」より「少しだけ難しいこと」をしてみること

 

今できることより、少しだけ難しいことを続けていくと「尖った専門性」と「丸いつながり」を獲得することができる。この二つは、突然の逆転のための武器になる。

 

「体力や知力は減るが、決して減らないものがいくつもある」ということ。その一つが「知り合った人間の数」

 

自分が行っているすべての業務を任せられる部下を育てること。徹底して、できれば自分よりも結果が出せるように育てること

 

目の前の仕事にしがみつくだけでは、逆転はできない。リスキーに見えるが、より本質に近づく選択をすることが、高く、長く、成功し続けるきっかけを与えてくれる

 

失敗にこだわることなく次を目指して努力し続ける人、現状に満足せずに更なる高みを目指せる人が、さらなる成功を手にできる。それが遅咲きの構造

 

===================
これをやってみよう!3つの実践ポイント
===================

 

【763-1】褒められたら、謙虚をお返しする

 

【763-2】低い評価が続くなら、その原因をきちんと聞き早急に改善に努める

 

【763-3】今できることより、少し難しいことを常に自分に課す

 

===================
今回のまとめ
===================

自らの立ち位置によって、振る舞うべき姿がある!

 

===================
本日紹介した書籍情報
===================
【書籍名】逆転出世する人の意外な法則
【著者名】平康慶浩
【出版社】プレジデント社
【出版日】2016/5/28
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方成功法則キャリアアップ
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 20代 若い頃の評価こそ気にする必要はない
第二章 30代 役職者になるのは早すぎないほうがいい
第三章 40代 目指すべきは部長でなく常務である
第四章 50代 会社にこだわらない成功を目指せ
終章 遅咲きで成功する人、しない人

 

気になったら、今すぐお手元に!
b763

 

平康慶浩さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

■【読者登録受付中】メルマガの配信を開始しました!■
登録はこちらから
※注意※
PCアドレスでの登録にご協力をお願いします。
携帯アドレスだと届かないことがございます。

 


※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る