【書評:047冊目】成功を手にする人のちょっとした作法(立川竜介)

【成功を招き入れる作法がある】
著述業・立川竜介氏が、『成功を手にする人のちょっとした作法』と題して、思慮や人智に満ちた、成功を手にする機会に恵まれる”60の作法”を指南する一冊。作法が成功を招く!

■書籍の紹介文

作法。
身についていますか?

 

本書は、茶道や華道に作法があるように、成功にも作法があると提起し、200人以上の成功者から学んだ「成功を手にする機会に恵まれる”60の作法”」を指南する一冊。

 

マナー以前のマナーであり、マナーを超えるマナーである。
本書で指南する作法を、著者はこのように表現します。

 

「人間に能力の差はない」とよく言われます。
実際は、成功者とその他大勢に歴然とわかれています。

 

この差は、どこからくるのか。
これこそが、本書で提示されている作法を身につけているかどうかなのです。

 

しかし、作法はどれも”ちょっとした”心がけでできるものばかりです。
つまり、”ちょっとした”ことを、どれだけあたりまえに自然にできるかが差を生むのです。

 

1つ1つ理解し、実践していきましょう。
身につけるごとに、成功を手にする機会が増えていきます。

 

◆作法を身につけるのが一番の近道。

成功を手にする人のちょっとした作法
立川竜介 CCCメディアハウス 2013-5-23
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

成功者は「潔くハゲる」彼らはどんなときも自分と向き合い、正直に、ごまかさずに生きる人たちだ。
そんな、成功を手にする人たちが、カツラを手に取ったり、自分の頭にのせることはない。

 

タクシーに限らず、成功者と行動を共にしていると、丁重に扱われ、良い席に案内されたり、手厚いサービスを受けたりすることがよくある。
それは、やはり「様子のいい人」だからだ。

 

成功者は物持ちがいい。
自分になじむ物を大事に使うから、物としての良さや風合いが残る。
同じ物でも成功者が持つと良く見えるのは、彼らに物の良さを引き出す丁寧さがあるからなのだ。

 

成功をする人は「人脈」という言葉をあまり口にしない人だ。
成功者が友だちと呼ぶのは、3〜6人くらいだ。
しかし、そこには親兄弟ほどの信頼関係がある。
少ない友だちを大切にするのだ。

 

成功者は、鵜飼いの鵜になる。
トップセールスマンに共通するのは、新人の頃、あるいは壁にぶち当たときは、上司や先輩の言うことを鵜呑みにしてやっているものだ。

 

成功者は、おみやげ言葉を用意する。
たとえば「忘年会の幹事、大変でしたか?」「花粉症のクスリ、効いてますか?」「お子さんの運動会どうでした?」など、前回の話の続きをするのだ。

 

心にもないことは言わないことだ。
裏を返せば、心にあることしか言うべきではないのだ。
成功を手にする人は、バカ正直な人でもあるのだ。

 

成功者は、独房に入る。
もちろん、これはたとえだ。
2年間は独房に入ったつもりで、一心不乱に黙々と仕事をするという意味だ。
懲役2年は、自分の成功の礎を作る最短期間だ。

 

独房を体験している人と、体験していない人を比べると、その差は歴然としている。
ここでいう「差」は、働くための基礎体力の差だ。
持久力、瞬発力、回復力など、すべてを持ち合わせている。

 

成功を手にする人も趣味を持っている。
とはいえ、趣味に時間や体力を惜しみなく費やすことはない。
これくらいなら、もったいなくないかな、という時間内で楽しむ。

 

「何度でもゼロベースで考え直せ」
「社員の“できない”は認めない」
「自分の居場所は自分でつくれ」
「他社にライバル意識を持つな。圧倒しろ」
「今日が人生最後の日だと思ってやれ」
などなど。
戦後の焼け野原から裸一貫で立ち上がった骨太のワンマン社長が好んで言いそうな言葉の数々だ。
しかし、言ったのは、スティーブ・ジョブズだ。

 

これらの言葉に、ビジネスパーソンの多くは反発するが、成功者は共感する。
ジョブズの「経営者」としての見方・考え方は、いたってシンプルだ。

 

松下幸之助や、本田宗一郎の名を出すまでもなく、世界的に成功した人たちが日常的に考えていることと同じなのだ。
成功者の考えは「世界標準」なのだ。

 

大切なのは目標を持つことで、方法は、書くなり、言うなり、黙っているなり、自分の好きなようにすればいいということだ。

 

必要なのは、目標達成に向けた尋常ではない執着心だ。
目標達成に人生をかけ、真剣に挑む。
古めかしくて、暑苦しいが、これを常備する人が成功する人だ。
成功者は「暑苦しいほど、執着する」のだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【047-1】自分が「これだ!」と思ったモノは大切にする

【047-2】ココロにもないことは口に出さない

【047-3】目標に向けた執着心を持つ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】成功を手にする人のちょっとした作法
【著者名】立川竜介
出版社CCCメディアハウス
【出版日】2013/5/23
オススメ度★★★☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワード成功法則引き寄せ生き方
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 身だしなみ・心がけの作法
第2章 食べ方の作法
第3章 人間関係の作法
第4章 お金・時間の作法
第5章 話し方の作法
第6章 自律の作法
第7章 生き方の作法

 

この本が、あなたを変える!

成功を手にする人のちょっとした作法
立川竜介 CCCメディアハウス 2013-5-23
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

立川竜介さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る