
【いい空気を送ろう!】
茶道にも携わるコンサルタント・山崎武也氏が、「ちょうど良い礼儀」を身につける45の心得を紹介する。なぜか好かれる人に共通する、足りても過ぎてもいけない、ちょうど良い礼儀とは?
人と対面します。
どんなとき、この人感じがいいなと思いますか?
本書は、茶道の裏千家で身につけた心とコンサルタントとしての視座を合わせて、足りず過ぎず、ちょうど良い礼儀を身につける45の心得を解説する一冊。
失礼や無礼な人と対すると、不快な気持ちになります。
かと言って、礼儀を押しつけられても、不快な気持ちになります。
「礼儀」というのは、なかなかに難しい。
それでいて、明確に教わるわけでもありません。
大切なのに学ぶ機会のない「礼儀」を、ビジネス書としてまとめた珍しい本です。
わかりやすい解説を通して、”適切な礼儀”が学べるように、あなたを導いていきます。
仕事はもちろん人生そのものにおいて、人から好かれることはとても大事です。
その強力な武器となるのが、この本で学べる「礼儀」です。
身につける方法は、この本に書かれています。
ですが、実際に身につけられるかは、あなた次第です。
あなたは、接する人に礼儀を求めていますか?
相手は、あなたに”適切な礼儀”を求めています。
◆適切な礼儀が、良い空気をつくる!
話し相手以外はシャットアウトするべきだ。
これは、すべての人間関係において必要だ。
仕事の場ではもちろん、気楽な集まりでも同じだ。
その時、相対している相手以外は無視するべきだ。
流れを妨げる音や動きなどは一切排除するべきだ。
私語は失礼の極みだし、脇見もダメだ。
居眠りなど言語道断だ。
人が話をしている時は、熱心に耳を傾けるというのが礼儀正しい身の処し方だ。
何かを依頼されたとき、可能性がほとんどないなら直ちに断るべきだ。
相手に期待を抱かせてはいけない。
期待が実現されなかった時、悪いのは、期待を抱いたほうではなく、抱かせたほうだ。
ビジネス社会において、いい別れ方を心がけるべきだ。
人と会う時は、会う時間は決めるが、何時までと言うことはない。
ただ、仕事の場では、何時から何時までと明確に決めておくべきだ。
時間内に話が終わるように、皆が協力する必要があるのだ。
食事に招待された時は、相手より先にその場に行ってはいけない。
どの席に誰が座るかを決めるのは、招待する人に決める権利と義務があるからだ。
相手が待っていた時は、時間どおりに着いても「お待たせしました」と言うべきだ。
たとえ、少しの間でも、相手が「待っていたという事実」は疑いがない。
その好意に感謝の気持ちを表明するべきだ。
礼儀の形式は大筋同じだが、細部の表現は人によって異なる。
画一的に考えて、押しつけてはいけない。
人のマナーをその場で批判するのは、マナー違反だ。
人に聞きたいことは、人から聞かれたいことだ。
相手の質問に答えるだけで話を終わるのは中途半端だ。
質問されたら、相手にも同じ質問を投げ返すべきだ。
どんな目的の会食でも、乾杯は参加者が揃ったところですべきだ。
その時、グラスを合わせて音を立てるのはマナー違反だ。
グラスは目の前に捧げて片手で持つ。
グラスでなく、目と目を合わせるのだ。
人は一人で生きることはできない。
直接、間接に恩恵を被りながら、日々の生活を送っている。
それは人からだけではない。
たとえば、様々な道具を使って、便利な日々を送っている。
部下が上司に聞いたり頼んだりしようと、話しかけることがある。
それに対し「今忙しいから」と答える上司が多いが、上司の役目は部下が働きやすいようにすることだ。
その場で時間を割くべきだ。
ネット時代こそ「話せばわかる」が大切だ。
人間同士が会えば、犬猿の仲でも、相互に歩み寄る。
その力は、人と人の質量の積に比例し、その距離の二乗に反比例する。
相手が無礼だからと、自分も相手に無礼な振る舞いをしたら、結局、「同じ穴のむじな」だ。
自分の格を守りたいなら、高い所にある自分の土俵に踏み止まり続けるべきだ。
下手に粋がったり、正義漢ぶったりして身を危険にさらすことは、思慮分別のある人間のすべきことではない。
礼儀の世界は、控え目の支配するところだということを忘れてはならないのだ。
【1069-1】相対する相手に集中する
【1069-2】別れ際をきちんとする
【1069-3】実際に会うことを大切にする
自分が相対する人を、大切にしよう!
【書籍名】なぜか好かれる人の「ちょうど良い礼儀」
【著者名】山崎武也
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2017/9/22
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】明日の人間関係を良くしたいときに
【キーワード】人間関係、信用残高、引き寄せ
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 「礼儀」は気持ちの伝え方に表れる
第2章 「礼儀正しい人」はさりげない振る舞いから違う
第3章 足りなくもない、すぎてもいない「ちょうど良い礼儀」
第4章 場面ごとに「最適な礼儀」
第5章 礼儀は毎日の「ちょっとした心がけ」で身につく
この本で、あなたは変わる!
山崎武也さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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2017年 10月 18日
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