【シェア読書:824冊目】これ、いったいどうやったら売れるんですか?(永井孝尚)

【マーケティングを知る】
マーケティング戦略アドバイザー・永井孝尚氏が、身近な8つのストーリーを通してマーケティングの基礎を紹介。「これ、いったいどうやったら売れるんですか?」を考えるのが楽しくなる!

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1分間紹介文
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毎日必死に考えてビジネスをしている。
なのに、一向に思うような結果がついてこない。
思いと結果がついてこないとき、この本はきっかけになる。

 

本書は、身近な疑問を題材にしたシンプルな8つのストーリーを通して、あなたの人生を豊かにするマーケティング理論を紹介する一冊

 

頭の痛くなる専門用語なしに、ブルーオーシャン戦略からマイケル・ポーターの5つの力まで、主だったマーケティング理論の要諦自然理解させてくれる。

 

マーケティングとは、
「頑張らなくても売れる方法」を整理して、誰もができるようにした考え方である。

 

ならば、あなたのビジネスに活かさない手はありません。
身近な事例でマーケティングが学び、イメージを掴めば、あなたの売り方は明日から変わる

 

ビジネスを、もっと楽しみませんか?

 

◆明日のビジネスが待ち遠しくなる本
b824

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本がわかる!15の要約ポイント
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お客さんがお金を出す理由とは、「ほしいと思い、かつ、それに代わるものがないもの」で、これがバリュープロポジションだ。
バリュープロポジションとは、お客さんに提供する価値を決めたものだ。
売る側はバリュープロポジションを考え抜くことで、お客さんがお金を出す理由を創り出す必要がある。

 

かつては、いいものを作ればそれなりに売れた。
いまは、お客さんが本気で「ほしい」と思ってくれないと、絶対にモノは売れない。

 

企業から見るとお客さんは1種類ではない。
たとえばお客さんは顧客ロイヤルティという考え方で分類できる。
「ロイヤルティ」とは「思い入れ」という意味だ。
つまり顧客ロイヤルティとは、お客さんの思い入れ度のことで、お客さんは「潜在客→見込客→新規顧客→リピーター→贔屓客→ブランド信者」へと進化していく。

 

顧客満足=提供された価値ー事前の期待

 

商品開発の真の目的とは、商品を作ることではなく、商品を使うお客さんを創り出すことなのである。

 

「そもそも、お客さんって誰だっけ?」
「これってお客さんにとって、何がいいの?」
もし商品開発に行き詰まったら、この2つの言葉が必ずヒントになるはずだ。

 

コストと価格はまったく別モノ、と考えると打開策はある。
一言でいうと、「コストは事実、価格は戦略」なのである。
コストは常に下げる努力が必要だ。
しかし価格は戦略次第で変えられる。

 

利益を削らずしっかり確保した上で、いかに残ったコストを使うか知恵を絞って考える。

 

強者の戦略の基本は、「広域で戦う」「総合力で戦う」「遠隔戦」だ。
弱者の戦略の基本は、「局地戦に持ち込む」「得意技で戦う」「接近戦」だ。

 

プロモーションでは、まずメッセージを伝えるべき相手を決めた上で、「その相手には、このように思ってもらいたい」という目的を決めて、それを実現する方法を考えることだ。
その目的を実現しない限り、いくら目立ってもダメなのである。

 

マーケティングでは、マーケティングミックス(4P)を組み合わせて、ターゲットのお客さんに価値を創り出し、伝え、提供していく。

 

●イノベーター理論
・イノベーター(革新者。全体の2.5%)
・アーリーアドプター(先駆者。全体の13.5%)
・アーリーマジョリティ(現実主義者。全体の34%)
・レイトマジョリティ(懐疑派。全体の34%)
・ラガード(頑固者。全体の16%)

 

●キャズム理論
第一段階:タイミングを見極めてライバルがいない市場を選ぶ
第二段階:最初のターゲットを選ぶ
第三段階:最初のターゲットを攻略する
第四段階:さらにターゲットを拡げる

 

「戦い方」は無限にありそうだが、ビジネスの世界で戦う方法は、次の3つだけだ。
・業界で最も低コストを目指す「コストリーダーシップ戦略」
・顧客の特定のニーズに対してベストを目指す「差別化戦略」
・狭い市場で徹底的な差別化を目指す「集中戦略」

 

ビジネスに何よりも大切なのは、お客さんに求められるオンリーワンの存在になることだ。

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【824-1】相手の期待を上回ることを常に意識する

【824-2】ターゲットにする顧客を具体的にイメージする

【824-3】「オンリーワンの存在になるには?」を常に考える

 

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今回のまとめ
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相手にとって自分を選ぶ必要性を追求し続けよう

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】これ、いったいどうやったら売れるんですか?
【著者名】永井孝尚 著者情報
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2016/10/6
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】明日のマーケティング力を磨きたいときに
【キーワード】発想力アイデアビジネス理論
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 腕時計をする人は少ないのに、なぜ腕時計のCMは増えているのか?
第2章 人はベンツを買ったあと、どうしてベンツの広告を見てしまうのか
第3章 なぜクリスマスにマンゴーが食べられるのか?
第4章 あの行列のプリン屋が赤字の理由
第5章 セブンの隣になぜセブンがあるのか
第6章 女の太った財布には何が入っているのか?
第7章 きゃりーぱみゅぱみゅはなぜブレイクしたのか?
第8章 古本屋がふつうの本屋より儲ける理由

 

気になったら、今すぐお手元に!
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永井孝尚さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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