【書評:1928冊目】ビジネス英語の鬼100則(上田怜奈)

【表現ひとつで、あなたへの評価は変わる!】
米国公認会計士・上田怜奈氏が、『ビジネス英語の鬼100則』と題して、英語環境でも臆せずパフォーマンスを発揮できる、ビジネスに直結する英語力の磨き方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

仕事で英語を使う機会。
変化を感じることはありますか?

 

本書は、英語環境でも臆せずにパフォーマンスを発揮できることを目的に、ネイティブ音源やテンプレートを添えながら、ビジネスに直結する英語力の磨き方を指南する一冊。

 

「会話のための英語」では物足らず、「本格的な英語」にはまだ腰が引ける。
そのような人にピッタリだと感じる良書です。

 

著者は、米国公認会計士。
その「専門性」と「英語学習」の組み合わせが、見事に調和しているように感じます。

 

なぜなら、「数字」とその「根拠」をきちんと説明できること。
これは、日本語、英語に関わらず、とても重要なビジネススキルだからです。

 

ここを自然に行なえている人ほど、”デキる人”としての評価を得ます。
だからこそ、言語に関わらず、そのパフォーマンスを発揮できるようにしておくことは大切です。

 

では、英語でパフォーマンスを発揮する場合、どう鍛えていけばいいのか。
480ページのボリュームで、真正面から応えてくれるのが本書です。

 

自己紹介・プレゼン・会計英語・・・・。
ビジネスシーンに即した実践的な章分けで、あなたの”本気”を満たしてくれる構成になっています。

 

実際のビジネス文章を例にしながらの解説は、集中力を自然と発揮させてくれます。
さらに、ところどころに出てくる、アイスブレイク的トピックがよいアクセントになっており、集中力を維持してくれる点も秀逸です。

 

すぐに使えるテンプレート的表現から、くり返すうちに身につく英語特有のフレーズや型まで。
読み手の学習”緊急度”にも配慮した構成になっているので、何度も何度も使い込めるように作られています。

 

英語だとパフォーマンスが落ちる。
そう言われないためにも、挑戦していきましょう。

 

◆これは良書!

ビジネス英語の鬼100則
上田怜奈 明日香出版社 2022-10-17
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■【要約】15個の抜粋ポイント

ビジネスで欧米人に会うときに、第一印象をよくしたいならば、下記に注意するとよいでしょう。
・笑顔
・アイコンタクト
・姿勢

 

私も日本で話すときはそうなのですが、日本語話者によくある、うんうん、と頷きながら聞く癖は、英語圏の人から見ると幼稚な印象を受けるそうです。
(略)
そういうときは、首を動かさずに相手の目を静かに見つめて、言葉でのみ反応して聞くようにしてみてください。

 

基本のコミュニケーションのベースがオンラインの場合は、意識的に、仕事の話の前に少し雑談できるよう、相手の様子や気持ちを確認する言葉を入れていくといいでしょう。
◎ How have you been? 「最近どうしていますか?」
◎ How were your holidays? 「(長めの)休みはどうでしたか?」
◎ How was your weekend/vacation? 「週末/休暇はどうでしたか?」
◎ What are your plans for the holidays? 「(長めの)休みの予定は何ですか?」

 

久しぶりの方にEメールを出すとき、「お世話になっております。」のような感覚で使える表現を見ましょう。
◎ I hope you are doing well.
「元気でお過ごしのことと思います。」

 

問題の原因について説明するときは、以下の表現を使うことができます。
◎ The reason for this was 〜 「(これが生じた)理由は〜です」
◎ The reason this occurred was that 〜 「これは〜に起因しています」
◎ This was due to 〜 「これは〜に起因しています」
◎ This happened because 〜 「〜により、このような事態が生じました」

 

返信がほしいことを伝えるには、下記のような表現があります。
◎ I’m looking forward to your reply. 「お返事お待ちしています。」
◎ I’m looking forward to hearing from you. 「ご連絡お待ちしています。」

 

プレゼンやセミナーなど、皆の前で話す際に「私は〜です」と名前を伝えるときは、下記の表現いずれも使うことができます。
フォーマル度が上がる
↑ I am 〜
↑ My name is 〜
↑ I’m 〜

 

会議の目的を伝えるときは下記のような表現を使うことができます。
◎ Today, we would like to discuss 〜
「今日は〜について議論したいと思います。」
◎ We are eager to make a decision regarding 〜
「〜について決めたいと思います。」

 

雑談を終えて実際の交渉に入る前に、自分の英語力による制限や、そのためにどうしたいのかを伝えておくのも1つの手です。
◎ Would you mind speaking a bit more slowly?
「もう少しゆっくり話していただけませんか?」
◎ Sorry, but my English is not so great. Would you mind speaking a bit more slowly?
「すみません、私の英語力はそう高くありません。もう少しゆっくり話していただけますか。」
◎ I might need to interrupt you to clarify some things.
「理解のため、中断して明確化させてもらう場合があるかもしれません。」
◎ I apologize in advance, but I might need to interrupt you to clarify some things. I hope that’s OK.
「前もって謝っておきたいのですが、理解のために、中断して明確化することがあるかと思います。」

 

用語の定義を行うときによく使う言葉です。
◎ mean 「〜を意味する」
◎ refer to 〜 「〜を指す」

 

「売上高がいくら増えた」「前年同期比で何%増えた」と表現できれば、具体的なイメージを相手に伝えることができます。
<理由を表すための前置詞>
◎ due to 〜 「〜によって」
◎ thanks to 〜 「〜のおかげで」
◎ related to 〜 「〜に関連し」
<理由を表すための接続詞>
◎ as a result 「その結果」
◎ as S + V 〜 「〜なので」
◎ because S + V 〜 「〜なので」

 

英語圏で部下を叱る場合、ただ頭ごなしに感情に任せて怒鳴りつけるというのではなく、冷静に不満な点を伝え、理由と、今後どうすればよいかを会社の方針や評価基準に合わせて探っていくというのが一般的です。
<問題について、部下の考えを聞くフレーズ>
◎ Do you have any thoughts about what might be the problem?
「何が問題なのか、何か考えはありますか?」
◎ What do you think might be the issue?
「何が問題になっていると思いますか?」
<問題が起きてしまった理由について聞くフレーズ>
◎ Is there something preventing you from 〜?
「何か障害(になっていること)があるのでしょうか?」
◎ Do you know why this might have happened?
「なぜこのようなことが起きたのかわかりますか?」

 

部下を励ましながら事実を伝えるフレーズをご紹介します。
◎ get promotion 「昇進する」
◎ we aren’t able to promote you at this time
「今回はあなたを昇進させることができません」
◎ that was an improvement compared to 〜
「〜に比べ改善が見られました」
◎ if you 〜, you are more likely to get promoted 〜
「〜をすれば、〜に昇進する可能性が高くなります」

 

意見を言うときに、他の人の考えを尊重しながら、「あくまで自分の意見としては」と前置きするとマイルドになります。
◎ In my opinion, 「私の意見では」
◎ I think 〜 「私は〜だと思います」
◎ I personally would 〜 「私は個人的には〜します」
◎ to me, 〜 would be the better choice
「私にとっては、〜方がよい選択肢のように思えます」
◎ in terms of 〜 「〜に関しては、」
◎ Definitely 〜 「断然(絶対)〜です」
◎ I cannot think of any better 〜 than 〜
「〜よりよい〜は考えられません」

 

Linkedlnなどの転職者がよく利用するソーシャルメディアにプロフィールを登録しておきましょう。
(略)
自分のキャリアの長所やポイントを短くインパクトのある形でまとめるとよいでしょう。
◎ experienced 〜 「経験豊富な(職名)」
◎ skilled in 〜 「〜のスキルを持つ」
これらは比較的、汎用性の高い表現といえるでしょう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1928-1】英語を学習する仲間をつくる

【1928-2】英語で履歴書を書いてみる

【1928-3】Linkedlnなどのソーシャルメディアに登録する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】ビジネス英語の鬼100則
【著者名】上田怜奈著者情報
出版社明日香出版社
【出版日】2022/10/17
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の語学力を磨きたいときに
キーワードグローバル英語勉強法
【頁 数】480ページ
【目 次】
第1章 信頼を勝ち取る自己紹介
第2章 反応がもらえるライティング
第3章 心と記憶に残るプレゼン
第4章 納得感のある価格・条件交渉
第5章 商談で外せない契約書の確認
第6章 ビジネスパーソン必須の会計英語
第7章 やる気を引き出す部下の褒め方叱り方
第8章 スムーズなチームワーク
第9章 キャリアアップとソーシャルメディア
第10章 ビジネスプランの描き方

 

この本で、あなたは変わる!

ビジネス英語の鬼100則
上田怜奈 明日香出版社 2022-10-17
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上田怜奈さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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