【書評：1942冊目】3分読むだけでグッスリ眠れる本（弥永英晃）

2022-12-1
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★★★☆☆, メンタル, 健康法, 健康的な人生を送りたいときに, 弥永英晃, 睡眠, 秀和システム
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米山智裕

【体に「寝るよ」とサインを送ろう！】
カウンセリング学博士・弥永英晃氏が、『3分読むだけでグッスリ眠れる本』と題して、眠くなる仕組みを解説しながら、1話3分で、読めば自然と眠くなる11の物語を収録する一冊。

■書籍の紹介文

眠る前。
いつもどんな行動をしていますか？

本書は、科学的に裏づけされた催眠療法の技法を解説しながら、1話3分で読める、読めば自然と眠くなる11の物語を収録する一冊。

人は急には眠れない。
健康的な眠りのためには、体に「これから眠りに入るよ」というサインを送る必要がある。

この本を読むと、この”眠る準備”の大切さに気づかされます。
眠る準備がきちんとできるようになると、不眠など睡眠の問題を緩和できる可能性が高まるのです。

考えてみれば、わたし達は眠る直前まで活動しています。
布団に入ってからもスマホを操作したりして、目を閉じる直前まで脳はフル稼働状態です。

例えるなら、ジョギングをした直後に、「はい、寝てください」とやっているようなものです。
これでは、眠れないのも当然ですよね。

まずはこのことを自覚し、”眠る準備”の必要性に気づきましょう。
あなたが抱える睡眠の悩みを解消する一歩は、そこからはじまります。

そのうえで、眠くなる仕組みや催眠療法の有用性など、理解すべき知識を学びましょう。
効果をきちんと得るためには必要な知識があるからです。

知識の”準備”ができたら、あとは実際の”準備行動”を実践するだけです。
睡眠の質や起床の質が、少しずつ変わっていくのを実感できるでしょう。

睡眠の質は、人生の質に直結します。
薬やお酒に頼る前に、本書を試してみてください。

（※）要約は、第一部の「知識」部分だけ行っています。

◆本に癒される。

3分読むだけでグッスリ眠れる本
弥永英晃秀和システム 2022-11-15
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■【要約】15個の抜粋ポイント

私たちが「意識できる意識」は、全体の10％しかないのです。
ですから、10％の意識の力を使って、一生懸命に眠るように努力するのと、心のほとんどを占める90％の潜在意識を使って眠るのと、どちらが効率よく、合理的かというと、潜在意識にアプローチして眠ることです。

「潜在意識は、現実と想像（イメージ）を区別できない」という特性を持っています。

暗示とは、潜在意識に入り込み、行動や思考、習慣を変えていくポジティブな言葉です。

潜在意識が「暗示を受け入れやすい」のは夜

夜寝る前にこの物語を読むことで、そのままダイレクトに潜在意識に眠くなる暗示が入り込み、眠くなってしまうというわけです。

催眠療法は、海外の一流大学や有名な研究者が、実際に使っています。
しかも、催眠療法は眠りだけでなく、多くの現代病の疾患にも効果を出しているのです。

●眠くなるプロセス
①本を読む
②潜在意識に働きかける
③催眠状態になる
④眠くなったら本を置いてベッドや布団で就寝
⑤そのまま催眠状態から睡眠に移行
⑥睡眠中のホルモン分泌で体が回復・健康になる
⑦催眠から覚醒する
⑧疲れが消えていて、元気に一日を過ごせる